「星になった少年」(2005)

柳楽 優弥   常盤 貴子



動物プロダクションを営む家庭に生まれた息子が

中学生で象使いになることを志し

単身でタイに渡り象使いになる話。


柳楽くんの2作目。

実際に象使いになり、20歳で急逝した男の子の話がもとに

なっている。


中学生で「象使いになりたい!」と子どもに言われたら

とにかく反対するよね・・・。

いくらやる気があったって

まだもう少し、せめて高校を出てからでもいいじゃないかと

説得すると思うんだけど、

たぶんこの子は聞かないんだろうな。

なんだか生き急いでいるようにも思えるのは

20歳で亡くなるという運命を

どこかで感じ取っていたから?なんて思ってしまう。


でも今時

自分のやりたいことが分からない人間が多い中(私も含む)

ここまでの情熱を持てたひとって

うらやましい。

何かが大好きでそれに向かってがんばる男の子の話は

やっぱりかっこ良くて大好きです。