日本人全員が知らなければいけない真実、
として、書かれているさっち~さんのブログ のこの日の記事。
ペット大国日本はペットも使い捨ての社会なんだろうか?
パピーミルと呼ばれる悪徳ブリーダーで
犬猫をどんどん繁殖させ、
ペットショップでどんどん売る。
劣悪な環境で産むためだけのマシンと化した
母犬・母猫が産んだ子どもたちは、
奇形が生じたり、病弱な子だったりする。
それでも売れる。
それとは知らずに買う人が居る。
見た目のかわいさだけで。
かわいいがゆえに衝動的に買ってしまう。
後先考えずに。
「世話がたいへん」
「こんなに大きくなるとは思わなかった」
そんな理由で簡単に保健所・センターへ持って行く。
はやりの犬種・猫種も
はやりが終わると
保健所・センターに持って行かれる。
ちょっと前だとシベリアン・ハスキー、
今だとミニチュアダックス、パピヨン、チワワ。
猫も今のはやりはスコティッシュフォールド。
ブリーダーはどんどん産ませる。
だけど、このスコは奇形率が高いことでも知られている。
特に折れ耳同士の交配は。
奇形が生まれると遺棄される・殺される。
冷凍庫に入れられて。
はやりの犬猫を買うことがどれだけ罪なことか、
ちょっとでも考えてほしい。
ファッションに犬猫を使わないでほしい。
ペットショップで生体販売は要らない。
ブリーダーは要らない。
こういうこと書くと、
ペット産業に関わりのある人、
何も知らない人から、
横やりが入るかもしれないな。
でも、わたしの考え、
いえ、大部分の愛護に携わっている人は
同じ考えだと思う。
もちろん、保健所・センターへ収容されている犬猫は、
飼い主持ち込みだけではない。
所有者不明、迷い子、負傷した子も居る。
犬は捕獲されることもある。
その中に、『犬猫殺処分数が多い都道府県ワースト15』が
掲載されている。
ワースト1は愛知県、続いて大阪府、広島県、兵庫県、福岡県と続く。
大都市が多い。
東京は逆に少ない。
佐賀に次いで全国2位。
避妊・去勢手術の普及と、
室内飼いの徹底、
犬は、リードを外さない、
猫は、地域猫の取り組みが功を奏しているんだろうか?
平成22年度全国行政で
殺処分された犬猫の数、
213,607匹。(犬 53,473 ・ 猫 160,134)
みんなそれぞれ命。
意味あって生まれてきた命。
世界にひとつしかない命。
こうやってひとくくりに数やグラフで
表されると “生きてた” って実感がないかもしれない。
でもまぎれもなく、生きてた命。
それを終わらせたのは何者でもない、人間なのである。