「ザ・クリエイター/創造者」(2023)
ジョン・デビッド・ワシントン マデリン・ユナ・ボイルズ
AIにロサンゼルスで核爆発を起こされて以降、アメリカはAI撲滅を目指し、逆にAIと共存するニューアジアと敵対関係にあった。
ある夜、ニューアジアの島で妊娠中の妻・マヤと暮らす元アメリカ特殊部隊のジョシュアは、空からAI研究所をサーチし攻撃する「ノマド」に発見されたことを知る。
アメリカもニューアジアも、なんで戦ってるかというと、戦争を終わらせたいから、という言葉にうなずく。
ほとんどの人は戦争なんてしたくない、平和に暮らしたいのは同じ願いなのに、そのやり方と言えば相手を消し去ることしかないって、そんなのはただの思い込みだ。
「ノマド」攻略のための最終兵器AIが子どもの姿をしているのは、「愛」での解決を望んでいるからではないかな?
どんな人間だって、かつては子どもだった。
子どもは1人では生きていけない、守られるしかない存在なんだから
誰だって、誰かの庇護を受けて生きてきたことを、そのおかげで今ここにいることを、思い出してほしいんじゃないかな?
亡くなった人の脳をスキャンしてAIに読み込ませる技術、現実化したら怖いけど、すごい発想だなあ。(時間制限ありってところがリアル)
音楽とメカとAI、かっこいい。