(2022年3月の記事をリライトしました。)
那覇滞在中のお食事はどうしても沖縄料理に目が行ってしまいがちなのですが、実はガチウマの中華も忘れてはならない存在だったりします。
特に個人的な推しは旭橋の燕郷房と安里のゴールデンスワロー、ともに株式会社ツバメ組さんの運営する系列店なのですが、いずれのお店もお料理の完成度とコスパの極まったガチな中華食堂となっています。
燕郷房
まず旭橋〜県庁前エリアに滞在されるのであればおススメしたいのが、こちらの燕郷房さん。
沖縄にいるからと言って、名前だけの沖縄そばや中途半端な沖縄料理でお腹を満たすなら、是非立ち寄ってみていただきたいお店。界隈では口コミで伝わっているお店でこそありますが、個人的には全国区で評価されておかしくない四川の名店だと思っています。
店内
活気ある雰囲気ながら、テーブル席とカウンターが程よくバランス。
食堂だけに混雑時はちょっと狭いかな、と感じることもありますが、息苦しいほどではありません。個室があるようなお店ではないので、そこは諦めましょう。
メニュー
走攻守、抜け目のないメニューながら、そのレパートリーの広さに驚かされます。
個人的に特に秀逸だと思うのが前菜類。メニュー数もさることながら、どれもお酒がすすんでしまう内容で、自信と本気度が伝わってきます。
前菜数品で飲み続け、気がついたら主菜は頼まず腹一杯、
な~んていうのもこちらのお店のあるあるです。
というのも、おひとり様のお客様の『あれもこれも色々食べてみたい』というニーズを反映して、Sサイズのメニューの用意があるのも、そんな状況に拍車をかけます(笑)
お料理
非常に品数多いため、いつもチョイスに迷うのですが、今回はこんな感じでビールのお友を中心にチョイスしました。
まずはハートランド(580円・税別)でレッツゴー。ハートランドを置いているお店にハズレはありません。(偏見)
椒麻肫花(580円・税別)
シャキッコリッ花切り砂肝の冷製、花椒ペーストの自家製しびれだれ。
焼鳥屋の砂肝をイメージしてると、これ本当に砂肝⁉️ってなると思います。
鹹花生(350円・税別)
塩ゆでピーナッツ、色気はありませんが病みつきになります。
粒も大きい。これだけでビール何杯でも🍺。
葱爆羊肉(1,030円・税別)
ラム肉と葱を強火で炒め黒酢とパクチーでクセを中和。北京の代表的な家庭料理、らしいです。
たしかにクセはそこまでではなく、クセ強め同士が中和した千鳥のような一皿。
お会計
中華は頼むものによってお会計の振れ幅大きいかもしれませんが、前菜中心にオーダー、軽く飲んで、炭水化物で〆ても5,000円は行かないレベル。メニュー的にも品数を多く頼めることもあり、満足度は高いと思います。
ふつうに中華居酒屋プライスだと思いますし、このクオリティなら安いとすら感じるお店です。
店舗情報