■災害リスクから「お金・資産・投資」を守る準備を… | タマちゃんの暇つぶし

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日刊ゲンダイDIGITAL:災害リスクから「お金・資産・投資」を守る準備を…現金は?身分証明書は?通帳は? 公開日:2024/01/27 06:00より転載します。
 
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https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/335323
 
松島修投資助言会社社長

1960年東京生まれ。94年投資助言会社エフピーネットを設立し代表取締役に就任。メルマガ「イーグルフライ」で投資アドバイス。2008年からの金融危機前に各相場のピークを予測し「全ての投資をやめる時」と事前に警告したことで知られる。テレビ東京、日経新聞などメディア出演多数。無料メルマガ「リアルインテリジェンス」で最新情報を提供中。

 2024年元日から能登半島で大地震が発生、それを受けて政府の地震調査委員会は宮城県沖を震源とするマグニチュード7クラスの大地震が30年以内に発生する確率を70%から90%に引き上げました。

 現在、日本全体で、地震、噴火、津波など想定外の災害のリスクが高まっています。

 お金、資産、投資に対する災害対策は、ほとんど意識されていませんが、とても大事なので準備する内容をまとめました。

 現金は少なくとも6カ月分の生活費を保有しておく。小銭も多めに必要です。長期停電になればなるほど現金が強いです。

 通帳や印鑑を紛失した人に対して、生年月日や住所などの本人確認が取れれば20万円を上限に現金が引き出せたことがあるので、身分証明書、自動車運転免許証やパスポートは持ち出し可能なポータブルな耐火金庫に入れておくとよいです。

 そして、コピーも保管し、スマホで撮影しておくとよいです。

 海外でパスポートを紛失や盗難されてもパスポート画像があれば再発行処理が早いのと同じです。

■ネット銀行はメインにしないほうがベター

 スマホ依存の社会なので、充電環境や充電バッテリーも準備しておくとよいです。

 実店舗がない銀行だと災害時に現金を引き出せないことが考えられるので、ネット銀行をメインにしないことが大事です。

 通帳は時々記帳して保管することが大事です。

 銀行データは地震でも喪失しないとされていますが想定外はあるものです。

 災害で銀行破綻もあり得ます。

 銀行が破綻しても保全されるようにするため1行1000万円以下にするか当座預金にする必要があります。

 ちなみに日本のFX(外国為替)会社は信託保全されているので1000万円以上でも保全されています。

 大地震などで株が大暴落してもストップロスで損失から逃げることが可能なのでストップロスは必須です。

 避難する時にゴールド現物を大量に持って逃げるのは大変なのでゴールドはETFなどに分散しておくとよいです。

 能登半島地震では地震保険に入っている人が少なかったそうですが日本全国、地震保険に適切に入っておくことも大事です。

 ただし建物評価の半分が上限です。

 ほとんど全ての人が見落としている筆頭が雷対策です。

①アースをしっかり付ける

②雷サージ対策タップなどを使用する

 災害時にも、マインドセットは大事で、危機を乗り越える秘訣もマインドセットです。

 そして全ての分野でサバイバル思考が大切で、災害対策は大事なのですが、最も対処していない最大のことは「金融危機に対処すること」です。

 新NISAに浮かれている場合ではありません。
 
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松島修投資助言会社社長

1960年東京生まれ。94年投資助言会社エフピーネットを設立し代表取締役に就任。メルマガ「イーグルフライ」で投資アドバイス。2008年からの金融危機前に各相場のピークを予測し「全ての投資をやめる時」と事前に警告したことで知られる。テレビ東京、日経新聞などメディア出演多数。無料メルマガ「リアルインテリジェンス」で最新情報を提供中。

富を拡大するインテリジェンス2.0
“ゴミ投資家”として搾取されないために…金融資産1億円未満の中流層は特に要注意
公開日:2024/03/23 06:00

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https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/337835

 金融の世界では金融資産1億円以上の富裕層を個人投資家、金融資産1億円未満の中流層はゴミ投資家と一部でいわれてきました。

 ゴミ投資家は搾取対象なので正しい投資リテラシーを身に付けることが大事です。

 ゴミ投資家が搾取される一例が、向かい玉です。

 向かい玉とは、商品先物会社が顧客と反対のポジションを持つことです。

 相場が高騰している時に大きな買いポジションを持たせ、同時に会社は同量の売りポジションを持ちます。

 急騰する相場は急落し、顧客は大損、会社は大きく利益になります。投資資金の10倍の損失となり家を売るケースもあります。

 以前は酷い商品先物会社があったのです。

 また、金融の世界ではゴミ投資家に投資商品を売るための教育を投資教育と言ってきました。

 それゆえ、投資教育や投資の教科書は売り手に都合が良い内容です。

 何も考えずに毎月積み立てさせるためドルコスト平均法を教えます。

 ドルコスト平均法とは毎月一定の金額の株などを買う買い方で平均取得価格が下がるので優れた投資法だと推奨されます。

 しかし、これは右肩上がり相場が前提であり、長期右肩下がりの相場では、そもそも買ってはいけないのです。

 日本株の右肩下がりが23年続いた間もドルコスト平均法が推奨されていました。

 証券会社や銀行など金融機関の多くは投資商品・ファンド類の販売が業です。

 それゆえ、日本ではファンドは運用パフォーマンスが高い順ではなく広告宣伝費や金融機関への紹介料の高い順に売れています。

■投資の王道とは?

 本来、投資では「その時々に一番おいしい投資をする」が王道です。

 短期でも長期でも分かりやすい相場の時だけポジションを持つということです。

 つまり、株(日本、米国、新興国)、為替(ドル、ユーロ、豪ドルなど)、商品(ゴールド、原油、穀物など)、債券、暗号資産などの中で、その時々に一番おいしい投資をするのです。

 これはグローバルマクロ投資といい王道であり、当たり前のことですが、プロの専門が分かれているために、アドバイスできる人は極めて少ないです。

 世界全体、個々の相場を見渡すと、その時々に一番おいしい相場、その時々に一番分かりやすい相場が見えてきます。

 その時々に必要な正しい情報と、一番おいしい相場は何かを投資助言を受けて学ぶことが本質的な投資教育であり、富を拡大する実践的な知恵、リアルインテリジェンスです。

 次回は連載最後なので人にとって一番大事なことを書きます。
 
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