ビートルジュース観てきました
お久しぶりです。たまみです。
観劇の間が空いたのと星組「1789」を大劇場で感想書いたためしばらく投稿が空いてしまいました。
この後は雪組全ツ&東上、花組と観劇予定があるのであげられると思います!
また読んでいただけると嬉しいです☺️
↓星組感想はこちら
今回は新橋演舞場にて公演が行われていた「ビートルジュース」を観劇したのでその感想を書いていきます。
毎度のことながら時差投稿につき東京公演が終了してしまいました。💦
許してください。
今回ちょっと内容薄くなりそうです。
主演がすごい
「ビートルジュース」主演はSixTONESのジェシーさん。
持ち前の長身と派手なカツラとメイクで存在感抜群でした。
コメディ作品なのですが、ジェシーオリジナルのギャグやボケがたくさんあってとても面白かったです!
アイーンやトゥース、ビートたけし、ドナルドダックのモノマネなどなど
モノマネとは別に他の人のダンスのマネやオリジナルのダンスを次々としていてずっと面白かったです。笑
また現実での話も混ぜたアドリブも多くありました。
次々とアドリブで話したり踊ったりできることに感心しつつ、才能だなと思いました。
詰まったりせず、ポンポンアドリブが出てきて瞬時にできるのは才能ありすぎる。
またみんなと同じ振り付けのダンスの時も、踊り方に個性がでていて、よりダイナミックなダンスに見えてよかったです。
そして何よりすごかったのは声!!
とにかく色んな声が出る!
普段の歌い方とは別にThe ミュージカルというような野太い歌声まででて、歌が本当にうまくて圧倒されました。
ジェシーはインタビューにて「ミュージカルはもう…」的なことを言ってましたが、これは是非ともまたミュージカル出てほしいと思いました。
ビートルジュースがハマリ役だったところもありますがね。
ジェシーの笑いに打ち勝つ出演者
すごいのはジェシーだけではありません。
そのジェシーの面白に耐えながら芝居する出演者のみなさんもすごい。
まずはアダム役の勝地涼さんとバーバラ役の愛加あゆさん。
とても息のあった夫婦の2人。
思ったよりポンコツ役でした。笑
アメリカのコメディに出てくる夫婦そのもの。
勝地さんはミュージカル初出演だったそうです。
他の出演者の方と比べると歌は弱いと感じました。
ジェシーの即興ダンスの被害によくあっていましたが、さすが役者
全然笑っていませんでした。笑
それを見て私は笑ってました。
あゆっち、ジェシーとの掛け合いもよく、無茶ぶりにも応えていました。
特に面白かったのは、
ジェシー「2人主演のターミネーターです」
と振られて突如始まるターミネーター
そこからまさかの
勝地「はいてますよ (明るい●村) 」
笑いながらも
愛加「それは…だめ (冷静) 」
とつっこむあゆっち。
これが特に面白かったです。
バーバラあゆっちはピンクメイクが似合っていてかわいかったです。
驚かす声を出す練習でいきなりすごい声が出たり、シーツを噛んで穴をあけるところも豪快でやや狂気じみていてよかったです。
ゲラなあゆっちですがジェシーの即興ダンスを表情ひとつ変えずにいてこちらもさすがだなと思いました。
ちゃんと見えてなかったようですね^^。
歌はパワフルな歌声と綺麗な裏声両方を活かして勝地さんとのデュエットをよく支えていました。
個人的にしゃがんだときにワンピースの裾をササっと整えているところが好きでした。
𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄
次はリディア役の清水美依紗さん。
背が低くて可愛いみいしゃさん。
ジェシーと並ぶと頭1つ分違い、親子に見えました。
しかし小柄な身体からは考えられないくらいの力強い歌声に圧倒されました。
みいしゃさんのことを知らずに私は行ったので本当に驚きました!
後半の怒涛のようにソロ曲がありましたがどれも質も量も強くて良かったです。
亡くした母親を求めそのためなら何でもするという娘の役。
セリフや歌からその思いの強さが出ていました。
またビートルジュースと一緒に驚かしてみんなをこの屋敷から追い出した時のしてやったりな悪い笑顔が可愛かったです。
タイミングが合えば今後の出演作も見てみたくなりました。
𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄
次はチャールズ役の吉野圭吾さんとデリア役の瀬奈じゅんさん。
パパとママかと思ったらパパとライフコーチ。
チャールズはよくいるパパというような感じ。
不都合なことに目を背けて生きているような。
そして最終的には向き合うやつ。あるあるですね。 (←おい!笑)
デリアは癖強い役。
瀬奈さん自身も言っていましたが(アドリブなのかな?)、💩とか普通に言っていて笑いました。
瀬奈「これでも清く正しく美しい世界にいたのよ!」
はい。そのイメージだったのでビックリしました。
瀬奈「慣れって怖いね」
また、母親を亡くした後
チャールズ→前向きに進もう
リディア→母親を忘れられない、進むなんて無理
という振る舞いの違いで親子の乖離が起き今回の騒ぎが起きました。
娘の立場からすると平然としている父親が信じられないという風に感じますが、父親の立場からすると悲しいけれど自分がクヨクヨしては父親は務まらないと思ったから前向きに前向きに振舞っていたのだと思いました。
本当は娘のように感情を吐き出したかったでしょう。
話に出すと思い出して辛くなるから話さないだけで辛かったんだろうなと思いました。
(急な真面目)
𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄
最後におひとり。
インパクト大な可知寛子さん。
メイクも歌もすごい。
バケモノみたいなメイクが凄すぎます。
それでいて他の役もしていて、塗ったり着替えたり大変そうです。
X(Twitter)に今回の登場順がお写真付きで載っているのでぜひ見てみてください。
気になった演出と装置
演出の中でいくつか気になったものを。
まず火の演出。
手から火がポンポンとでてくる演出(花火に近いもの)があったのですがあれは電気なのでしょうか?
普通に火に見えました。
どうやってるんだろうと思いつつも、床にいくつか落ちてそのまま拾われることもなく舞台装置の下敷きになっていたことに大丈夫なのかな?と1人ヒヤヒヤしていました。
現在の技術の進歩はすごいですね。
もう1つは体が浮く演出!
こちらもびっくりしました。
エレベーターのように体がスライドしたんです。
手も広げていて腰回りも何もつけていなかったのでどうやってるんだろうと思いました。
スライド式の棒か何かがあるのかな🤔
今回はミュージカル「ビートルジュース」の感想を書いてきました。
この歌のここがいいとか細かく書けたらよかったのですが、面白さで何も憶えていませんでした。
それくらい面白い作品です。
これからの愛知・大阪公演無事に最後まで続くことを願っています。
たまみ