カメハウスの出会いから辿るメメント | 玉一 祐樹美の袋とじブログ

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関西を拠点に活動する舞台俳優、京都ロマンポップ所属の玉一祐樹美(たまいち ゆきみ)の日常切り取りチラ見せブログです。

本気でサボってごめんなさい。
ここのところ毎日パツパツの生活をしてたもんで、(時間も身体もお金も)
仕事から家に帰って今日こそは飲むぞと思っていたら
家に帰ったら宅配寿司が届いてて、涙を流しながらすごいスピードで食べたらそのまま気を失うように眠りました。笑

おはようございます。現在12月9日0時15分。
ちょっとカメハウスのこと話します。

カメハウスという劇団に出会ったのは実は意外と最近だったりするのですが
カメハウスの亀井さんに出会ったのは、
今から3年前くらいです。
劇場プロデュースで、劇場側が演出家と役者を選抜して公演するというスタイルのもので、
そこで初めて出会ったんです。
今から考えれば奇跡的な出会いです。
その時は役者で駆け出しの頃だったので演出助手というのもよくわかってなかった頃なので、
プリン嬢の事は亀井さんの執事さん(かもしくは恋人)
そしてサカナさんはエキストラで出てくれてはる方 という漠然とした出会いでした。
思えばあれが最初のカメハウス体験だったりするのですが。
(全然関係ないですが舞台中のキスシーンも役者をはじめてこの公演が初体験でした。)
カメハウスに出演すると、抑えきれないほどに役に感情が乗りやすく、そう、あの時もそうでした。
でもあの頃の玉一はよくわかってなかったし、全然亀井さんたちとも仲良くならなかったので(爆笑)
もうお会いすることはないんだろうなと思ってました。


それから1年くらい。
急にプリンさんから連絡がきました。
カメハウスの本公演に出て欲しいというオファーのご連絡でした。
玉一正直びっくりしました。
まさかまたご一緒したいと思って貰えると思ってなかったので。
それが「MEMENTO」という作品でした。
アンブレラという、貴族でいながら吸血鬼としては最低の位の血をもつプライドの高い吸血鬼の役でした。
わかりやすいほどの悪役、男役でした。
玉一はこの役にどんどんどんどん引き込まれていって、本番の記憶はほぼほぼありません。
共演者のみんなは口を揃えて「動きが早すぎたよ」だの「人っていうか獣だったよ」だの「大地に返す時だ」だのしか言いません。

でも、いま思えばこの時点ですら、玉一はカメハウスの世界観に取り込まれていただけで理解はしてなかったんだなぁと今更ですが気づきます。

出てくる登場人物は一癖も二癖もある個性的な奴ばかりそれでいて絶対悪なやつは殆どと言っていいほど出てきません。
愛すべきキャラクターたちばかりです。
玉一は当時、悪役やと思ってやってたアンブレラですが、これも今から考えればそんな事なかったなと思います。
今作の台本を読んでるからも大きいのかもしれませんが。
この、全てのキャラクターに膨大なバックグラウンドがあって、それでいて世界観や設定が事細かにはっきりしている。
亀井さんの脳内どうなってんだとほんとに感心するばかりです。

亀井さんの作品はアニメやCG映画にしたらいとも簡単に叶うかもしれないけど、これを舞台にこだわってやってる。
玉一はそんなとこに希望と可能性を感じます。
だからこの演劇をなんとしても完成にもっていきたいです。

あれから2年経ちました。
玉一も少しは頭よくなりました。 
少しは感情もコントロールがきくようになりました。
2年前よりはメメントの事理解してるつもりです。
まだまだわかってないけども。
玉一に、このアンブレラという役をやって欲しいと思って2年前オファーしてくれたこと、本当に嬉しく思います。
ならば、玉一にしかこの役は出来ないと、全ての人にそう思って頂かないと。
アンブレラだけでなく玉一のプライドが許しません。
この役が作家を離れて本の上じゃなく、しっかりと舞台の上を一人歩き出来るように玉一が命を注ぎます。

ありったけのアンブレラさまを
今回の「MEMENTO2」でご覧入れましょう!
刮目しやがれ!ですな笑

これ以上書くと、もう終わったみたいになるのでこの辺で宣伝に移行します。笑




劇団カメハウス  第拾回本公演
『MEMENTO2』
{331A0A97-6EAB-4763-849F-DDBE176AF3F4:01}

「全てが終わる時、絶望でも恐怖でもなく
全てのモノに平等に、甘き死が境界線を溶かす
ただ喧噪の中で人々はサカサマに十字をキル」
 
不死で不埒で不完(俯瞰)で不生、焼こう(夜行)が煮よう(鬼様)が串刺そう(玖死誘う) が死ねない男・不死の王吸血鬼ヴィベルが死を求めて個性豊かなキャラクター達と出会い別れ、永遠の時代を旅するアングラ活劇。
 
【CAST】
宮崎サカナ
プリン松
服部雁之助

亀井伸一郎

玉一祐樹美
城之内コゴロー(男肉 du Soleil)
北敬裕(劇団暇だけどステキ)
辻野加奈恵(チャイカ)
森田鮎
佐藤駿
川原梓
西田美咲(劇的☆ジャンク堂)
上久保梓
山咲和也(自由劇場)
井上誠
大田アキラ

みなみ
ひたかつ けんと(Geek_Factory)
朴花菜
佐藤裕也(劇団ハネオロシ)
成瀬サキ
小塚瞬
柴田峻(劇団ちゃうかちゃわん)
多舞ナツミ
福原由惟(劇団紫/虹色結社)
実盛優花
吉田和樹

<日程>2015年12月26日㈯~29日㈫
26日(土)18時
27日(日)13時/18時
28日(月)18時
29日(火)13時/17時【天】
※千穐楽29日17時の回は第天回!!
本編は上演いたしません。
本編とは違った特別なMEMENTOをお届けします!
合わせてご覧になることをお勧めいたします。

<場所> 一心寺シアター倶楽
    〒543-0062 大阪府大阪市天王寺区逢阪2丁目6-13 
<料金> 前売 3300円/当日 3500円
    学生(前売・当日ともに)2000円
    高校生以下 500円

チケット

HP :


絶対楽しいから、見にきてくれよな!
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