「SAND LAND」(2023)

(声)田村 睦心  山路 和弘

 

 

水不足のため国王が高値で水を売りつける国・サンドランドで、保安官のラオは悪魔の王・サタンの息子ベルゼブブとお目付け役のシーフとともに、「幻の泉」を探す旅に出る。

 

 

アラレちゃんのコミックス全巻持ってた。

ドラゴンボールも途中まではジャンプもアニメも見てた。

鳥山明は私の中の子ども時代に大きく大きく存在しているのを再確認した。

異世界と戦いとメカとユーモアとうんちが絶妙。

 

過去に上官の命令に従い、自分の行いは正義だと信じ切っていたラオは

本当に素直で、心のきれいな男の子だったんだよね。

 

でも人間として暮らしていると

「正直者がバカを見る」ことが度々あるもんで

うかつに信じちゃいけない、と自分を守らないとやっていけなくなってしまう。

人を信じるってすばらしいことなのに、まるで悪いことみたいになって悲しい。

 

あの最低最悪のボスも、もしかしたら過去にとんでもない裏切りをうけていたのだとしたら、あんなふうにねじ曲がってしまうのもわからなくもない。

 

まさかの61歳のラオがアクションをこなすのを見ていると、先日見たミッションインポッシブルを思い出す。