ヴェネト州ワイン会の白ワイン編に続き、赤ワイン編。自分の勉強用にまとめます。
まずは、ボナコスタヴァルポリチェッラクラッシコ2020 マァジ。
コルヴィーナ70%、ロンディネッラ25%、モリナーラ5%です。
ブラックチェリーやプラム、ハーブ、重すぎず程よいタンニン。
マァジ初めて飲んだけど、色々飲み比べしたい!
ネクスト!
ヴェネト州で人気のある作り手ラルコ。
パリオ ロッソ デル ヴェロネーゼ2017です。
コルヴィーナ55%、ロンディネッラ35%、モリナーラ7%、クロアティーナ3%です。
このパリオは、アマローネと、リパッソしたワインを50%ずつブレンドしていて
甘やかで黒系果実。想像以上にエレガントで濃厚でした。
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ここで復習タイム!アマローネとは何か?
ヴェネト州のヴェローナ地区、バルポリチェッラの畑で造られる赤ワインのことです。
また、ブドウは陰干し(アパッシメント)したものを使用します。陰干しというのは、
水分を蒸発させブドウの糖度を高めて濃縮させる製法です。この伝統的な製法によって、
ボリューミー、甘美、チョコレートのような苦味を楽しめるって話です。
またアマローネは、イタリア語で「アマーロ(苦味)」という意味があります。
なぜ、苦味という意味の名前が付いたのかと言うと、元々ヴァルポリチェッラで造られていた
ワインはレチョートという甘口だったので、それと区別する為にアマーロと名付けられたそう。
リパッソとは何か?
発酵を終えたアマローネの澱とワインを混ぜて再び発酵させる方法。
これによりアマローネのようなボリュームと風味を得られます。
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ネクスト!
アマローネデッラヴァルポリチェッラクラッシコ2007 レラゴーゼ
濃縮感たっぷりの黒系果実。チョコレート、コーヒーのニュアンスも。
ネクスト!
アマローネデッラヴァルポリチェッラ2015 ロッコログラッシ。
濃縮感、甘美でエレガント、スパイスと繊細なミネラル。
このアマローネ、めちゃめちゃ好みでした。
今回はヴェネト州をテーマのワイン会、めちゃめちゃ勉強になりました。
このブログを書くことで、記憶に定着させたいものです。
お料理もワインも美味しかった。ありがとうございました!