■イラン大統領ヘリ墜落を早々に「事故」と処理したイラン政府の「手際のよさ」 | タマちゃんの暇つぶし

タマちゃんの暇つぶし

直ぐに消されるので、メインはこちらです→ http://1tamachan.blog31.fc2.com/ 

イラン大統領ヘリ墜落を早々に「事故」と処理したイラン政府の「手際のよさ」<newsNueq-4579-F>2024/05/29 00:23より転載します。
 
貼り付け開始、
   
 佐藤優:週刊ポスト
 イラン大統領「 ヘリ墜落死 」を佐藤優氏が分析 
 早々に事故と処理したイラン政府の“ 手際のよさ ”の裏で密かに進む
「 国家の報復 」

 --------------------------------------------------------------------
 https://www.news-postseven.com/archives/20240527_1966226.html
 2024.05.27

 < 抜粋 >

 なぜ、大統領と外相という要人2人が同じヘリに乗っていたのか。
 私には理解できない。

 ※ 僕にも理解できなかった。
   イランに戻る前に緊急で相談しなければならない案件があったのだろうか?
   それともどちらかが、ヘリの騒音の中で話したい
   個人的な要件があったのだろうか?
   と、僕は考えた。

 日本を含むどの国でも、
 原則として飛行機やヘリに複数の要人が同乗することは避ける。
 ましてやイランのような準戦時体制下にある国においては、
 “ 空を飛ぶ乗り物が落ちるリスク ”を考えるのが鉄則となる。
 北朝鮮の独裁者・金日成は飛行機に乗らず、
 欧州に行くのも列車移動だったほどだ。

 ※ 1998年4月、川奈ホテルで開催された日露首脳会談に、
   エリツィンと橋龍は、それぞれ別の「 伊豆踊り子号 」で向かった。

   エリツィンと橋本龍太郎 @川奈ホテル
https://www.nippon.com/ja/ncommon/contents/features/31602/31602.jpg
   https://www.nippon.com/ja/ncommon/contents/features/31602/31602.jpg
   これ、そんなにアル中の顔だろうか?
   ウォッカをクレムリン宮殿で浴びるように飲んでいたのは事実だろうが、
   それは「 やってらんねぇ~~~ッ! 」っていう現実を表していたのでは?

   が、小渕恵三外相は、ヘリで川奈に飛んだが
  「 生きた心地がしなかった 」と述べている。
   川奈ホテルでは、エリツィンは4島一括返還を橋龍に申し出たが、
   秘書官とSPがエリツィンの襟首を掴んで、廊下に引きずり出した。

   今回、ヘリに乗ってた人物を特定するために検索していて、
   これに直結する面白い記事を発見!

   衆議院
   一九九七年の日露首脳クラスノヤルスク会談における
   エリツィン元大統領の提案に関する質問主意書
   by 鈴木宗男

   -----------------------------------------------------
   https://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_shitsumon.nsf/html/shitsumon/a170015.htm
   2008.09.25

   < 要約 >

   97年11月のクラスノヤルスク日露会談に於いて、
   エリツィン元大統領が『 四島即時返還 』を提案するも、
   ネムツォフ第一副首相など側近が必死になって止めた。

    クラスノヤルスク
    ---------------------
    https://maps.app.goo.gl/N4DZvf16GQDMWRrT7

   つまり、川奈会談での『 四島一括返還 』は、
   酔った勢いなどではなく、エリツィンの信念だったことがこれで解る。
   その、【 連中 】に担ぎ出されて( = 罠にハメられて )
  「 やってらんねぇ~~~ッ! 」となったエリツィンは、
  【 連中 】に対するクーデターをプーチンに託した。
   
   このような経緯があったので、小渕が「 生きた心地がしなかった 」のである。
   だからこそ、エリツィンと橋龍はヘリではなく、
   伊豆の踊子号で別々に川奈入りしたのである。
   

 実際、一行は3機のヘリに分乗しており、残り2機は無事だった。
 大統領と外相が別のヘリに乗っていれば、
 同時に死亡する事態は避けられたはずなのだ。

 ※「 事故 」は、アゼルバイジャンからの戻り。
   行きには別々に乗っていたのだろうか?


