初めての納豆 | たまご寒天のブログ

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テーマを選ばず思いついた事をそのつど書き込みます。
好きな作家は藤沢周平さんです。
歌手羽山みずきさんのファンです。

我が家では食事の時に毎日のように納豆をいただきます。

 

納豆は豆が小粒な方が多いように思いますが、昨日食べた納豆は大豆が大粒で、味が濃くて格別美味しいと感じた。

 

連れ合いの説明によると、北海道産の大豆が使われているとの事。

 

私は元々四国の出身で、子どもの頃に納豆を食した事は無かった。

当時は、納豆はまだ西日本地方では食べる習慣が広がってなかったと思う。

 

もちろん、今では納豆は全国区になって、海外でも食べられるようになっている。

 

学生時代は東京の寮で生活しました。寮は3食の賄付きでとても安かったので、昼食も学生食堂でなくいつも寮に帰って食べていた。

 

栄養士さんがバランスを考えて献立を作って頂いてたので、今にして思うととても良かったと思う。

 

入寮して数日後、いつものように朝食の時間に合わせて食堂に行った。

 

食券を出すと、アルミのプレートに麦ご飯・味噌汁とおかずが入ったおわんと皿をおばさんがのっけてくれる。

 

その日は、窓口の横に大きなアルミの容器に入った物が山盛りになっ置かれており、それを寮生がスプーンですくってご飯の上にのせ、さらにネギを振りかけていた。

 

私はすぐに「ははーん、これがうわさの納豆か!」と思った。

 

そして、見よう見まねで納豆をご飯に混ぜて食べたが、初めて食べたのにとても美味しく感じた。

全国から学生が集まっていたので、西日本出身者の内には納豆初めてという人そこそこ居たと思う。

 

ご飯の上に山盛りの納豆をのlせ、ネギも大盛で醤油をぶっかけてご飯とまぜ食べていたように思う。

納豆をよく混ぜてからご飯にかけるような上品な食べ方では無かった。

 

食堂が開いている時間は当然ながら決まっていた。朝食は9時までです。

 

食事の献立表は張り紙で事前に確認する事は出来た。

 

納豆が朝食に出る日は、寝坊をしていても9時5分前には飛び起きて、脱兎のごとくに食堂に走り込み、美味しい納豆ご飯にありついた。

 

他にも数名の学生が走り込んでいたが、彼らも納豆好きだったに違いない。

 

昔の納豆の方が味が濃かったように思うんだけどどうかな。

 

昔々の思い出です。