夜は、亀戸文化センター和室で、「玉川奈々福がたずねる語り芸パークフェクティブ」 へ。今日はいよいよ、奈々福さんの持ち芸である浪曲。
一、玉川奈々福「お民の度胸」〈沢村豊子〉
一、澤孝子「竹の水仙」〈佐藤貴美江〉
一、仲入り
一、稲田和浩「おはなし」
一、澤孝子・稲田和浩・澤孝子「鼎談」

浪曲一席は、奈々福さんの関東節、澤先生の関西節との、聞き比べ。
澤先生の「竹の水仙」は、何度も何度も聴いているのに、木馬亭で聴く「竹の水仙」とは違う。

稲田さんのお話しは、長年浪曲に携わり、木馬亭の昔を知っているからこそ出来る話が、沢山。

鼎談は、いつもにも増して、充実した内容。澤先生のお父様が、芸事好き。二代目廣澤菊春先生の大ファンで、「色気が出ないうちに、芸は身に付けなければならない」との菊春先生の言葉で、中学生の時に菊春先生の内弟子になったこと。なかなか上達しない中、とある音に気がつき、それが浪曲開眼になったこと…。
また、よく客席を見て、聴き手と一緒に、一席の浪曲を作ることが慣用ということ。今は、「自分を試す」気持ちで、舞台に上っていること。

澤先生は、まだまだ進化しておられる。いつも以上の笑顔で、背筋をしっかり伸ばし、筋道を立てて話す姿に、圧倒された。