今日の記事はぜひ載せたかった記事なんです。
渡辺眞子さんのブログ
からの転載です。
わたしは、この記事を読んで、
世界が変わりました。
それまでは動物が好きで、飼ってはいたものの、
(犬猫に関してはそれまでもお店等で買ったことはありませんでした。)
自分が行動しよう、なんて思ってもいませんでした。
・・・・・でも、動かなきゃ!って思いました。
なにかしなくちゃ!って。
そのきっかけになったブログ記事です。
以下、転載です。
【閲覧注意】犬の遺体の写真があります。
写真を見るのは辛い、と思われる方は、
文章だけでも読んでください。
犬・猫を飼ってる方はぜひ。
写真は縮小して表示してあります。
クリックで拡大します。
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昨日のイベントの反省から。
もともと人前で話すのは苦手。
「この話題の前に、あれを説明しておこう」と喋るうち、
肝心の本題が行方不明になったりするんだもの。
でも殺処分問題に取り組もうと決めてから、
それも私ができることのひとつと思い、
お声をかけていただけばお受けしてきた。
(が、一向に上達しません)
現状の説明に加えてペットの殺処分を減らすための予防策や、
これから向かうべき方向について説明し、
できるだけ新しい情報を提供し、
そこから一人一人ができることのヒントを
持ち帰っていただけるようにしている。
私の役目は現実を伝えるまで。
環境や生活スタイルなどなど、
個々の事情によってできることは異なるので、
その先は相手に委ねたい。
だから毎回、感情が表に出ないように極力、気をつける。
けれど精神的にか体力的にか弱っていると
込み上げてくるものが押さえきれず、
稀にコントロールが利かないときがある。
昨日は、この写真の子犬の説明をしていて当時が甦り、
どうにも堪らなくなってしまった。
去年8月末に『犬と、いのち』の取材に訪れた地方のセンターで会った子犬。
ちょうど運び込まれたところに居合わせた、幼いきょうだいの一頭。
つい数時間前に母親のぬくもりから引き離され、
初めての場所に連れて来られ、
小さなプラスティックの箱に移された。
不安気に、けれど小さな抵抗すらせず
他の子犬、仔猫、成猫たちと共に小型処分機の中へ
前面の壁が下りる。
いきなり真っ暗になるのも、
ガスが注入される音も、どれほど恐ろしかったろう。
幼い犬と猫たちは呼吸が浅く、
一般の殺処分機では絶命までに時間がかかって苦しむため、
このセンターでは小型処分機を使用している。
ステンレスの壁に阻まれて見ることができないから、
本当に短時間なのかはわからない。
どうあれ、苦しまないわけはない。
窒息死なのだから。
処分機に入れる前、
一頭ずつ睡眠薬を経口投与するセンターもある。
殺処分する頭数が少なくなれば、
一頭ずつの安楽死処分も可能だろう。
(そのためには職員の心のケアも万全に取りはからう必要があります)
中央にいるのが、あの痩せっぽちの子犬。
生後2ヶ月くらいだろうか。
本来なら、もっところころしているはずなのに、
この子犬は哀れなほど痩せ細っていた。
『犬と、いのち』には殺処分後の姿を掲載したくて、
そのために人が入り込めばインパクトが薄まるのではと撮影。
結局はより多くに手に取ってもらうことを優先しての却下だけれど。
誰もが目にできるブログ上に、
こうした写真を掲載することへ嫌悪感を覚える方もあるでしょう。
でもこれが、私たちの日常の隣で起きている現実です。
こんなふうにして、
たった数十日の命を終える生き物がいることを
知っていただきたいのです。
飼い主が親犬に生涯一度の不妊去勢手術を受けさせさえすれば、
こんな不幸は避けることができたのです。
子犬らしくない骨張った体、ぱさぱさの皮毛、しっとり濡れた温もり。
今も鮮明に、手のひらが覚えています。
私が見殺しにしてきたいのち。
私たちが自治体に納めた税金で行なわれる殺処分。
ペットを飼っているかいないか、
動物が好きか嫌いかは関係ありません。
これは社会問題です。
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以上、転載終わり。
こうやって、転載するのに、
この子の写真を見ないといけないのが辛いです。
これが日々起こってることなんですよ。
子犬・子猫は殺処分されない、
里親を見つけてくれるって思ってませんか?
たぶん、この子は飼い主の持ち込みですね。
飼い犬に子どもが生まれて(予定外の繁殖)
面倒見切れないから保健所・センターへ持ち込む。
そんなところですかね。
飼い主からの持ち込みは、即日殺処分ですから。
意識の低い人、多いですね。
避妊・去勢手術さえしてれば、
こんな不幸なことにはならないのに・・・。
人間て、イヤですよね。
こういう話を聞くたびに、人間が嫌いになります。
殺してくれと、持ち込んで、
自分はのうのうと暮らしてる・・・。
こういう人に限って、
いい人ぶって、
殺人事件の話をするとき、
「怖いわねえ。気の毒だわ。
誰がそんな恐ろしいことを!」
なんて言ってるんでしょうね。
おまえが恐ろしいわ!!って話ですけど。
この記事を読むたび、
わたしも腹立たしさでいっぱいになる・・・。
眞子さんと同じように
感情のコントロールができなくなってしまいます。
人々の意識を変えないかぎり、
こんな不幸がずっと続くことになるんでしょうね。
みなさんは殺処分に関して、
どんなご意見をお持ちですか?