親を許すのは自分のため
私の祖父と父親は
毒家族・毒親というヤツで
小さい頃から
理不尽な理由で
怒鳴られたり
罵倒されたり
けなされたりしました。
だから、小さい頃から
家族へは怒りと憎しみを
持っていました。
でも、あるとき、
カウンセラーさんから
「親や家族を許しなさい」
と、言われました。
その時は、正直、
「はぁ~??何言っての???悪いのはあいつらじゃん!!なんで私が折れないといけないのよ」
と思いました。
私が許したら
あいつらの悪行の数々が
肯定されることになる
そんな感覚していました。
でも、あるとき、気が付きました。
「許すのは、毒家族や毒親のためじゃない。自分のためなんだ」
と。
なぜなら
毒親や毒家族を許せないと
自分が愛されるべき存在だと
思えないから。
だって
自分は愛されるべき存在なら
なんであんな家族なの
って思っちゃうじゃないですか
私もそうだったけど(笑)
でも、自分は
愛されるとべき存在だと
思えないと
幸せになれないんですよ
自分が。
それは
自分のセルフイメージが
自分の人生を決めるから。
愛されない存在だと
自分が思っていたら
愛されない人生に
なってしまうのです。
だから、毒家族や毒親を許すことは
相手の罪を無罪放免することじゃないんです。
自分が幸せにすることなのです。
もちろん、最初は
抵抗があると思います。
その時は、なぜ抵抗するのかを
丁寧に自分に聞いてあげましょう。
そうすれば、怒りや憎しみの下にある
本当の自分の思いに出会います。
それに出会ったら
憎しみや怒りが
不思議に消えていきます。
そして、その憎しみや怒りが消えたとき
世界が変わり始めるのです。