 ■ 水面下での原因究明

 気になるのは、イラン政府がライシ大統領の消防を確認してから
 「 悪天候による事故 」と認定するのが異常に早かったことである。
 この " 手際の良さ " をどう読むかが、本件に於いては重要になる。

 ※ 後に他のヘリに乗っていた首席補佐官は
  「 事故当時、快晴だった。
    事故の後、濃霧が発生した 」
   と、コメントしている。

 通常なら、フライトレコーダーや現場の検証に時間をかけ、原因究明にあたるはずだ。

 それを早々に“ 事故 ”として店仕舞いしたのは、
 イスラエルや米国によるテロとの憶測で中東情勢が混乱することを警戒した、
 イランの現実主義的対応だと考えられる。

 翻って言えば、対外的には“ 事故 ”と発表したうえで、
 水面下ではヘリ墜落に“ 人為的操作 ”が加わっていなかったかを
 徹底的に調査するものと考えられる。

 もちろん、ヘリがミサイルで撃ち落とされたはずはない。
 しかし、ロシアのプーチン政権に武装反乱を起こした
 民間軍事会社ワグネルの創始者・プリゴジンが自家用ジェットの墜落で死亡した件では、
 主翼の下に小型爆弾が仕掛けられたとされる。
 今回もそうした仕掛けやサイバー攻撃があった可能性は排除できない。

 あらゆる手段をもって調査した結果、
 “ 人為的操作 ”の確証が得られたら、どうなるか。

 イランは最近になって「 やられたらやり返す 」というゲームのルールを構築した。
 シリアのイラン大使館がイスラエルによる空爆を受けると、
 イランは報復としてイスラエルの軍事拠点をドローンやミサイルで攻撃した。

 イランがイスラエル本土を攻撃するのは史上初のことだったが、
 このルールに基づけば、本件の実行犯や企図した者が判明すれば、イランは報復に動く。
 ただ、公式に“ 事故 ”と発表している以上、裏での処理になる。
 割り出した実行犯らを殺害するか、
 あるいはあえて殺害せずに両手両足を切断して眼球をえぐるといった
 残虐な仕打ちで苦しめようとする可能性がある。

 
 ■「 動機 」がある国家

 イランの大統領の乗るヘリに人為的操作を加える「 動機 」と「 能力 」を持つ国
 ── となると、イスラエルと米国の2つだ。


 早々に本件を“ 事故 ”と処理したイランの今後の動きとしては、
 核開発を加速させることが考えられる。

 仮に今回の墜落死が人為的なものなのに、
 イランが静かに事態を収めざるを得なかったとすれば、ミサイルや
 それはイランが「 核 」を持っていないからだ。
 核保有が“ 公然の秘密 ”であるイスラエルに対しては強く出られない。
 本件により、イランで「 核を持たないと外交の幅を狭める 」という認識が強まり、
 核開発を進めていく展開が想定されるのだ。

 イランが核を持てば、サウジアラビアは
 開発資金を提供してきたパキスタンの核を自国領内に移すだろう。
 中東の他のアラブ諸国も生き残りのために核保有を進め、核拡散は止まらなくなる。



  < newsNueq-4571:イラン大統領ヘリはイスラエルが殺った? > 2024/05/20

に於いて、僕はミサイルや爆破ではなく、
電磁波かレーザー攻撃に依るものとした。
一番可能性が高いのは電磁波だ。

しかし、宇宙衛星や戦闘機から超指向性電磁波を照射しても
近傍に2機のヘリがいるので、2機にも被害が及ぶ可能性が高いと推測する。

いくら超指向性と云え、数万メートル上空、或いは数十km遠隔地から
ヘリ一機のエリア幅に電磁波を絞れるものだろうか?
もし、その技術が完成して搭載してれば、話は別だが、
そうでないとなると、次の手法が考えられる。

 1)アゼルバイジャンで駐機中に機械的、
   或いは電磁的リモート障害装置がセットされた。
   ※ この場合、残骸調査で、その装置の残骸が発見されることになる。

