https://www.mag2.com/p/news/594275
4日午前、日経平均株価がついに4万円台を突破、取引時間中の史上最高値を更新した。これに林芳正官房長官は同日の記者会見で「日本経済の変革に向けた取り組みに対して、マーケット関係者を含めて、ポジティブな評価があることは大変心強く思っている」と発言。終値も4万0109円23銭となり、史上初の4万円台に。この「バブル超え」にネット上はお祭り状態となっている。
《このタイミングで株買わないやつはバカ》
《いつ買うか?今でしょ!ていうか今しかないでしょ!!》
《なんで株買わないっていう選択肢考える?》
《令和バブルというビッグウェーブに乗るしかない》
《バブルの夢よもう一度》
その一方で冷静な声が上がっているのもまた事実だ。
《勢いに乗って株買っちゃって外国勢が逃げて株価下落で大損なんて危険もある》
《景気の良さによる株高じゃないから平成のバブルよりも危ない臭いがするんだよな》
《軽い気持ちで手を出す人も多いみたいけど元本割れのリスクは理解してるんだろうか》
それではこの株高、この先もまだ続くのだろうか。株式に詳しい40代の男性ネットメディア編集者にそんな素朴な疑問をぶつけてみた。
「専門家によっては、日経平均は6万円になる、いや10万円まで上がると主張している方もいます。それぞれ説得力のある解説をしていますが、私個人は月並みですけど『予想は難しい』と答えるしかないです(苦笑)」
確かに「日経平均は8万円が妥当」という見立てを語っている投資のプロもいる。
干支にちなんだ相場格言のひとつに「辰巳天井」、すなわち辰年、巳年は高値をつけるという言葉があるが、今年は辰年。格言どおりとなれば「高値」となるはずである。
株高で儲けた人、損した人
お祭り状態となっているネット上には、実際に「儲けた人」が景気の良いエピソードをポストしている。まずは「濡れ手に粟」系だ。
《放置してたら午前中だけで200万のプラス。不労所得の極地》
儲けでこんな買い物をした向きもいる。
《嫁さん用にスバルのレヴォーグ買ってやったわ。国産車で安全性能トップやからね》
FIREに踏み切ったというこんな投稿も。
《まだ上がるって話もあるけど自分はここで売るわ。ケチだ何だと言われてたけど、仕事辞めて暮らしていけるからお前らざまあ見ろと》
自身は株に無縁だが、思わぬ恩恵を被っている人もいるようだ。
《隠れ家的なバーの常連さんが株で儲けたからって1本5万円以上するワインを来るたび頼んでくれる。しかも日に数本。経営者としては大変ありがたい話》
平成バブルを経験した世代にも大儲け組はいる。
《億り人には届いていないが高級車1台分くらいは行った。(中略)バブルの時はタクシーを万札持って止めてたけど今なら何になるんだろう。これから楽しみだ》
では今回の株高で、どんな人が“損”をしているのだろうか。まずは「買おうと思っていたのに置いていかれた人」だ。
《一旦下がったら株買おうと思ってたんだけど上がる上がる。タイミング逃してある意味損した》
「投資とは無縁の人」も損をした部類に入ると言ってもいいだろう。
《そもそも株そのものが理解できてない。怖いイメージしかないから手なんて出せない。そんな話したら「お前は損してる」って知り合いに言われたけど本当にそうなのか?》
こんな「恨み節的ポスト」もある。
《こっちは時給1,200円でにコンビニで働いているのにネットに株で大儲けしたって書き込みがたくさん。真面目にやってたのに損した気分》
実質的な損失はないものの、これだけ株高に湧く世間の声が耳に入ってくれば、損をした気分になるのも当然か。当稿の筆者も完全なる「損組」である。
「女性の眉」はどうなる?
前出の男性ネットメディア編集者は、こうも話していた。
「“女性の眉が太い時代は株高になる”とよく言われています。実際に近年は太眉傾向でした」
そうなると気になるのが今後の「女性の眉」のトレンドだ。
さっそく調べてみたところ、とある記事に「ずっと“太め・強め”だったのがここへきて真逆の方向に」とある。
【関連】2024年 眉トレンド
とは言え女性の眉と株価の関係はあくまで「理論的根拠のない経験則」であることを強調しておこう。
明日の日経平均は、いったいいくらまで上がるのか? しばらく日本株から目が離せないようだ。
「日本経済はまだまだここからだ」とのポストも
X(旧Twitter)の反応
以下省略
貼り付け終わり、