■生物別総重量はクジラから微生物まで同量だった:それを破壊した人類 | タマちゃんの暇つぶし

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生物別総重量はクジラから微生物まで同量だった:それを破壊した人類 <newsNueq-3510>2021/11/19 17:50より転載します。

貼り付け開始、

Newsweek:松岡由希子
 バクテリアからクジラまで 
 海洋を支配していた生態系の法則を人類は破壊した

 -------------------------------------------------------------------
 https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2021/11/post-97474.php
 2021年11月16日(火)18時43分

 スペイン・バルセロナ自治大学環境科学技術研究所などの研究チームは、
 海洋生物の生物体量を地球規模で分析した。

 https://www.newsweekjapan.jp/stories/assets_c/2021/11/iStock-1206699304-thumb-720xauto-294606.jpg
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 かつて「 生物体量は微生物からクジラまであらゆる体サイズでほぼ同じ 」だった


 < 抜粋 >

 スペイン・バルセロナ自治大学環境科学技術研究所(ICTA-UAB)、
 独マックス・プランク研究所、カナダ・マギル大学らの国際研究チームは、
 海洋生物の生物体量(バイオマス)を地球規模で分析。
 2021年11月10日、
 「 人類の影響は大型の海洋種に重大な事態をもたらし、
  海洋の生物多様性全体を劇的に変化させている 」
 ことを示す研究論文を「 サイエンスアドバンシズ 」で発表した。

  Science Advances
  The global ocean size spectrum from bacteria to whales
  ---------------------------------------------------------
  https://www.science.org/doi/10.1126/sciadv.abh3732
  10 Nov 2021


 ■ マグロの10億分の1の体質量のオキアミは、マグロの10億倍多く存在した

 カナダ・ベッドフォード海洋研究所のレイモンド・シェルドン博士が
 1972年に発表した研究論文では、
 太平洋と大西洋の約80地点で採取した海洋プランクトンの存在量をもとに
 「 生物体量は微生物からクジラまであらゆる体サイズでほぼ同じ 」
 との仮説が示されていた。

 「 シェルドン・スペクトラム 」と呼ばれるこの仮説によれば、
 マグロの10億分の1の体質量のオキアミは、マグロの10億倍多く存在し、
 マグロの生物体量はオキアミの生物体量と地球全体でほぼ同じと考えられる。

 研究チームは、約3万3000地点の海洋で生息する
 従属栄養細菌、植物プランクトン、動物プランクトン、魚類、海洋哺乳類
 の生物体量を推計し、広範な海洋生物にわたって地球規模でこの仮説を検証した。

 その結果、産業革命( 1850年 )以前は、
 この仮説のとおり海洋生物が体サイズに関わらず均等に分布し、
 体質量1~10グラム、10~100グラムといった
 体サイズごとの生物体量は約10億トンとほぼ一定であった。
 ただ、バクテリアは予測よりも豊富で、クジラははるかに少ない、
 という両極の例外があったが、この理由は不明だ。

  海洋生物サイズと生物数の対比表
https://www.newsweekjapan.jp/stories/2021/11/16/GraphOfAbundanceVsBodyMassWithIconsShowingDifferentSpeciesRepresented.jpg
  https://www.newsweekjapan.jp/stories/2021/11/16/GraphOfAbundanceVsBodyMassWithIconsShowingDifferentSpeciesRepresented.jpg

  ※ 長大な上記Science Advances論文をザクッとみてみたが、
    1850年のサイズ別生物総重量の算出には不確定要素が多いことが
    繰り返し述べられている。
    1850年のデータ再現には、1850~60年の漁獲量データを
    ベースに用いられている。
    一方で、バクテリア総重量は予測不可能であるため
    現在の総重量が用いられている。
    魚 ~ バクテリア中間層は、現在の人工衛星分析から
    食物連鎖数式に基づいて算出されている。

 
 ■ 生態系を通じたエネルギーの流れが根本的に変わってしまった

 この研究結果では、産業革命以後、上位1/3の生物体量に
 人類が影響を及ぼしていることも示している。

 人間の年間食料消費量のうち魚類や海洋哺乳類が占める割合は3%未満にすぎないが、
 その影響は甚大だ。
 体質量10グラム超の魚や海洋哺乳類では生物体量が産業革命以前に比べて60%減少し、
 最も大きいクジラの生物体量は約90%減少している。

