■頂き女子りりちゃん懲役13年求刑でも「政治資金頂き女子昭恵ちゃん」無罪放免の理不尽 | タマちゃんの暇つぶし

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マネーボイス:頂き女子りりちゃん懲役13年求刑でも「政治資金頂き女子昭恵ちゃん」無罪放免の理不尽=今市太郎氏2024年3月19日より転載します。
 
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「頂き女子りりちゃん」こと渡邊真衣被告(25歳)は、恋愛感情を悪用して男性3名から総計1億5,500万円の現金をだまし取ったことと、その所得を無申告で4,000万を脱税した罪に問われていますが、先ごろ裁判で検察から懲役13年と罰金1,200万円を求刑されています。一方、この金額の2倍強の安倍晋三氏の政治資金3.4億円をまんまと非課税で相続した安倍昭恵夫人は何のおとがめもない状況で、この国の下級国民とは一線を画すまったく異質な存在であることに改めて驚かされてしまいます。(『 今市的視点 IMAICHI POV 』今市太郎)

※本記事は有料メルマガ『今市的視点 IMAICHI POV』2024年3月16日号

の抜粋です。興味を持たれた方は、ぜひこの機会にバックナンバー含め初月分無料のお試し購読をどうぞ。

「頂き女子」に懲役13年と罰金1,200万円。一方、国会議員の裏金は…

「頂き女子りりちゃん」こと渡邊真衣被告(25歳)は、恋愛感情を悪用して男性3名から総計1億5,500万円の現金をだまし取ったことと、その所得を無申告で4,000万を脱税した罪に問われていますが、先ごろ裁判で検察から懲役13年と罰金1,200万円を求刑されています。

もちろん求刑の段階ですから、刑が確定したときにどのくらいの重刑に課せられるのかはまだこれからということになります。

しかし、正直なところこんなに厳しい求刑がされるのかということを思うと、この金額の2倍強の安倍晋三氏の政治資金3.4億円をまんまと非課税で相続したかの安倍昭恵夫人が、この国の下級国民とは一線を画すまったく異質な存在であることに改めて驚かされてしまいます。

作為的にウソをついて「借金を返済しなければいけない」と男性3人から計1億5,500万円あまりをだまし取ることはもちろん大きな犯罪ですから、なんら弁護する余地もありません。

とはいえ、足元で大問題になっている国会議員の裏金問題と比較すると、1,200万円もの罰金の支払いを求刑されるのが当たり前の世界であるにもかかわらず、裏金は4,000万円以下なら脱税なのにまったく訴追されず、しかも故意の話なのは明白なのに政治資金収支報告書に適当に修正申告すれば無税でOKという今の検察方針…。

さらにそれを税務当局もまったく否定せず、税務調査すら行われないというのは、あまりにも理不尽。

渡邊真衣被告がかわいそうとまでは言いませんが、随分と不公平感の高い社会になっていることを痛感させられます。

安倍元首相の残した3.4憶円の政治資金には、案の定パーティ券収入も

安倍政権時には「私人」と閣議決定までされた存在で、当時から安倍氏の政治団体の後継者でもなんでもなかった昭恵夫人。

親族として政治団体の代表を引き継いでも、現行法下ではなんら税金はかからず、昭恵夫人はまんまとこの仕組みを利用して、合法的に3.4億円もの政治資金を相続することに成功したのは記憶に新しいところです。

しかし安倍派では、パーティー券の販売ノルマを超えて集めたカネを議員側にキックバックし、しかも政治資金収支報告書に記載していなかったことが足元で大問題になっています。

ということは、そもそもこのカネも裏金なのでは?と疑われてもまったくおかしくはありません。

安倍氏は生前、このやり方に大きな問題があるため、とにかくやめることを指示した……などという都合のいい話も聞こえてきますが、だからと言ってこの金に裏金が含まれていないとは誰も言えないものがあります。

Next: 社会は理不尽…。政治資金にやっぱり含まれていたパーティー券のお金

今となっては事実は藪の中という状況ですが、極めてダークな合法的相続が堂々となされたことには、凄まじく釈然としないものを感じる状況です。

実際、晋和会への資金移動2.14億円とは別に、同会のその他収入としてパーティ券7,000万円、朝食会約300万円、個人献金340万円、前年からの繰越金5,200万円が含まれています。

つまり、なんだやはりパーティ券が出てくるじゃないか…という状況が示現しています。

殿の一大事には、いの一番に政治資金を引き継ぎ守るのが安倍家の要?

昭恵氏はもとより安倍側近の秘書たちは、安倍氏が他界した時に後継者を昭恵夫人にしておかないことにはこのカネがどこへ消え去るかわからないことを、従前から相当厳密に認識していた様子。

安倍氏の襲撃……銃で撃たれて死去という事実が判明した2022年7月8日、故人の遺体に駆けつける以前にまずとるものもとりあえず安倍氏の政治団体「晋和会」と「自由民主党山口県第四選挙区支部」の代表を即日、昭恵夫人に引き継いでいます。

もちろん側近の仕業であることは間違いないのでしょうが、この一家にとっては3億円を超える政治資金を非課税で相続することが、お家の最大の懸案事項となっていたことは明らかで、襲撃死とともに間髪おかずに後継者が切り替えられるという「離れ業」が実現しているわけです。

まぁ常日頃から世帯主にもしものことがあったら、残された財産をどうするのか…などということについては、家族で予め話し合っておくということはそう不思議なことではありません。

とはいえ、通常は茫然自失からなんとか気を取り直して通夜や葬儀の段取りを慌ただしく進め、相当あとになってからようやく、政治団体の代表者をどうするかに気がつくというのが普通ではないでしょうか。

ところが、この一家はとにかく一大事に直面して、まず相続者名義変更をしてのけていますから、政治資金を引き継ぎ守るのが安倍家の要であることは相当、頭に叩き込まれていることが見えてくる状況です。

かくして人たらしのダメ男ダマし職人「頂き女子りりちゃん」は、かなりの懲役刑を食らうことが明らかになってきたものの、安倍家の「政治資金頂き女子」の昭恵ちゃんのほうは、裏金と思しきものもひっくるめて無税で全額を手に入れて万面の笑みを浮かべる今日この頃で、令和社会の理不尽な時間が流れる次第です。

比較の対象がおかしいのは十分理解していますが、これで本当にいいのでしょうか。疑問は深まるばかりです。

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