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対談ブログ前編

【前妻が鬱で子供を置いて自殺SOSはたくさん出てた】



の後編にいきます。
今回は残された子供達やそして家族、そして今回話をした現奥さんの気持ちなどはなしました。

本当の対談は私めちゃくちゃ泣いてます。

是非ご本人との対談きいていただければとおもいます!!




それでは後編となりますどうぞ


 

バブリーたまみ(以下B)

昨日に対談引き続きありがとう。

今振り返るとたくさんのSOSを出してたけどそれに気付けなかった...

あと鬱への世間の知識もそう。

なんか性格が弱いからだとか甘えだとかそんなことじゃない。人の命を奪ってしまう病気だから。

孤独っていうのが一番の原因でそれも物理的な孤独じゃなくて精神的な孤独

本当に苦しかっただろうなとおもいます。





S:それが本当に一人で居てることよりも辛いですよね。




B:取り返しのつかなくなる前に、怒ってる裏で私今悲しんでる、何に悲しんでるんだろう、本当は私どうしたいんだっけって自分の中に問いてみることすごく大事だと思います。






S:でも多分それを一人で気づいてするのって難しくて。たまちゃんの投稿ってそれに気づかせてくれるんですよね。

自分がそういう状態だってこと客観視できなくて分からなかったけど、投稿を見て自分はこういう状況なんだって気付けると思うんですよ。それってすごく大事。




B:私はそこに至るまでに自分の心に気付くこと。子育ってって誰が一番大事?ってなったときに子供じゃないまずは自分だよってことをずっと伝えているんだけど。

ちなみに、残されたお子さんが3人居るわけでしょ...しかも現場も見てしまって...

当時6年生と2年生でさ、その子たちの話を聞いてみていいかな...




S:はい。私もどこまで聞いていいのかって直接聞けないから旦那から聞いた子供たちの様子だったら話せるんですけど。

旦那から聞いたのは 

ずっと何か月も隠れても泣いていたと。

旦那も子供たちとずっと泣いて。2ヵ月は学校に行けなかったらしいです。現場が自宅だったから家にも居られなった。子どもたちは従妹の家に居て自宅には怖くて帰りたがらなかったみたいです...




B:残された日記が見つかったってDMで書かれていたけど...そのことも教えてもらっていいですか?...



S:長男の机を片付けてたら【思い出】とかいてあったノートが見つかったんです。

中を見たら当時のお母さんとのことが書いてあって。

最初に『あんなことがなければこういうことにはならなかった。あの日あんなことをしなければ僕はこんな気持ちにはならなかった』みたいなことが書いてあって。私はその時点で苦しくて...




B:自分を責めてるのかな?...


 


S:学校に行きたくない友達にも会いたくない、でも修学旅行には行った。先生も友達も優しかったいつか恩返しがしたいっていうような内容が書いてあって。何日か続くんですね。そして最後のページに

『お母さんへ』ってあったんですよ。

 

『お母さん何してますか?天国で元気にしてますか?僕はなんとか元気にしてます。でも、お母さんがまだ僕の周りに居ることはなんとなく分かってます。ずっと見守ってくれてるんですね。僕もいつかそっちに行きますもう少し先だけどそれまで元気に待っててください』



って書いてあったんですよ。



それを書いて上の子は吹っ切ったわけじゃないけど、その日以降何も書いてないんですね...


多分そのお母さんへの手紙を書いてこれからは頑張ろうって決めたと思うんです...聞けないから聞いてないけど、多分自分の中での整理がついたのがそこなのかなって思って。お母さんのためにも僕は頑張ろうって思えたのがその日なのかなって思って。



B:...すごいね...子供って...

(この時もう放送では私は泣きじゃくってました)





S:私は現旦那と結婚するときにその子供たちに私も(君たちの)お母さんのこと大事にするから気を遣わないでって話したんです。


再婚したら私の前ではお母さんの話しちゃいけないって気を遣ったりするかなって思って子供なりに。だからその必要はないよって。私の前でお母さんの思い出話をしても全然いいし、話してねって言ってるから今では何かのきっかけでお母さんの話が出れば話してくれるんですけど。今は泣いたりとかはないですけど、一昨年くらいだったかな?結婚した時くらいに長男がやっぱり今でも泣くときあるよって言ったときがありました。消えることはないんですよね




B:うんうんそうですよね。

今日Sちゃんに伝えたいなって思ったことがあって。


Sちゃんも凄いと思うんだよね。子どもたちに前の奥さんのことを気にしないでって言えるのもすごいと思うし。




S:再婚するときにすごく考えたんですよ。いいのかなって。子どもたちをすごく傷つけるんじゃないかとか。私が元奥さんに嫉妬することもあったんですよ。前の結婚生活に対して。どれだけ嫉妬しても亡くなった人だし、それも含めての結婚だなって思って。奥さんも含めての家族。そうしないと子どもたちがかわいそう、かわいそうって言ったらあれなんだけど。



B:一番傷ついてるのは子供たちだから、奥さんに対して悪口言ったりとかはないと思うけどそこもひっくるめて受け止めて愛してるSちゃんがすごいと思います...




S:ただ、元奥さんに関しては今でもごめんなさいじゃないけど、向こうは何て思ってるのかなって。自分が亡くなった後に再婚して私が来て。それって嬉しいことではないよなって思うからこそ子供を大事にしようって思うっていうか、多分すごい後悔があると思うんですよ、未練じゃないけど、やっぱり子供の成長は母親だから見たいし、絶対に死にたいって思って死んだわけじゃないし。





B私は当事者じゃないし元奥さんじゃないけど、DMしてくれて鬱ってことに対する認知がもっと広がってほしいって経験談を語っくれたじゃないですか。


そうやって行動に移してくれて、今の子供たち3人を過去もひっくるめて受け止めて愛して上げれて、元奥さんはきっとSちゃんで良かったってきっと思ってくれてると私は思うよ...