 2)アゼルバイジャンで駐機中に爆薬が仕掛けられた。
   ※ これまた証拠がすぐに判明する。

 3)僚友機からの指向性電磁波照射。
   ※ この場合、当該ヘリ乗員は全員売国奴のグル。
    或いは、パイロットだけの単独犯行。
    または、後部乗員に依るもの。
    2番目・3番目のケースの場合、
    証拠隠滅の為、ヘリコクター下部に取り付けられた
    電磁波砲装置の落下破棄と、
    コントローラー破棄が必須となる。

    別の機に搭乗していた大統領首席補佐官に依ると、
    雲の中に入りそうになり、大統領機から、
    高度を上げて雲の上に出る支持を受けたが、
    その間に大統領機が墜落した。とある。

    と、なると僚友機2機が上昇したと見せかけて
    一機が大統領機を追尾して電磁波を照射したとも考えられる。

 4)イラン側に何らかの理由でライシ大統領を消さなければならない
   事情が生じた。
   ※ この場合、僚友機2機が大統領機を攻撃したことになる。
    もちろん、証言をした首席補佐官もグルとなる。
    これだけの謀略を司令できるのはハメネイ師をおいて他にはないだろう。

と、現時点では僕の中には4つのケース
+ 宇宙衛星からの電磁波攻撃がある。

不思議なのは、3機編隊で飛ぶ場合ってどうなんだろう?
2機は護衛のはずだから、前後か斜めに並ぶはずで、
接触事故を避けるために、常時他機の位置確認はしてるはずだと
素人的には思うのだが。。。。。
つまり、護衛対象機が視界から消えた時点で普通は気が付かないか?
しかも、護衛対象は大統領なのである。

僕にはそれが当初より不思議でならない。


 > イランが核を持てば、サウジアラビアは
 > 開発資金を提供してきたパキスタンの核を自国領内に移すだろう。

イランは既に3~8発分の濃縮ウランを所有しているとみられている。
核爆弾・核弾頭の技術は既に持っているので、いつでも製造できる。

日本訪問をまたしてもドタキャンしたムハンマド王太子。
イランを訪問するとの情報。

( 皇太子 とは、帝国の皇帝:エンペラーの後継者筆頭を指す。
  サウジは帝国ではないので、皇太子ではなく王太子。
  日本も帝国ではないので、実際には皇太子ではなく王太子。
 「 天皇 」をエンペラーと訳すので皇太子と名乗ってるのかと。
  或いは、日本は未だに統一国家ではない?
  70ほどある「 藩 」が国家?
  であるなら、簒奪ニッポン政府の独立国への介入は制限されなければならない。
  ロシアが帝国を名乗るなら、プーチンは皇帝であり、
  その後継者筆頭は皇太子となる。
  現在、正真正銘、皇太子を名乗れるのはイギリスだけだ。)


 朝日新聞
 サウジ皇太子、イラン訪問へ 地元報道 時期言及せず、実現不透明
 ------------------------------------------------------------------
 https://digital.asahi.com/articles/ASS5T7RCXS5TUHBI01HM.html
 2024年5月26日

 < 抜粋 >

 イラン国営通信は25日、
 サウジアラビアのムハンマド皇太子がイランを訪問すると報じた。
 同氏がイラン側との電話協議で訪問を要請され、承諾したとしているが、
 具体的な時期には触れていない。
 電話協議に関するサウジ側の発表文も訪問には触れておらず、
 実現可能性は不透明だ。

 ライシ師は生前、ムハンマド氏にイラン来訪を要請していたといい、
 モフベル暫定大統領がこの日再度打診したところ、
 ムハンマド氏が承諾したとしている。


数日前に、サルマン国王( 88 )が肺炎とのニュースが流れ、
それでムハンマドの訪日ドタキャンとなった。

 時事通信
 サウジ国王が肺炎治療
 ---------------------------
 https://www.jiji.com/jc/article?k=2024052000220&g=int
 2024年05月20日

 JBpress
 原油に新リスク
 … イラン大統領死去より深刻なサウジアラビア王位継承問題、
  皇太子の訪日ドタキャンの裏に権力闘争か

 -----------------------------------------------------------
 https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/81157
 2024/05/25

と云った観測記事も出ている。
ムハンマド( & サルマン国王 )は、本来の王太子を廃嫡して、
自らが王太子となった後、「 長いナイフの夜 」のクーデターを敢行して、
多くの親米派有力王子を粛清・財産没収した為、大いに恨みを買っている。
いよいよ、王位継承が秒読みに入ったとして、
権力争いが再燃するのでは? と云う観測記事。


