仙台に行ってきました。(予算委員会地方公聴会) | たまき雄一郎ブログ

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本日は、衆議院予算委員会の地方公聴会で仙台に来ました。


地元の経済界や水産業界などの皆様から意見を伺い、私が、民主党を代表して何点か質問させていただきました。やはり現場のお話を伺うことは参考になります。これからの予算審議や復興の加速化に生かしていきたいと思います。質疑の概要は以下のとおりです。



意見陳述人(敬称略)
○菊地伸悦(宮城県漁業協同組合 経営管理委員会会長)
○須能邦雄(石巻魚市場株式会社代表取締役社長)
○大山健太郎(アイリスオーヤマ株式会社代表取締役社長)
○針生承一(建築家)




<質疑概要>


問)復興バブルとも言われているが、地元の景況感はどうか。
・仙台市はいいが、他の地域はそうでもない。県内でも差が出ている。
・一部の企業はいいかもしれないが、少なくとも漁業者にはその実感がない。


問)大型公共事業が被災地の復興の妨げになるのではとの指摘があるがどうか。
・そうした危惧を有している。
・技術者の取り合いになるのではないか。また、県外から来ているダンプカーが一斉に地元に戻ると支障が生じる。


問)円安で原油価格が上昇しているが、漁業者としてどう考えているか。
・10円円安になると、A重油は7円/ℓ上がる。燃油対策の妙案がないが、急速に円安が進んでおり、とにかく何らかの対策を行ってもらいたい。


問)水産関連予算の使い勝手について
・グループ補助金の対象に水産業を入れてくれたことは助かっている。
・水産業は、漁業に加え、加工、流通、販売も含めた概念。水産庁と経産省との連携を強化したり復興庁の機能強化をし、総合調整機能を高めてもらいたい。


問)漁業特区について
・関係者の意見を聞きながら、丁寧に進めてもらいたい。


以上