■「孤独死」若者の間でも増加傾向に。 | タマちゃんの暇つぶし

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マネーボイス: 「孤独死」若者の間でも増加傾向に。“風呂キャンセル界隈”も予備軍?住居の原状回復費用などの平均損害額は約96万円と高額に 2024年7月23日より転載します。
 
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https://www.mag2.com/p/money/1478838

誰にもみとられず1人暮らしの自宅で亡くなる「孤独死」が若者の間でも広がっているという話が、SNS上などで大いに話題になっているようだ。

報道によれば、2018年~2020年の3年間に10~30代の若者の孤独死が、東京23区で計742人確認されたといい、そのうち約4割が死亡から発見まで4日以上経っていたとのこと。742人を年代別に見ると、最も多かったのは「30~39歳」で402人だが、「20~30代」も年々増加傾向にあるという。

孤独死の死因別の統計は取っていないものの、742人の多くは自殺とみられ、また若者の孤独死増の背景には、社会との接点や関係を断ち生活の能力や意欲を失う「セルフネグレクト(自己放任)」に陥いる若者の増加もあると、指摘されているようだ。

セルフネグレクトと表裏一体の“風呂キャンセル界隈”

今年4月に国立社会保障・人口問題研究所が公表した推計によれば、2033年には全世帯の平均人数が初めて2人を割り込み、さらに2050年には、全世帯に占める単独世帯の割合が44.3%に達する……といったデータもあるなど、単独世帯の増加が止まらない今の日本。

この単独世帯の増加とともに、社会問題化していくことが必至とされているのが、今回取沙汰されている孤独死の増加なのだが、イメージとしては中高年が多いといったところ、実は若者の間でもその数が増えつつあるという事実に、今回衝撃が走る格好となっているようだ。

いっぽうで、今回の報道で若者の孤独死増の背景として指摘されているのが「セルフネグレクト」。

食事に入浴や着替え、また排せつなど、本来であれば生活の中で行なうべき行為をしない、あるいはできないために、心身の安全や健康が脅かされるといった状態をさすセルフネグレクト。その特徴として、身体の具合を悪くしても病院に行かず、そのまま悪化させてしまう。また食事の気力もないので、最悪の場合は死に至るといった、いわゆる“セルフケアの放棄”といった要素が見られるとのこと。

いっぽうで、住環境の放棄というものもセルフネグレクトのひとつの要素で、モノを片付けたり掃除したりする気力がなく、そのままため込んでしまって部屋がゴミ屋敷に……といったパターンが多いようだ。

家族や友人などの親しい人の死や離婚、恋人との別れなど、様々な要因でもって引き起こされるとされるセルフネグレクトなのだが、いっぽうで数か月前にSNS上で一部から共感を呼んだ“風呂キャンセル界隈”も、実はセルフネグレクトと隣り合わせとの指摘もあるよう。

若者を孤独死へと誘うセルフネグレクトだが、何も特別な人間だけがそういう風になるわけでなく、誰もがその状態に陥る可能性を孕んでいるということのようなのだ。

孤独死物件の原状回復に450万円強かかったケースも

いっぽうで孤独死といえば、普通に看取られて亡くなるパターンでは発生しない経済的リスクの発生も。いわゆる住んでいた住居に残された家財道具などの撤去費用、さらには住居内に生じた汚損などの原状回復費用。

日本少額短期保険協会が今年1月に公表している「第8回孤独死現状レポート」によれば、孤独死が発生した場合の平均損害額は約96万円と、かなりの高額となるよう。

その内訳としては残置物処理費用、先述した残された家財道具などの撤去費用が平均で約23.7万、また原状回復費用が同じく約39.7万円かかっているとのこと。さらに孤独死の場合、その死から発見までに下手をすると数か月といったタイムラグが発生することもあるということで、その間の家賃なども含めると、上記のような金額にまでなるという。

ちなみに原状回復費用に関していえば、最も高額な損害額がかかったものとして、450万円強といったケースもあった模様だ。

これらは本来なら連帯保証人や相続人の負担になるわけだが、仮に相続人は相続放棄をすれば、賃貸住宅ならばオーナーが負担せざる得なくなることも。さらに増えることが確実視されている孤独死なのだが、こういった“後始末”を巡ってのトラブルも、今後同時に問題化していきそうだ。

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