マスク | たまご寒天のブログ

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テーマを選ばず思いついた事をそのつど書き込みます。
好きな作家は藤沢周平さんです。
歌手羽山みずきさんのファンです。

マスクが店頭から消えて時間が経つ。

こちらの地方でも、お店には不定期に入庫するが、すぐ売り切れるようだ。

 

今は医療機関への出荷を優先しているようだから致し方ないのかも知れない。

 

数年前の新型インフルエンザの時も、新規に開発されたワクチンは最初医療従事者から接種を優先して行われたのを覚えておられる方も多いのではと思う。

 

私は今回のコロナ騒ぎを予測したわけでは無いが、5年ほど前に段ボール入りパッケージの大量のマスクを購入して、それが今度役に立つことになった。

 

私はネットでなんでも大量に買い込む癖があり、いつも連れ合いから「余計なものを買うな」と文句を言われる。

 

実際に無駄になっているものも多い。

 

マスクは滅菌品でもないし、使用期限は特にないし大量に買っても問題はないはずだとその時は思ったのだ。

 

それから間もなく、2015年の4月にネパールで大地震が発生したが、婿が「友人がネパールに居て、復旧工事の現場でマスクが必要だと言っている」と聞いて、私の持っているマスクの中からそこそこの量のマスクを婿に提供したら、早速ネパールに送ったという事だった。

 

その後は、冬場を中心にマスクは消費したがまだ大分残っていた。

 

今年の2月15日頃(これ1月15日頃の間違いで訂正いたします)行きつけのイオン系スーパに入ったら、50枚入りひと箱のマスクが税引前199円の特売価格で売っていた。

その時はマスクは在庫処分セールされていたのだ。

 

家にはマスクが有るので、その時に別にマスクなど買う必要はないのだが、なぜかつい2箱買ってしまった。

連れ合いは「なんでマスクなど余分に買う必要があるの・・・」という顔をしていた。また私を見る点数が下がったと思った。

 

それから10日も経たないうちにマスクは全て棚から消えていて、その状態が今も続いている。

 

娘夫婦やその他の人にマスクを提供して、私の手持ちも大分減った。

 

ところで、最近買い物に出かけたりすると、80歳以上と思われる高齢者の方がマスクをされていない姿をよく見かける。

 

一番必要な高齢者の方が、マスクをされていないというのは、ご本人の危機意識が弱いというよりも、今回のパニックで買い損ねた方が多いためでは無いかと推測している。

 

若い人と同居している高齢者なら多分マスクも入手されているのでは無いかと思うが、高齢者だけのお家だと買いそびれた方が多いのではと心配に思われるのだ。

 

マスクの場合、実は買い占めがどうだというケースは意外と少なくて、今回のように国民全体がマスクを買おうとしたらあっという間になくなるのは当然と言えば当然かもしれないと思うのだ。

 

作る方も、例年の消費のデータをもとに製造量を計画して、損失が出ないよう余剰在庫が出ないように生産管理をする事は、どういう製品を製造してしているメーカにとっても当然の事だからだ。

 

今回のことを教訓に、国や自治体にはいろいろな災害時等に使われることの多いマスクは多量の備蓄の検討が必要t思う。

 

パニックが起こってから製造を増大してもなかなか追っつかない。

 

トイレットペーパも40年位も前のオイルショック以来しばしば起こる。

しかし、これも通常1か月で2袋買っている家庭が、それぞれ予備の為に1袋余分に購入すれば、当月の消費量は一気に150%になるので、これもすぐ棚が空っぽになってしまう。

 

トイレットペーパは在庫が問題ないので、今回の騒ぎは間もなく収まるとは思う。

 

こういう事態を避けるには、常々各家庭で余裕を持ってトイレットペーパを一袋余分に在庫しておくしかない。

 

家庭にとって、トイレットペーパは無くては困る日用品のナンバーワンであるはずなので、いつもトイレットペーパー騒ぎは起こるのである。

 

アメリカ・イギリス・オーストラリアなどでも、トイレットペーパー騒ぎが起こっているというではないか。人間だれでも考えることは同じということだ。

 

近隣に一人住まいの高齢者の方も多い、それらの方にお役にたつなら手持ちのマスクやトイレットペーパ等を提供したいと考えている。