こんにちは☀️
今日も前回のつづき
で、にぃに
と重心児&医療的ケア児
坊の弟妹問題の話（うちの場合）です。
今回は、流産手術翌日以降の話です。
翌日
ストレッチの甲斐もあり、筋肉痛は軽度（余裕で歩ける
）。
お腹の違和感もまぁほどほど。
体のだるさは少々。
といった感じでした。
仕事はお休みをもらい
今回はにぃにも学校へ行ってくれていたので、一人でのんびり過ごしました。
体は前回よりも楽だったものの…
今回は心の方が穏やかではありませんでした。
処置前は無感情だった分、
感情が爆発
その矛先は、
見学態度が（私にとっては）よくないように見えた研修医（か学生）に向かいました。
（ごめんなさい
）
直接何かを言われた訳ではないので
あくまで私の中での被害妄想の話なのですが…
入室の感じから、あまり興味なさそうに見学する態度をみて
40代、経産婦の初期流産の搔把（吸引）手術
珍しいことではないし、
産婦人科医にとっては
外来前の10〜15分程で終わる程度の処置
だから
大したことのない、つまらないもの
（外科処置の見学って、近くじゃないとよく見えないし…）
と思っているんだろうなぁと。
そう思うと
何だか悔しい気持ちでいっぱいに。
“いやいや
それはただの八つ当たりでは
”
“当事者でもない20代半ばの男の子が
流産手術を受ける患者の気持ちをリアルに想像することは難しいのでは
（私自身も、特に泣き崩れたりしている患者でもなかったし）”
“いや
心から寄り添うことは出来なくても、
それが態度に滲み出てしまうのはどうかなぁ”
“そもそも
別にそんなつもりじゃない（何とも思っていない）んじゃ（そう思っているのは自分でしょ
）”
“いや、
そんなつもりはなくても
患者にそう見られてしまう態度は、これから臨床でやっていくのにダメじゃない”
“それに
（NICU入院中）坊の確定診断を告知されたときでさえ 学生見学を認めた私が、嫌な気持ちになるとはよっぽどなことなのでは”
“嫌だと思ったのなら、そのとき（か終わった後）に意思表示したらよかったのに。”
…と繰り返す自問自答
そこからは
“‘学生実習の協力についての同意書’に流産手術の見学って項目に入ってたっけ”
と同意書まで確認し出す始末。
（ちなみに、明記はされてなかった
でもそもそもその対象に研修医は含まれないだろうな）
…結局この日は自分の中で処理しきれず、
かと言って人に話せる程、話はまとまらず…。
まぁ寝たら少しは落ち着くかもと思いましたが、
翌日も同じ熱量で不穏
。
暇だからそのことばかり考えちゃうし…
。
一日中悶々と過ごしながらも
夜になり、夫に話を聞いてもらいようやく少し落ち着いてきました。
1週間後
術後の経過観察（血液検査・内診）のため病院受診。
忙しい外来の中悪いなぁとは思いましたが、
診察の最後に
私の気持ちを処置した先生に聞いてもらいました。
（ちなみに家では夫が、‟私が直接言いにくければ代わりに言うよ”と言ってくれていました）
ある特定の研修医（か学生）を不快に思ったことはうまく伝えにくいし、
その子の成長を望む気持ち余裕は私にはなかったので、
“手術の際、私も精神的な余裕がなかったようで、事前の知らせなく見学者がいたことが私にとっては嫌なことだった
” と伝えました。
私は、相手（病院側）に自分の気持ちを伝えられればそれでよく（あとサイレントクレーマーはよくないと思っている
）、そしてプロに話を聞いてもらうことで
“誰が何と思おうと、この流産は私だけの（大切な）もの”と素直に思えるようになったので、
気持ちはだいぶ落ち着きました。
（今回自分の中でも、患者側・医療者側のそれぞれ気をつける必要があるところについて、いろいろ勉強になりました
）
その後は1ヶ月後のフォロー受診。
ホルモン値は順調に下がっていましたが、
卵巣の腫れが若干みられたため、
2ヶ月後に再受診となりました。
つづきます
