「木霊 kodama」 田口 ランディ  絵・篁 カノン

 

 

小さいころから自分は他の人と違う、と感じながら生きてきた「私」の話。

 

 

絵本ではあるが、なんとも禍々しい雰囲気。

大人むけということか。

 

ずっと「生きづらさ」を抱えて生きてきた人に理由を与え

全肯定するような内容。

生きづらいと感じる人に限らず、みんな、自分のすべてを肯定されたいと願っている。

 

あなたはそのままでいいよ、と誰かに言われるのがむずかしければ

自分で自分に言ってやればいい。

 

私は私のままでいいよ、と。