■26日は668円の急落…日本株が下落トレンドに突入 | タマちゃんの暇つぶし

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日刊ゲンダイDIGITAL:26日は668円の急落…日本株が下落トレンドに突入「2つの要因」 好材料まるで見当たらず 公開日:2023/10/28 06:00より転載します。
 
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https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/331211

 また株価の急落である。26日の日経平均株価は、668円14銭も下落し、終値は3万601円78銭だった。かろうじて3万円台をキープしているが、6月19日につけた年初来高値の3万3772円から、4カ月間で3171円も下げている。

 投資家の心理状態を示す「恐怖指数」も、相変わらずボーダーラインの20を超えたままだ。しかも、26日は「株安・円安・国債安」のトリプル安だった。円安=株高というセオリーも成り立たなくなっている。

 ブラックマンデー前夜に似ているという指摘もある。そろそろ日本株はヤバいのか。経済評論家の斎藤満氏はこう言う。

「世界的に株価の上昇トレンドは終わり、下落局面に入ったとみられます。要因は2つ。1つは、さすがに金融の引き締め効果が出始めてきたということです。これだけ米FRBや欧州中央銀行が利上げをつづければ、株価に打撃がないはずがない。金利が上がれば株価は下がる。もう1つが地政学リスクです。ウクライナでの戦争は簡単には終わりそうになく、さらに、ガザでの紛争まで起きてしまった。もし、ガザの紛争がイランに飛び火したら、世界経済が打撃を受けるのは避けられないでしょう。原油価格が高騰する可能性が高く、原油価格が上昇すれば、FRBはインフレを抑えるために、さらに利上げを迫られることになります」 また株価の急落である。26日の日経平均株価は、668円14銭も下落し、終値は3万601円78銭だった。かろうじて3万円台をキープしているが、6月19日につけた年初来高値の3万3772円から、4カ月間で3171円も下げている。

 投資家の心理状態を示す「恐怖指数」も、相変わらずボーダーラインの20を超えたままだ。しかも、26日は「株安・円安・国債安」のトリプル安だった。円安=株高というセオリーも成り立たなくなっている。

 ブラックマンデー前夜に似ているという指摘もある。そろそろ日本株はヤバいのか。経済評論家の斎藤満氏はこう言う。

「世界的に株価の上昇トレンドは終わり、下落局面に入ったとみられます。要因は2つ。1つは、さすがに金融の引き締め効果が出始めてきたということです。これだけ米FRBや欧州中央銀行が利上げをつづければ、株価に打撃がないはずがない。金利が上がれば株価は下がる。もう1つが地政学リスクです。ウクライナでの戦争は簡単には終わりそうになく、さらに、ガザでの紛争まで起きてしまった。もし、ガザの紛争がイランに飛び火したら、世界経済が打撃を受けるのは避けられないでしょう。原油価格が高騰する可能性が高く、原油価格が上昇すれば、FRBはインフレを抑えるために、さらに利上げを迫られることになります」

 世界の株安の流れに日本だけが無縁ということはありえない。しかも、日本には個別の悪材料もある。

日本銀行は、西側諸国で唯一、金融緩和をつづけてきたが、そろそろ限界に近づいています。長期金利の“上限”を1%に設定していますが、マーケットは日銀を試すように1%の天井を突き破ろうとしている。金利は0.86%まで上昇しています。もし日銀が上限1%を死守しようとすると国債を買いつづける必要があるが、日銀はホンネではこれ以上、国債を買いたくないはずです。上限1%をギブアップするのも近いのではないか。この10年、日本の株価は日銀の金融緩和に下支えされてきただけに、下支えが終了すれば株価は下落してしまうでしょう」(斎藤満氏)

 1987年10月19日のブラックマンデーの直前、15日にイラン軍がタンカーを攻撃し、米軍がイランの海上油田を報復攻撃している。ブラックマンデーが再現してしまうのか。株価に好材料を探すのは難しい状況だ。
 
貼り付け終わり、



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