民主党の党大会があったので上京してきました。
たくさんの人が集まっていました。
会場は経費節減のため、東京ではなく横浜。
久しぶりに横浜を訪れましたが、美しい港町です。
高松も、こうした港町を目指すべきではないかと常々思っています。
さて、大会では、ガソリンの値下げを大々的にアピールしていましたが、いくつか気づいた点があったので、あえて、書きたいと思います。
まず、今回の暫定税率の廃止の問題についてもそうですが、正直、もう少し、詰めた議論を必要だと感じました。
国民の具体的なニーズをとらえて政策テーマを設定するセンスはいいと思いますし、実現も可能だと思いますが、他の政策との整合性などについて、じっくりと詰めて議論し、それを分かりやすく説明することが必要だと思います。そうすれば、もっと支持を得られると思います。
その意味で、マニフェストを反映した予算案を常に提示することが大事だと思います。新規の政策を発表するときには、予算案の修正を同時に発表すべきだと思います。
私は、政権を取るとは、予算を編成する権限を手に入れることだと思っています。
だからこそ、ネクストキャビネットならぬ、ネクスト予算が常に必要だと思います。
予算のことを考えていれば、整合性のない政策を出すことができなくなるからです。
霞ヶ関に任せればいいという人もいますが、それでは官僚主導の現在と何も変わりません。
簡単なフレームでいいので、予算案を自分たちで作ってみるという努力が必要だと思います。
他方、もう一つ気づいた点として、現職、候補者を含め、民主党の若手には、やはり優秀な人が多いなということです。
こうした人たちと、政権をとった後の具体的統治機構のあり方、予算や財政の中期展望などについて、じっくり議論して国民に示していけば、必ず納得してもらえると思います。
もちろん野党としての限界はありますが、大事なことは、政権をとったときにどうするかという頭の体操、シュミレーションをどれだけやっておけるかだと思います。
参議院で第一党になったのですから、汗が出るほど頭の体操をすればいいと思います。
そして、一番大切なことは、この「政権」というものは、選挙で勝つことによってしか手に入らないということです。
思い描くビジョンを実現するためにも、必死の戦いが必要だということです。
全国の候補者仲間と会話を交わして、一層、モチベーションがあがりました。
がんばっていきたいと思います。
党大会が終わってすぐ地元に戻り、ポスター貼りを行いました。
明日は、朝から街頭演説です。
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