「戦慄迷宮」(2009)

柳楽 優弥   蓮佛 美沙子



世界最長のお化け屋敷、富士急ハイランドの「戦慄迷宮」を

モチーフに作られたホラー。

日本初の長編3D映画でもある。


10年前親に黙って子どもだけ5人で裏口から入ったお化け屋敷。

その時行方不明になったはずの少女が

大人になった4人の前に現れる。


どうして実家じゃなくて

もと幼馴染の住むアパートのほうに現れたのかな?とか

少女の母親は現実を見られなくなってる様子だけど

意識不明の少女の世話は誰がしてたのかな?とか

少女が目覚めて迎えにきてまたベッドに戻った?とか

ちょっとすっきりしない部分はある。


でもあの嫌な長い悪い夢みたいな感じ。

逃げても逃げてももとの場所に戻ってきて

夢から覚めなきゃと焦ったり

赤い手すりのらせん階段を少女が上ってくるのを

上から見てしまったり

子どものころに怖かったものを

もう一度思い出した気がする。

あと、音。

ジェットコースターが一気に下るときのあの

風と金属摩擦のまざったような音が

耳に残った。

映画館で見たほうがより音の効果があったような。


しかし柳楽くん・・・

どうしてそんな姿に・・・ある意味衝撃。(>_<)