■闇の厚労省vs光の小林製薬!? :紅麹サプリ | タマちゃんの暇つぶし

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MAG2 NEWS:闇の厚労省vs光の小林製薬!? 死亡疑い76件隠蔽でも「小林製薬頑張れ」の陰謀論が跋扈するワケ…発信源はどこなのか2024.07.01より転載します。
 
貼り付け開始、

https://www.mag2.com/p/news/602695
 
by 東山ドレミ
20240701abenikouji_eye
 

紅麹サプリによる76件の“死亡疑い”を厚労省に報告していなかった小林製薬。テレビでお詫びCMを放映しながらの隠蔽に批判が殺到している。だがSNSでは頑なに「小林製薬頑張れ!」を叫ぶ人々も。同社を擁護する人々の驚きの主張とは?

紅麹製品で新たに76件の死亡疑い。小林製薬の隠蔽体質に批判殺到

小林製薬の「紅麹(べにこうじ)」成分を含むサプリメントによる健康被害の問題で、サプリ摂取後に死亡したとの相談が新たに76件寄せられていたことが明らかになり、同社の隠蔽体質に対する批判が高まっている。

同社がサプリによる健康被害や5人の死亡例を公表したのは今年3月下旬のこと。ただ、実際には「紅麹コレステヘルプ」など該当製品の自主回収をはじめる2ヶ月前には腎疾患などの健康被害を把握していたことから、後手後手の対応に非難が集まったのは記憶に新しい。

にもかかわらず、新たな死亡事例を2ヶ月以上にわたって厚労省に報告していなかった小林製薬。サプリとの因果関係は調査中というが、ネットでは同社の姿勢に失望の声が相次いでいる。

「小林製薬は健康被害を公表後、テレビで“お詫びと謝罪”のコマーシャルを放送してきました。『小林製薬よりお詫びとお願いです。この度は弊社、紅麹製品にてご迷惑をおかけし、深くお詫び申し上げます』という例のCMです。製品回収への協力を呼びかけるとともに、健康被害の相談窓口を案内する内容で、同社の“反省”や“真摯な姿勢”を好意的にみる視聴者も少なくありませんでした。ところが同社は、そんなCMを流している最中もリアルタイムで消費者にウソをついていた。『小林製薬は完全に終わった』『もうこの会社は絶対に信用できない』など、SNSは非難囂々の状態です」(ネットメディア編集デスク)

それでも小林製薬を擁護する人々の言い分とは?

小林製薬の謝罪CMは、ゴールデンタイムのバラエティ番組でも盛んに放送された。今回、明らかになった同社の「ウソ」は、お茶の間に対する“裏切り”とも言え、ネットの反応は批判の声が圧倒的に多くなっている。

ただ、そんな中でも、小林製薬を擁護する声は少なからず存在する。彼らは、一般には理解しがたい奇妙なロジックで「小林製薬頑張れ!」を叫んでいるという。先の編集デスクが説明する。

「今の状況で小林製薬を擁護するのは完全に無理筋ですが、にもかかわらずSNSでは『小林製薬頑張れ!』といった投稿がかなり拡散されている。何だろうこれはと疑問に思い、詳しく調べてみたところ、どうやら陰謀論界隈の一部で、一連の紅麹サプリ騒動が『闇の厚労省vs.光の小林製薬』という構図で解釈されていることがわかりました。彼らは、国や厚労省が新型コロナワクチンの薬害を隠蔽しようとして、小林製薬に健康被害の責任を押しつけていると考えているんです」(同)

3月末に公表された5人の死亡者や、今回新たに相談が寄せられた76件の死亡疑い。これらの原因は小林製薬の紅麹サプリではなくコロナワクチンである、と主張する根拠は何なのか?

