■じつは大谷翔平が「国外退去」になるかもしれない理由 | タマちゃんの暇つぶし

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講談社:2024.03.26  水原一平の不可解な証言…じつは大谷翔平が「国外退去」になるかもしれない理由 個人口座の金をなぜ動かせたのかより転載します。
 
貼り付け開始、

https://gendai.media/articles/-/126470
 
 

大谷翔平が違法ギャンブルだと知っていた場合


プロ野球の米・ロサンゼルス・ドジャースは20日、違法賭博に関与したとして大谷翔平の通訳、水原一平氏を解雇した。問題は大谷個人の銀行口座から金が動いていることで、いくら長年の信頼関係があったといえど、「個人口座の金をなぜ動かせたのか」という大きな疑問がある。

米記者のエイドリアン・ゲイル氏は、「いずれにしても、スポーツ選手や関係者が違法賭博に関わるのは最悪のことで、弱みを握られて情報を引き出されたり、不正をやらされたりするリスクがあるので深刻な問題」と言う。

奇妙なのは水原氏の言動の変化だ。水原氏は、捜査対象となっていた違法カジノでギャンブルをし、多額の借金を負って450万ドル(約6億8千万円)の肩代わりを大谷に依頼、賭け屋のブックメーカーに送金させたという。これは米スポーツ局、ESPNの取材で90分間にわたって、水原氏が事情を説明していたものだ。

「大谷が自分で銀行口座へログインして、電子送金を行なった」とまで説明。

「大谷さんは賭博に関与していなかった。それが違法だとは知らなかった。野球に賭けたことは一度もない」とも主張していた。

Photo by iStock

しかし、大谷の広報担当者はその証言を否定、大谷の弁護士であるバーク・ブレトラー法律事務所も、「我々は大谷さんが大規模な横領の被害者であると見て、この問題を捜査当局に引き渡すことにした」との声明を出した。


直後、水原氏は取材に対し一転して「大谷さんは自分のギャンブルや借金、その返済について何も知らなかった」と弁解を変え、横領の可能性を自ら示したのである。

ゲイル氏は、「最初の説明がウソならば、水原氏は勝手に大谷の金を動かしたことになりますが、どうやって通訳が個人口座の金を送金できたのか謎が残ります。大谷が肩代わりを了承したという、すぐバレるウソをついたというのも不可解。可能性としては大谷サイドが証言を変えさせたこともあるのでは」

もし、負債を肩代わりしたという最初の証言が事実だった場合、大谷が違法ギャンブルと知っていて、金を犯罪者に送っていた可能性が出てきてしまうからだ。

「いま連邦政府は、犯罪ネットワークに関与した人は、たとえ著名人でも国外退去や入国拒否していますから」

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次ページ:何の罪も犯していなくても

事実、国際指名手配されているアイルランドの麻薬王で、ダニエル・キナハンと親しかったイギリスのボクシング世界ヘビー級王者、タイソン・フューリーやその親族は現在、アメリカに入国できない状態だ。選手が何の罪も犯していなくても、手配犯と親しかっただけで厳しい処分をされたのだ。

今回の件も、単体で起きた問題ではなく、もともとFBIによる大規模な違法カジノネットワークの捜査で発覚したものだ。カリフォルニア州に住む元マイナーリーグの野球投手、ウェイン・ニックス氏が、ラスベガスの大手カジノ、MGMグランドと関わっていた中で、元ドジャースのキューバ人外野手ヤシエル・プイグら、選手も含む顧客を相手に、20年間にわたり闇のブックメーカーをやっていた。

22年の司法取引で、プイグは19年5月からニックス氏の部下など第三者を通じて違法カジノにのめり込み、28万ドル(約4200万円)以上の負債を負っていたことを認めた。

ニックス氏は有罪を認め、MGMにも億単位の罰金が科せられたが、その後も捜査は継続、そこで浮上したのが違法ブックメーカーのマット・ボウヤー氏だった。その顧客として大谷の銀行口座からの送金記録が見つかったとされる。

スポーツ賭博はアメリカでは多くの州で合法だが、一部カリフォルニア州などでは違法だ。なぜ、ラスベガスに行けば合法カジノが楽しめるのに、わざわざ違法なほうに手を出したのか、「政府が認可するスポーツ賭博では、賭け金を前払いすることが求められますが、違法なブックメーカーは後日清算をしている」とゲイル氏。

「100万円を持っていない人でも100万円を賭けられるので、資産以上の規模でギャンブルができてしまう。その時点で違法だと分かるので、水原氏が違法と知らなかったというのは信じがたい話です。

取材では、ボウヤー氏は水原氏と直接、やり取りをしていたことが分かっていますが、英語の通訳ができるほどの人が、個人のブックメーカーに直接送金するなんてものを、まともなギャンブルだと信じる人はいません」

ボウヤー氏は、大谷と会ったことは一度もなかったが、周囲に「大谷が客のひとりだ」と言っていたことも伝えられる。

次ページ:スポーツ系の違法カジノは特に危ない

「一番、怖いのはここです。スポーツ系の違法カジノ連中が最終的に狙うのは、スポーツ選手や関係者の参加。それを弱みにして、内部情報を聞きだしたり、果てに八百長行為をさせて合法的に巨額の儲けを出すんです。アメリカではこの違法カジノの収益が年60兆円にもなっていて、だからFBIが徹底捜査に乗り出しているんです」

日本でも15年、野球賭博にプロ野球選手が関与していたことが大問題となり、暴力団の関与まで判明したことがあった。賭博に関わった読売ジャイアンツの3選手は、コミッショナーから失格処分、球団との契約解除にまで発展した。八百長への関与も可能にすることは競技の信頼を揺るがす事件だったが、アメリカでは合法のスポーツ賭博があるだけに、なお厳しい捜査が繰り広げられている。

ゲイル氏によると「水原氏はドジャースとの契約で、年間30~50万ドルの報酬があった」と言い、日本円にして少なくとも4500万円以上の高額報酬が約束されていたが、違法ギャンブルではそれを超える額で遊んでいたことになる。

「違法カジノでは、何億もの借金をさせるプロの手口があるので、多くのスポーツ関係者は最も警戒することのひとつです」

現時点では水原氏の証言一転もあって事態の全容が見えてこないが、FBIが乗り出している捜査だけに、これから驚くような真相が表になってもおかしくはない。
 

貼り付け終わり、


大谷翔平、声明発表も「限りなく黒に近い灰色」印象払拭できず。「普通400万ドルも送金されたら気づくだろ?」本国アメリカで“疑惑”が未だ払拭できぬワケ2024.03.26
https://www.mag2.com/p/news/595701