12月中旬頃から融雪パイプの増設に取り組んでいました。
素人仕事なので、いろいろとトラブルや上手くいかないことがあり、四苦八苦してました。
先週やっと作業が終了したのでその経緯をご紹介いたします。
まず、昨年までの自作の融雪パイプでの写真です。
この写真は家の前の道路側から、自宅正面の向かって左側半分を撮った写真です。
見にくいと思いますが、画面の真ん中よりやや右側寄りに井戸から引いたパイプの蛇口があります。
ここに塩ビ管を加工したパイプを取り付け、左右の壁と石段のへりに沿って這わせてあります。
積雪があると、蛇口を開けばパイプに空いた穴から井戸水が流れ出して路面に積もった雪を溶かす仕組みです。
積雪が10Cm程度だと、流れ出た井戸水で雪は溶けてくれますが、それ以上の積雪の場合は早朝に除雪車が道路に積もった雪を道路の縁に押し分けていくので、家の前に残されて大きな塊になった雪を取り除くのが大変です。
除雪車は取り除いた雪を運んでくれるわけでは無いんです。
その日のうちに家の前の雪を処分しないと、夜になって凍ってしまい翌朝にはカチカチになって車を出すこともできなくなります。
塊になった雪をスコップなどで砕いて、融雪パイプからの水で溶かせば雪かき作業は楽になります。
今回残った家の右半分の道路側に融雪パイプを配置しました。
次がその写真です。
融雪パイプの配管を延長し、車庫前には市販の融雪用パイプを購入して接続しました。(グリーンの部分で長さ5mのタイプです)
車が出入りするときにパイプの上を通ってもつぶれない材質になってます。
井戸水をくみ上げるため今まで使ってきたポンプは、庭の池への注水と庭の散水用に購入して取り付けたものです。
冬場融雪パイプを使うと能力的に水量不足になるので、その時は池への注水量を減らして使ってました。
今回増設した融雪パイプを使うと、ポンプの能力を超えるのは間違いないので、新規にパワーの大きいポンプをネットオークションで購入しました。
経費を抑えたいので、エコキュートなどの装置に使われている中古品のポンプを探して購入しました。
我が家の井戸の水面までの深さは3.5mあります。
これ用のパイプの設置と、ポンプとの接続の動作確認で結構手間取り、途中ポンプの不具合の可能性も考えられたので2回ほどポンプを分解したりしました。
次がポンプの写真です。
(縁側の下に見える半円形のコンクリートのものは、井戸の蓋で結構重くて動かすの大変です)
右側のプラスチックケースには従来からのポンプが入っており、今回追加したのは左側のものです。
薄緑色に見えるのは、凍結予防用にポンプ外側に吹き付けた断熱材のウレタンホームの色です。
試行錯誤した結果、追加したポンプは融雪専用に使うことにしました。
余力として、お隣さんと隣接した勝手口通路用の融雪パイプも塩ビ管で自作しました。
前面道路用とポンプの接続を切り替えで使うつもりです。
塩ビ管にドリルで1.5mmの穴を任意に開けてあるだけの融雪パイプですが、2mのパイプを継ぎ足して長さが12mあるので、一度に距離が稼げます。
持ち運べるので庭の通路の融雪にもどうかな。
色々試してみましたがまあまあ使えそうで、これなら市販の融雪パイプを購入する必要も無かったかも知れませんね。
融雪システムはまだ先週一度使っただけですが、今冬は暖冬みたいでもう出番が無いかもしれません。
写真はいずれも今日撮影したものですが雪無いでしょ。
長々とご覧いただき有難うございました。