最近通話してるとこの話題が多いので取り上げる。
実はほとんどの人が【ナルシスト】なのではないか?(診断付き)で出た実力把握能力という言葉。
自分で思いついた造語なんだけど、既出かなと思い一応検索かけてみたら……
「能力が低い人ほど自信たっぷりな理由」
とか出てきやがったよ。
- 自分の実力を知るには知識と客観性がいる。
イラストデッサンの狂いを見抜くには知識が必要なんだけど、逆に言えばデッサンさえ狂っていないとわかっていればその絵は及第点だと理屈。
これをシナリオなんかに適用すると、起承転結などのテクニックを知っていると今描写している部分がその基本に則っているかどうかで実力(面白さ)を判断できる。
もちろんそれだけじゃない、色々な知識がある上でこれは正しいと理屈で判断するあくまで指標だ。
歌なんかは録音すれば一発でわかるけど、これも慣れてくるとある程度こんなもんだな、というのがわかる。
いつも文章だけだとそれだけじゃあ説得力がないと思うので……。
今日は実際に録音してみた。
ちなみに自分の歌唱力は人よりちょっと高い程度で、練習すればまあまあ聞けるレベルにはなるぐらいの実力。というのが自己評価(42秒~ぐらいから開始)
https://drive.google.com/file/d/1GpgSshItuWJ-q_ukmmk2ZGhiwlKydpiV/view
【ハナミズキ voナス】↑
案の定録音してみてもやっぱり評価は変わらなかった。
思った以上に「鼻声だなあ……」っていうことを再確認したぐらいかな。
そもそも歌はミドルボイスやら喉開くやらビブラートやら色々と技術的な箇所で出来ていないという自覚があるので、一番重要な発声法から間違ってる、そこをどうにかしない限り素人評価から抜け出せない。
- 実力把握能力をつけるとなにがいいのか?
ずばり外部からの批判に強くなれる。
例えばこの歌聞いて「へったくそだな」とか「鼻声だな」とか言われても「うん、そうだよ」で返せる。
ただ下手なのを自覚するのとはまた違うんだよ。
○○の理由があるから下手という理屈がそこにないと防御にならない。
一番ダメージ食らうのは「上手いと思っているのに批判される」状態。
自分の声でも歌でもいいけど録音してみて「恥ずかしい!」とか「なにこれ!」とか思ってしまう人は実力把握能力に欠けている。
この実力把握能力に+理屈や理論が加わると敵なし!
「このシナリオって、○○な理由で~、○○だから~、つまんないですよね」
などと言った批判なども前もって予測する。
予測するためには自分の作品と見つめ合って、客観的評論しなければいけない。
これがクセになってくるともう最強なんだよ。
一体どんな批判してくれるのかなとむしろ批判が楽しみになるぐらいになる。
- どうやってその能力鍛えればいいのか
とりあえずエセ評論家になることから始めよう。
自分、評論家です! みたいに豪語してたら鼻で笑われるんでおすすめはしないけど、
アニメだったりを自分で評価してみて、その評価が世間と食い違っていなければOK。
ただ気をつけて欲しいのは「なんでこのアニメこんな人気なの?」ってなったらアウト。
そのなぜ? を考えるのが評論家の仕事だ。
自分の中で世間とのズレをどれだけ無くせるかが、この実力把握能力に必要な要素。
あともちろん脚本論とかそういう知識もないといけない。
じゃないとなんで面白いのか、つまらないのかが論理的に説明できなくなるからね。
- この能力はネガティブ思考の人間のほうが備わりやすい
ネガティブな人はもともと被害妄想から色んなパターンを予測する能力に長けているからね。
「実はヤバイプラス思考について」という記事もある。
以下、文章抜粋↓
近ごろ話題になったのが、2016年2月にヴァージニア大の研究者が出した論文です(1)。
これは67名の男女を対象にした実験で、全員に架空のビジネスプランを立ててもらったうえで、それぞれのプラス思考レベルを採点したものです。その結果は、以下のとおりでした。どうやら、プラス思考は一時のやすらぎになるものの、長い目でみればメンタルに悪影響をもたらす可能性が高いようです。
- その作品を1000人ぐらいいる中で公開できるかどうか?
なにで見たか忘れたけど、こんな問いかけを自分にした時にNOだった場合は実力を見つめ直したほうがいい。
さっきの歌を例えば結婚式の会場で公開しても問題ないかどうか、とかね。
その創作は目の前にいる1000人に公開できる?
歌は? 演技は? 絵は? 脚本は?
■おまけ
スカイプの知り合い14人に歌の評価を点数で聞いてみた結果
正直ヘタクソ! って笑われるだけならいいんだけど
「共感性羞恥」って言って、恥ずかしい思いを相手に与えないかが心配だった。
→結果「 」 明日いつもの時間