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豚肉を食べさせろ! パニック状態の中国庶民 <newsNueq-2279>より転載します。
貼り付け開始

 JBpress
 豚肉を食べさせろ! パニック状態になる中国庶民
 ~ 高騰が続く食品物価、庶民の不満はいつ爆発するのか ~

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 https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/57471
 2019.8.29(木)
 福島香織

 < 抜粋 >

 中国で豚肉を中心とした食品物価の高騰が著しく、
 一部では“豚肉パニック”といった様相になっているらしい。

 「 中国では今、豚肉を買うのに身分証明書がいる 」
 「 豚肉制限令が出て、1日2キロまでしか豚肉を売ってもらえない 」・・
 台湾の報道バラエティ番組が、中国の“豚肉パニック”をこんな風に報じていた。

 さすがにこれは、誇張のし過ぎだ、でたらめだ、
 と中国のネットユーザーが一斉に反論していたが、
 一部で豚肉購入制限が出ているのは事実で、豚肉不足と高騰が各地で確かに深刻だ。


 ■ 購入量制限で庶民はパニックに

 今年(2019年)4月以降、湖北、安徽、四川、福建などの29省の一部地域で
 豚肉価格補填制度が導入されており、その中には、買い占め防止のために
 豚肉購入量の制限と身分証明書の提示が決められている地域もある。

 福建省三明、圃田の両県では豚肉の品不足と高騰があまりにもひどいことから、
 中秋節、国慶節にむけて、豚肉に対する補助金制度や購入制限措置を導入すると発表した。

 三明市の明渓県では、8月17日から10月7日までの週末と中秋節、国慶節には
 豚肉価格を平時価格に戻して発売するという。
 また圃田県茘城区では9月6日から豚肉4種(リブ肉、赤身肉、もも肉、ヒレ)に関して
 キロ当たり4元の補填金をつけるという。
 ただし両地では豚肉補助をつける代わりに、購入量を1人2キロまでに制限。
 この補助と制限を受けるためには、購入時に身分証明書が必要、という。
 補填最高額は1人当たり月額31元を限度とした。

 この措置が発表されたとたん、地元の庶民はパニックに陥り、
 スーパーにつめかけたり、電話が殺到したりしているらしい。
 このあたりを、台湾のバラエティ番組が面白おかしく報じたら、
 中国ネット民たちが激怒した、というわけだ。


 ■ 庶民の不安はかなり深刻

 福建省の一部地域の対応に話を戻すと、明渓県は物価調整資金として
 県の4社のスーパーに対して20万元の豚肉用補助金を捻出したという。

 明渓県ではどのスーパーも1日の豚肉4種の販売量を
 計600キロ(ヒレ、もも肉それぞれ200キロ、リブ肉、赤身それぞれ100キロ)に制限している。
 消費者は1日の購入量を1人あたり2種類の肉をそれぞれ1キロまでに制限される。


 ■ 完全に制圧できていないアフリカ豚コレラ

 背景には、アフリカ豚コレラ、米中貿易戦争、
 中国のもともとの畜産と食肉流通システムの矛盾などの複合的要因がある。

 アフリカ豚コレラは昨年8月に発生して以降、あっという間に
 中国で広範囲に蔓延し、今も完全には制圧できていない状況だ。
 中国の報道ベースでいえば、昨年8月初めから2019年7月3日までに、
 中国でのアフリカ豚コレラの発生は143カ所で、116万頭以上が殺処分された。

 国家統計局のデータでは、2019年1~6月、全国の生きた豚の出荷数は3億1346万頭、
 前年同期比で6.2%下降した。
 養豚場にいる生きた豚の数は3億4761万頭で、前年同期比で15%減少。

 ちなみに中国市場の年間の豚肉生産量は5340万トン規模、
 輸入量が120万トン(2017年)だ。
 国際貿易における豚肉取引量が年800万トンというから、
 たとえば中国で豚肉生産量が15%減った場合、
 中国人が豚肉を食べ続けようと思うと、
 国際市場に流通する全豚肉を中国が買い占めてもその不足分を補えない。

