ハタハタの代わりにニシンが来た | たまご寒天のブログ

たまご寒天のブログ

テーマを選ばず思いついた事をそのつど書き込みます。
好きな作家は藤沢周平さんです。
歌手羽山みずきさんのファンです。

住んでる町は港町なので時々釣りにでかけます。

若いころは船釣りや磯釣りなどもやりましたが、最近は手軽で安全な堤防釣り専門です。

 

今の時期は1年の内でもあまり釣りには向いていない季節です。

それでも、車で出かけたついでに港の方を偵察に回ってきました。

 

いつも釣りをする岸壁の近くまで行くと多くの駐車している車が見え、釣り人の姿もありました。

今頃イワシでも釣れ出したのかと思って車を降りて近くに寄ってみました。

 

 

ぼつぼつという感じで釣れている様子だったので、バケツの中をのぞき込んだら見慣れない魚の姿が見えました。

 

 

これ何ですかと近くに居た人に聞いてみたらニシンだという返事で、やっぱりそうかと思いました。

 

先日NHKテレビの番組の中で、北海道の江差では104年ぶりに大群で産卵に来たニシンの白子で沿岸が真っ白になる「くき」という現象が2017年にあり、その後毎年見られるようになったと紹介されてました。

 

ご承知のように、江差ではかって大量のニシン漁によりニシン御殿が立ち並んでたそうです。

その後、獲り過ぎたのかばったりニシンが来なくなったとも聞いてます。

 

ここ数年そのニシンが、大群でかっての漁場に産卵にくるようになりニシン漁も復活しつつあるんでしょうか。

そして北海道だけでなく、東北の日本海側の海岸などにもニシンが産卵に来始めてるという事なんでしょうね。

お正月のおせち料理の定番である「数の子」はアラスカ・カナダ・ロシア産が多く日本産は少ないようですが、これからは日本産の数の子が食べれるようになるかもしれませんね。

京都ではにしん蕎麦が名物です。

 

こちらの地方では、毎年年末にハタハタの大群が産卵のため接岸し、雪の降る中それを釣るのが風物詩になっていたのが、ここ3年ほど前からは秋田県の北部までしか来ず、しかも不漁が続いています。

 

これから毎年ニシンが釣れるようになるのか分かりませんが、

「ハタハタの代わりにニシンが来た」という感じです。