車を初めて買ったのは20歳代半ばだった。
会社の車の払い下げの中古車を、会社の動産の簿価で買ったのでかなり安かった。
その頃の若者の最大の興味といえば車だった。
みんな車にお金をつぎ込んでいた。
30過ぎに初めて新車を買った、
その初代の新車を10年間乗り、次の新車に買い替えた。
2代目を同じく10年間乗り、3代目に乗り換えた。
2代目の車は10年間乗って累計走行距離はわずか2万5千キロだった。
今にして思えば買い替えする必要は無かった。
2代目の車に乗っていた頃は、とにかく仕事が滅茶苦茶忙しかったという事だ。
休みになっても遠出することはまれで、ただスーパ等への買い物だけに自家用車を使っていたようなものだ。
しかし3代目は19年間乗り、走行距離12万キロとなった。ミニバンです。
医者に知られたら怒られるに違いないが、一昨日腰痛があるにも拘わらず、500km以上運転した。
用があるからしょうがないんだよね。
用心しながら乗ったせいか、特に腰の痛みは変わらなくほっとした。
昨日朝に駐車場から車を発進させようとしたら、ギアチェンジが出来ない。Pの位置から全く動かず。
またまたトラブル発生か!昨今天中殺に入っているのか。
そこでJAFに応援を求めた。
私は40年来のJAFの会員でゴールドメンバーです。特製のステッカー貰っている。
30分足らずで来てくれた。
若いお兄ちゃんだったが、車の現状と私が確認したことをかいつまんで話した。
1.ブレーキランプは正常に点灯する。
2.シフトロック解除ボタン操作を行う。
以上の2点は自分で確認した。
そこでお兄ちゃんはボンネットを開け、エンジンルームの中に腕を差し入れて、何かを引っ張り上げるとバキッという音がして、車体が揺れた。
そしてエンジンをかけてギアチェンジしたら正常に動いた。
「若いのにやるじゃん!」
手動でギアチェンジを行ったという。有難うね。
お兄ちゃんから今回でJAFの利用は何回目ですかと聞かれたので、40年間で3回目と答えた。
ゴールドメンバーさんで長くのご利用有難うございますと最敬礼されてしまった。
その後近くのカーディーラーに車を持ち込み、念のためチェックしてもらった。
現状問題なし、以前にバッテリーの液漏れによる車体の腐食があり、これが遠因かもとの説明。
その時点では問題ないので、そのまま車を持ち帰った。
ここらが買い替え時かなと思った次第です。
もうすっかり中古の体だし、中古車で十分と思う。