 末端の豚肉価格は、8月16~22日の豚肉卸値はキロ当たり平均29.94元で、
 その1週間前と比べると11%上昇、前年同期比より52.3%上昇した。

 中国当局は、アフリカ豚コレラのワクチン開発が実験段階に入っている、
 としているが、しかし実用化までには8~10年かかるとしている。
 今は、アフリカ豚コレラ罹患豚を見つけたら、
 ただ安全に処分し完全に流通を封鎖するしかない。

 豚コレラを恐れるあまり、母豚から子豚まで投げ売りして、
 養豚を廃業する企業や農家も続出した。

 豚肉高騰のもう1つの要因として、当然、米中の貿易戦争がある。
 英BBCが報じているのだが、米国農業省によれば
 中国は8月2日から1週間の間、米国産豚肉1万トンを購入。


 ■ 中国庶民の不満はどんな形で弾けるのか

 こうした状況に 中国国内メディアは「 養猪喫鶏 」( 養豚しながら鶏肉食べよう )
 などという意見で、今年上半期の鶏の出荷が前年同期比15.8%増の42億羽、
 鶏肉生産量に換算すると6637万トン(同13.5%増)となったことなどを報じている。

 「 豚肉が高いのなら鶏肉をたべれば? 」という、
 まるでマリー・アントワネットが「 パンがないならケーキをたべれば? 」
 と言ったみたいな話なのだが、そうは簡単にいかない。

 豚肉上昇を揶揄するような、こんな小話が中国の微博で流れているそうだ。

 「 早朝に油条(揚げパン)を買いに行くと1本2.5元という。
  昨日2元だったじゃないか? というと、
  おばさんは、豚肉が高騰したからね、と言った。
  豚肉の高騰と油条の値上げとどんな関係があるの? というと、
  おばさんは、私が豚肉を食べたいからだよ、という 」

 豚肉価格の上昇が他の食品価格を吊り上げる効果によって、
 7月の消費者価格指数(CPI)は前年同期比2.8%上昇。
 このうち豚肉価格が27%上昇したことがCPI全体を0.59ポイント分引き上げたという。

 ここに人民元の急落が重なっていけば、中国で急激なインフレがおきるという予測もある。
 経済官僚たち恐れているものの1つは、言うまでもなく中国のハイパーインフレだ。

 しかも、今の中国のインフレは食品領域に限定されていて、その他の分野はむしろデフレ。
 つまり給与が上がらないのに食品代がかさむという、
 庶民にとっては最も苦しいスタグフレーションに陥りかけている。

 いたるところで緊張が極限まで張りつめている中で、
 中国庶民の生活物価高に対する不満がどういう形で弾けるのか、弾けないのか。
 チャイナウォッチャーとしては目が離せないのである。


まさか、「 SARS 」「 鶏フル 」「 豚フル 」に続くインフルエンスとか。。。。。

中国包囲網と「 偶然 」時を同じくして発生。。。。。
「 偶然 」って「 必然 」?



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  < newsNueq-614 :中国養豚業に激震:環境対策強化で閉鎖 >
  < newsNueq-229 :中国の豚肉需要が頭打ち「健康志向」 >

  < newsNueq-728 :豚は太らせてから喰え:トランプ国家安全保障戦略の裏話 >

  < newsNueq-023 :豚(猪)は酒が好きで家畜になった >
  < newsNueq-510 :子豚のダンス >
  < newsNueq-760 :楽園の豚 >


                                nueq
貼り付け終わり、ニュークさん解説。


>まさか、「 SARS 」「 鶏フル 」「 豚フル 」に続くインフルエンスとか。。。。。
>中国包囲網と「 偶然 」時を同じくして発生。。。。。
>「 偶然 」って「 必然 」?

・だと思いまつw


【宮川典子の呪いw】豚コレラが山梨を通り過ぎて秩父まで拡散w。
野生イノシシが車を運転して雁坂トンネルを通過w update3

http://blog.livedoor.jp/genkimaru1/archives/2119694.html

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