  海洋生物のサイズ別総重量と、減少のグラフ
https://www.newsweekjapan.jp/stories/2021/11/16/GraphOfBodyMassVsOceanBiomassWithAnimalIconsAbove.jpg
  https://www.newsweekjapan.jp/stories/2021/11/16/GraphOfBodyMassVsOceanBiomassWithAnimalIconsAbove.jpg
  ※ 上述のように、バクテリアの総重量は多く、
    クジラなど大型生物の総重量が少ない。
    斜線部分が、1850年来の減少重量。

  ※ クジラの激減は、アメ公の乱獲が原因!
    アイツラはクジラを捕まえて脂だけ取って、その他は太平洋・大西洋に
    放り捨てたのだ!
    脂は、燃料に使われた。
    日本は、国連でアメ公とグリーンピース、シェパードを
    徹底糾弾すべし!!!!!!!
    悪魔仕様の超高速クルーザーを保有するシェパードのクソ野郎は、
    日本のムショにブチ込むべし!!!

    シーシェパードのアディ・ギル号が沈没

    https://youtu.be/2aqmv-PUS1c
    0'43"
    2010.01.06 日本時間12時30分頃、
    アディ・ギル号( 1億8千万円 )が調査船第2昭南丸に衝突
    (財)日本鯨類研究所 提供
    
    シーシェパードの正体! Part2

    https://youtu.be/opLzOq3csls
    8'55"
    2013/11/12

    ※ 糞ラッセルの絵にはムカつく!
      なんで、こんなに汚く腐い絵が当時流行ったのか理解に苦しむ!
     「 美 」のカケラもない!
      醜さの極地と言えるだろう。
      糞ラッセル信者は、環境ARTの創始者:ヨゼフ・ボイスは
      絶対理解できないだろう。
      ヨゼフ・ボイスはは、1980年、「 緑の党 」を設立した。
      今の緑の党( 独 )は糞まみれになってしまっているが。。。。


    豪船籍のシー・シェパード「ブリジット・バルドー」号
http://frisbee.cocolog-nifty.com/frisbee3/images/2011/12/29/ab265f88.jpg
    http://frisbee.cocolog-nifty.com/frisbee3/images/2011/12/29/ab265f88.jpg


    < newsNueq-1868:捕鯨は日本の伝統:映画「 おクジラさま 」> 2019/02/20


 ガルブレイス教授は
 「 人類が海洋生態系の頂点捕食者に取って代わっただけでなく、
  この200年にわたる累積的影響によって、
  生態系を通じたエネルギーの流れが根本的に変わってしまった。
  操業漁船を減らすことで我々が生み出してしまった不均衡を元に戻すことができる。
  乱獲の減少は漁業の収益性や持続可能性を高めることにもつながる。
  ともに協力して行動すれば、ウィンウィンの関係を築けるだろう 」
 と説いている。

  主な生物サイズ別遷移( 1850・2020・2100 )
  生物サイズ別ヒューマン・インパクト
https://www.science.org/cms/10.1126/sciadv.abh3732/asset/34c56453-c37f-4715-adb9-dbb673204402/assets/images/large/sciadv.abh3732-f3.jpg
  https://www.science.org/cms/10.1126/sciadv.abh3732/asset/34c56453-c37f-4715-adb9-dbb673204402/assets/images/large/sciadv.abh3732-f3.jpg



バクテリアの総重量( 大気中・陸上・水中 )は、
たしか全生物量の85%だったはず。

バイ菌さま( バクテリア )が地球生命体の王様である。


 本川達雄
 『 ゾウの時間 ネズミの時間 』
 ---------------------------------
 中央公論新社 (1992/8/1)
 
この本は衝撃的だった。
これを僕は「 生命的相対性理論 」と当時云っていた。

今回の研究は、本川博士の血流相対論に次ぐ、
地球生命体の存在重量相対論と云える。



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    今回の珍コロ詐欺テロのおかげで、見えてきた♪
    ウィルスとは、生命体が吐き出す「 ゴミ 」だった可能性が高い。
    が、エンベロープを纏ってることを鑑みると、
    JUNK・DNAが近年、JUNKではなく、
    エピジェネティック的に重要な鍵を握ってることが解ってきたように、
    ウィルスもまたいずれ、生命体の情報交換ツールや、
    防御用のチャフや攻撃用ドローンだった可能性もある。


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                                 nueq
貼り付け終わり、nueq さん解説。