4月末 ~ 5月初めには、下記のニュースが一斉に流れた。

 中央日報
 米国務長官「 米・サウジ防衛条約完了に接近 」
 … イスラエル-サウジ修交が進展か

 ------------------------------------------------
 2024.04.30

 < 抜粋 >

 ブリンケン米国務長官が
 イスラエルとサウジアラビアの関係正常化のために取り組んでいる
 米国 - サウジアラビア防衛条約が完了に近づいたという報道があった。

 29日のAFP通信によると、
 この日、サウジアラビア・リヤドに到着して
 中東訪問日程を始めたブリンケン長官は
 「 サウジアラビアと米国が合意に向けて共に進めてきた作業が
  潜在的に完了に非常に近づいた 」
 と述べた。

 昨年9月、ニューヨークタイムズは
 米国がサウジアラビアと防衛条約の締結について議論していると報じた。
 サウジの領土が攻撃を受ける場合は軍事支援を提供するなど、
 韓米または米日の軍事同盟と類似の相互防衛条約条件を締結することが核心だ。

 サウジはイスラエルとの関係正常化の見返りに米国と相互防衛条約締結、
 民間核開発のためのウラン濃縮許容などを米国に要求してきた。
 イスラエルとサウジの修交を仲裁し、
 これを外交成果として浮き彫りにしようとするバイデン大統領と
 利害関係が一致し、議論は急進展した。

 ※ < newsNueq-4348:インド ~ サウジ ~ 欧州:鉄路で結ぶ新経済回廊
          :G20バイデン提唱 > 2023/09/12

 しかし昨年10月にパレスチナの武装組織ハマスが
 イスラエルを奇襲攻撃してガザ地区で戦争が始まって以降、
 イスラエルとアラブ国家間の関係が冷え込み、関連交渉が中断した。
 しかし最近になって議論が再開され、進展があったとみられる。
 サウジはイスラエルを国家と認めず、両国は現在未修交状態だ。

 ◆ イスラエル-サウジ修交、休戦交渉が核心

 サウジはイスラエルがガザ地区侵略を中断しなければ
 イスラエルとの修交はできないという立場だ。
 したがって両国の関係正常化議論の進展はガザ地区停戦交渉とも直結しているとみられる。

 ブリンケン長官はこの日、イスラエルとハマスの停戦交渉に関し
 「 イスラエル側の協議案は『 極めて寛大 』」とし、
  ハマスがこれを受け入れることを望む。
  ハマスが正しい決定を下すことを願う。」
 と強調した。

 ※ が、事態はその後、複雑骨折の様相を呈している。


そこへもってきての、イランからサウジへのアプローチ。
当然、核開発も含めての話だろう。

サウジを巡って、イスラエル( アメリカ )、イラン、支那の綱引き。
( 支那は今、それどころじゃないようだが。。。)

はて、この先どう展開するのだろうか?



関連情報

  < newsNueq-4571:イラン大統領ヘリはイスラエルが殺った? > 2024/05/20

  < newsNueq-4532:鳴かねば鳴かそうホトトギス
         :イラン在シリア領事館をイスラエルが爆撃
         ・コッズ司令官謀殺 > 2024/04/03
  < newsNueq-4547:抑制の効いたイランの
          イスラエル攻撃デモンストレーション > 2024/04/15

  < newsNueq-2437:真相:イラン革命防衛隊司令官の殺害 > 2020/01/07
  < newsNueq-2434:イラン司令官爆殺とゴーン逃亡劇の真相
         :新年早々騒がしい世界 > 2020/01/06


  < newsNueq-4545:イラン海軍司令官「 ホルムズ海峡封鎖も可能 」> 2024/04/12
  < newsNueq-4537:石油120~150ドルへ ← ホルムズ海峡封鎖
          ← イラン大使館空爆 > 2024/04/07
  ※ 一番困るのは、サウジ、UAE、カタール、クェート、イラク、
   そして支那と日本だ。
   アメ公と旧7シスターズドモ、そしてロシアはウハウハになる。
 

                          nueq
貼り付け終わり、nueq さん解説。