「確たる根拠は不明です。ただ、小林製薬にはサプリと死亡の因果関係を調査中の76件の相談とは別に、“製品を未摂取”や“因果関係なし”と判断された94件の相談もあったと報道されています。そのため『小林製薬のサプリと関係なく94人が亡くなっている!』⇒『ならば76件も紅麹サプリとは無関係に違いない!』⇒『今回の騒動はワクチン薬害を隠したい厚労省による情報操作だ!』という主張をしばしば見かけます」(同)

その他のバリエーションとして、厚労省ではなく“DS(ディープ・ステート)の連中”による“小林製薬潰し”“日本潰し”との説も積極的に拡散されているという。彼らは、筆頭株主が外資系金融ではなく小林章浩社長であることに着目し、小林製薬は海外ワクチン企業やその“黒幕”に狙われているのだと主張している。

謎の“小林製薬擁護”を調査。発信源はどこなのか?

コロナワクチンによる薬害が発生しているとの有力な報告は複数存在するし、厚労省にそれを隠蔽したい動機があるのも事実。ワクチンの効果には賛否あるものの、過去の薬害事件の歴史を振り返れば、厚労省の言い分など信用できない、という立場は十分にありうるところだ。

その点では、「厚労省は闇の勢力である」という解釈は(その表現センスはさておき)一応、了解可能と言える。同省は国民から批判され、疑われるだけのことを過去にやらかしてきた。だが、だからといってなぜ小林製薬が「光の勢力」になってしまうのか、その思考回路を理解するのが非常にむずかしい。

厚労省も小林製薬も、どちらも問題がある組織、という見方になるのが普通ではないだろうか?先の編集デスクの話。

「同感です。『闇の勢力である厚労省vs.光の勢力である小林製薬』という善悪二元論にもとづく主張は、どうにも宗教くさいというか、もっというとカルトくさいんですよね。そこで、小林製薬を“アクロバティック擁護”する動機をもった団体を調べてみたのですが…。健康被害が懸念されていた機能性表示食品制度を強引に導入したのは安倍晋三元首相ということで、それと距離が近い旧統一教会がまず浮上します。ただ実際に、いまSNSで陰謀論を拡散している人々の過去の投稿をチェックすると、旧統一教会に批判的な人々もかなり含まれていることがわかったんですよ」(同)

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陰謀論を拡散している人々は、機能性表示食品制度を創設した安倍元首相の“功績”を讃えるために小林製薬を擁護している、と考えればたしかに筋は通る。だが、どうやら旧統一教会が中心ということではないらしい。では、他にどんな団体の可能性があるか?

参政党の支持者たちが、少なからず小林製薬擁護の論陣を張っている様子が見受けられます。その多くはワクチン懐疑派でもあります。さらに彼らは過去に『安倍晋三の魂を受け継ぐ』という政治的主張を展開していたのも確認できましたので、1つの可能性として有力ではないでしょうか?ただ、今回の小林製薬擁護に関しては、アンチ旧統一教会かつアンチ安倍の人々も含まれており話がややこしい。現時点で断定するのはむずかしいですね」(同)

小林製薬擁護の“発信源”をたどると、参政党以外に、まったく根拠のない誹謗中傷により様々なプラットフォームをBANされてきた陰謀論界の大物や、アルコール依存症罹患歴のあるお騒がせインフルエンサーに行き着く。彼らもまたワクチン懐疑派のようだ。

だが、彼らの荒唐無稽なワクチン陰謀論で迷惑を被るのは、当のワクチン薬害被害者の人々や、まともな常識を備えたワクチン懐疑派の人々にちがいない。闇だの光だの言っている暇があるなら、「小林製薬も厚労省もどちらも“闇”である」可能性を検討したほうがいいのではないか。
 

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X(旧Twitter)の反応

   
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image by: 小林製薬株式会社 , MilletStudio , Sanyawadee / shutterstock.com
 
貼り付け終わり、


*「紅麹(べにこうじ)」で亡くなられた方のワクチン接種歴を抜きにしては検証が片手落ちになる。が、その点は死亡例報告医師も厚労省も立ち入らないとしている。実に不可解な死亡案件です。

・新コロワクチン接種以降、ワクチンによる奇病・難病・死亡が急増している昨今、病因を科学的に検証するならワクチン接種歴を含めない検証には意味が無い。