現在起きている米国発世界の動き:増田俊男さんの見解が分かり易いので紹介します。
~今やユダヤ独占資本が作った今日のアメリカの金融システム下での経済成長が止まったので、ユダヤ独占資本としては新しい経済システムを造らねばならなくなった。

経済成長が止まった時代の世界の経済制度は、経済成長時代のリベラルで自由かっグローパル化されたシステムには馴染まない。

経済成長時代は成長の糧(パイ)をグローパル市場において自由競争で、分かち合えたが、パイがなくなった今は競って他国のパイを奪わなくてはならなくなる。

国家は自国ファースト(アメリカ・ファースト)になり、他国の富(パイ)を関税で奪うか、交渉で奪うかの時代になった。

トランプは正に時代を地で、行っていることを知るべきである。

産業革命による経済拡大期の17 -19 世紀は産業資本(モノ造り)、20 -21 世紀は金融資本(カ不造り)、そして将来は情報資本(個人情報主体)が主流になる。

世界の個人情報のデジタル空間で、あるFANG (フェイスブック、アマゾン、ネットフリックス、グーグノレ)の空間で全世界の個人が泳いでいるような時代である。

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実は最も巧妙な覇権哲学であったことを知らねばならない。

アメリカは欧州の列強を巧妙に第一次大戦に誘導し、敵と味方双方に戦争資金を貸し付け、武器を売り、列国が戦争で疲弊したところで参戦し戦争を終わらせて国際連盟に統合した。

モンロー主義がアメリカの伝統的覇権戦略であることは歴史が証明している。

「豚は肥らせてから喰う」というが、トランプは財政バブルと金融規制緩和で今後もバブル拡大政策を続け、中国の経済成長が止まるのを待ってNY 発のパプル崩壊で中国経済を破綻させる。中国経済救済の名の下に、中国人民銀行を政府から分離、国営企業と国立銀行をすべて民営化し、中国全土に革命運動を起こし共産党一党独裁制を終わらせる。これが1971 年以来中国を愛し続けてきたキッシンジャーの対中戦略の本音である。(実はそうは問屋が卸さないのである)

 
貼り付け終わり、増田さん「小冊子」より


*いかがでしたか?

・現時点でここまで読み切っている論者は寡聞にして存じません。

・現状の把握ができれば、その後の対策もみえてくるでしょう・・・上手にこの波を乗り越えてくださいね!