■ロシアはなぜノルド・ストリーム1のコンプレッサーを「点検」に出したか? | タマちゃんの暇つぶし

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ロシアはなぜノルド・ストリーム1のコンプレッサーを「点検」に出したか?<newsNueq-3913>13:44より転載します。
 
貼り付け開始
      
 櫻井ジャーナル
 現実世界で高まる庶民の怒りを無視して
 机上の空論を実現しようとする西側支配層

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 https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202209090000/
 2022.09.09 01


 世界的にインフレが進んでいる。
 特にエネルギー資源の相場高騰が深刻で、人びとの不満が高まっている。
 プラハのベンツェスラウス広場では9月3日に早期の選挙を求める集会が開かれ、
 警察の推計によると、約7万人が集まった。
 9月25日までに内閣が退陣しないなら、抵抗権の行使を宣言するとしている。

 そのプラハでは8月31日から9月2日にかけて
 「 フォーラム2000 」の会議が開かれた。
 主要パートナーのひとつ、アメリカのNED( ナショナル民主主義基金 )は
 CIAが工作資金を流すシステムの一部で、
 ここから資金はNDI、IRI、CIPE、国際労働連帯アメリカン・センター
 などを介して工作のターゲットへ流れていく。

 その会合でドイツのアンナレーナ・ベアボック外相は
 「 ドイツの有権者がどのように考えようとも、私はウクライナの人々を支援する 」
 と発言した。
 民意など「 糞食らえ 」だということだが、プラハでの抗議活動を無視できないだろう。

 ※ ヨゼフ・ボイスが、死滅しつつある「 黒い森 」で倒れた
   樫の木1000本だったにショッキング・ピンクのペンキで塗って
   ボン( 西ドイツの首都 )の国会議事堂前に山積みにする環境彫刻を行い、
   ここから緑の党は発足した。
   随分前からドイツ緑の党はおかしな方向に向かっていたが、
   この外相( 緑の党党首? )は異常だ。
   ファッショに足を踏み込んでいる。


 プラハでそうした集会が開かれた最大の理由はエネルギー価格の高騰にある。
 この高騰はアメリカ政府が仕掛けているロシアに対する
 経済戦争によって引き起こされていることを理解しているようで、
 ウクライナでの戦争で中立を宣言し、
 ウクライナからの難民流入を止めることを要求していた。
 相場の高騰はアメリカ政府が進めている対ロシア戦争に悪い影響を与え始めたと言える。

 アメリカ政府の命令で西側諸国がロシアからの石油や天然ガスの輸入を削減する前、
 こうした国々はそれらを大量に輸入していたようで、
 その間は値上がりして当然だが、その時期が過ぎれば下がらなければおかしい。

 ※ 原油価格は既に暴落して久しく、ウロウロ戦争開始時の価格を下回ってきている。
   天然ガスはまだ高値圏にあるが、最高値からは20%近く落ちている。
   しかし、末端価格が高止まりしてるのは、
   マフィア(【 連中 】)ドモが、価格操作をしてるから。
   タコ野郎ドモを広場に引きずり出せーーーーーッ!!!


 また、WHOが「 パンデミック 」を宣言した2020年3月11日から
 世界はロックダウンや「 自粛 」などで人の行動が制限され、経済活動は麻痺した。
 大企業は儲かったようだが、
 社会的に弱い立場の人びとは大きなダメージを受け、
 中小企業や個人経営の店は経営が悪化して倒産が増え、
 必然的に失業者やホームレス、そして自殺者が増えた。

 ※ < newsNueq-2624:中小企業消滅が目的のAI専政ハングリーゲーム
          :武漢コロナプロジェクト > 2020/04/12


 そうした状態が続いている。
 エネルギーの使用量も減ったはず。

 相場は先物取引で引き上げられていると言われている。
 アメリカやイギリスの金融資本は1970年代から規制緩和で
 投機市場を肥大化させる準備を進め、「カジノ経済」を生み出した。

 ※ 上述のように、先物市場は既に下げている。


 かつて世界は「 オイル・ショック 」で揺れた。
 1973年にOPECが石油価格を大幅に引き上げたのだが、
 サウジアラビア国王の腹心で石油鉱物資源相を務めた
 シェイク・ヤマニによると、
 この値上げを決めたのはアメリカ。

 その年の5月にスウェーデンで開かれた「 秘密会議 」で
 アメリカとイギリスの代表が原油価格を400%値上げするように要求したのだ。
 この会議は1973年5月11日から13日にかけてスウェーデンで開かれた
 ビルダーバーグ・グループの会合だったことが後に判明する。
 競争原理で相場が決まるわけではない。

 ロシアのガスプロムはこれまで天然ガスを長期契約に基づき、
 安定した価格で供給していたが、
 天然ガス市場でも投機が大きな影響力を持つようになった。
 そうした流れは2010年頃から本格化したという。
 現在、エネルギー相場も投機市場が主導している。
 ここにきて石油や天然ガスの相場が下がっているが、そうすることも難しくはない。

 しかし、投機市場も現物の需給関係を無視することはできない。
 欧米は事前に石油のストックを増やしていたようだが、
 ロシア産の石油や天然ガスの供給が止まり続けたなら現物が枯渇し、
 投機市場の操作も難しくなるだろう。
 ロシア産天然ガスのEUへの輸送を妨害しているのはアメリカやその従属国だ。



 ガスプロムは「 ノードストリーム 1 」による輸送を
 8月31日から完全に停止させたが、
 修理のために取り外してカナダへ送ったコンプレッサーの装置が
 アメリカ政府の「 制裁 」で戻ってこないからだとされている。

 9月5日、クレムリンの広報官を務めるドミトリ・ペスコフは
 アメリカが「 制裁 」をやめるまで輸送を止めている技術的な問題は続くと述べたが、
 ウラジミル・プーチン大統領は9月7日、 
 タービンが戻ってくれは明日にでも輸送を再開できると語った。

 問題を引き起こしているのは欧米だと主張したわけだ。
 その欧米ではベアボック独外相やリズ・トラス英首相らが
 民意を無視して強行突破しようとしているが、成功するようには思えない。



この「 ノードストリーム 1 」のコンプレッサーの件、
この時期になぜ、ロシアはこれを取り外して「 点検 」に出したのか?
このニュースが流れた瞬間( もう随分前 )、変だ!
と、感じた。

プーチンの命令で出されたのか、或いは誰かが勝手に出してしまったのか?
後者だとすると、英・欧州、ロシア国内で相次ぐロシア人の不審死の一人、
或いは複数の仕業だった可能性もある。



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                                   nueq
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