S最初子どもたちは反対してたんですよ、お付き合いしてる人が居て結婚したいと思うって言ったときは泣いたらしいです。2年時間をかけてお互いの子供たちの気持ちをすり合わせて家族として生活できる基盤を作って。旦那も私のこどもたちのことを自分の子として




B:そっか、Sちゃんも再婚で3人のお子さんが居て6人男の子を育ててるんだよね!



S:そうなんです。全員男の子なんです!(笑)



B:私は、何も分かってない奴がいうのもあれだけど、私はSちゃんで良かったと思う。3人の子供たちも。私はね、私はそう思う。





S:最後結婚するときはSちゃんならいい、Sちゃんがいいって子どもたちは言ってくれて、もうそれがあって結婚できたけど、子どもたちすごく優しい。そういう悲しい思いをしたからか、すごくいい子に育ってて。本当にいい子に育ってて。




B:Sちゃん今幸せですか?



S:幸せです!!!




B:最高です!!!!!





S:私も離婚した時、妊娠中に旦那が失踪して。本当に鬱状態じゃないけど、お腹に赤ちゃん居なかったら(私は)居なかったなっていう状況だったんで。なんか生きてればいいことるよって。本当にそのときはこうやって笑えるなんて思えなかったんですよ、毎日泣いてて。


心から笑うことなんてないしなくていいって思ってたんですけど、旦那と出会って今は子供たち6人居て大変なこともたくさんあるけど

やっぱり今幸せって思うから、過去の自分にあんたまだ幸せになれるよって言って楽にしてあげたいって。


だから今本当に辛い人、全然大丈夫って当事者からしたら思えないけど、生きてれば絶対にいいことがあるって心から思うんですよね。





B:最後に今現在鬱と戦っている、育児ノイローゼの方や今苦しんでいるリスナーさんに伝えたいことってありますか?




S:自分が産んだ長男が今中2なんですけど、これは虐待になるんじゃないかって自分を責めるようなことがあったり、離婚した時も死んだ方がましだって思ったこともいっぱいあったんですけど、子どもにとったらお母さんで絶対的な存在で。やっぱりお母さんなんですよね。だから、もし自分が辛いって病気かもしれないって全然恥ずかしいことでもないし甘えでもないし弱いことでもないから、気付けただけですごいし病院に行くことも恥ずかしいことじゃないから、本当に自分を自分で守ってほしくて。それでも限界があるから、男性は鈍感で言葉で言わなきゃ分からないってことがあるのでなるべく分かっってほしいってことは伝え続けて、それでも向き合ってくれない人だったら私は一緒に居る意味ないと思うんですよ。だから、二人で居て辛いんだったら一人の方がいい。離婚を進めてるわけじゃないけど。まずは自分を大事に。たまちゃんがいつも言ってるように。自分を大事にするって難しいけど一番大事。子どもって笑ってるママがいい。どんなにだらしなくてもいい加減でもママが笑ってればいい。




B:本当にそうだよね。すこしでも笑顔で居られるために自分はどうしていくかってことだよね。



S:鬱っていう病気を軽くみないでほしいです。自分が分からないうちに自分を殺しちゃうっていうか本当に怖いことだからこれぐらいだから大丈夫じゃなくてこれぐらいのうちに病院へ行ったり、大事になる前に。





B:旦那さん以外でもいいと思ってる、周りを巻き込んでやってかないと子育て。本当に心の孤独でやってるとマジで死にたくなるしこういう事件が起きちゃうと思うから。



S:私も人に甘えるってことを離婚してから知ったんですよ。頼らないと生きてこれなかったからお願いもできるし、みんながみんなで子育てしていこうでいいんですよね。




B:ここに連絡してみようとかここに吐き出そうとか何でもいいんだけどちょっと自分の素で居られるばしょが多ければ多いほど、一番はパートナーが寄り添ってくれるのが一番なんだけど。それには伝え方とか男性と女性の違いとかいろいろある。




S:近いからこそ難しい。



B:本当に貴重なお話をありがとうございました。今Sちゃんが幸せって言ってくれてすごく嬉しいです。子どもたちの将来も楽しみだね。


それぞれがそれぞれで幸せになっていってほしいなって。今回鬱の怖さとか、自分が身をもって経験したことをさ、長文でDMしてくれてありがとうございます。きっとこれで私今やばいかもって気付いて行動してくれるママが居たら嬉しいね。一人でも多く。それが当たり前になっていったらいいなって思います。




S:一人だと思っても本当は一人じゃない。誰かは居るから。全然知らない他人でもいい。



B:本当にそうだね!Sさん!ありがとうございました。



S:ありがとうございました!




最後まで読んでいただきありがとうございました。少しでも多くのかたに鬱の怖さ

そしてそれが誰にでも起こりうること、自分との向き合い方

1人だけで全て我慢し続けないくるしまないこと



私は発信することしかできないけど、コメント欄でもいいから

たくさん吐き出したり辛いときは辛いって書いていいからね!



私のブログが私の発信がそして私の歌がそんなママに届きますように。




最後の最後に

この歌は鬱や産後鬱、マタニティブルー、育児ノイローゼで苦しむママにかいた歌です。

デトックスしてね!泣けてる時はちょっと頑張りすぎてるかも