中1秋から不登校になり、現在17才になる息子は高校に行っていません。
私は鬱からの回復途中です。
家族関係を徹底的に見直し、自分、夫、息子の育て直しを同時進行で進めています。
欲張りかっ(笑)
モラハラ、アダルトチルドレン 、毒親関連に不本意ながらも(?)詳しくなってしまいました
これからは、そういった負を解消するために使っていたエネルギーを、自分のために使っていきたいのです。
現在、アドラー心理学を勉強中です
不機嫌の理由
普段はだいたいご機嫌なひきこもり息子だけど、今日は珍しくご機嫌ナナメの様子。
ドアを閉めるのもバッターンと大きな音を出して閉めたり、昼食を用意するのもイライラしながら作っているのがよくわかる。
負のオーラをまきちらしているけれど
私に対して何かを言ってくるわけではないので
私も何も言わない。
聞かれたことにだけ答える。
息子は、少しでもリビングにいたくないかのように
マッハで食事の準備をして
プリプリしながら自室に引き上げていった。
その一部始終を見ていた私は
あ~、機嫌悪いの、うざー
雰囲気悪くなってもうた~
何をするにもスローテンポな息子だけれど、なんだ、プリプリしている時は、さっさと動けるんじゃないか!
私が最初に感じたのは怒りだった。
八つ当たりしてるんじゃねーよ!っていう怒り。
ムカついたのだ。
次に浮かんだのは、いつものように
「私、何か息子を怒らせるようなことしたかな?」
という自責思考が自動的に浮かぶわけだけれど
いやいや、ナイナイ
と瞬時にその考えを否定する。
わしゃ~、なんもしとらん。
勝手に機嫌悪いだけ。
しいて言えば、昨日、腰痛であんまり動けなかったから?
いや、それこそ、私、なんも悪くないわ。
まあ、あれこれ息子の機嫌が悪い理由を
自分の中に探そうとするけれど
これ、全く意味のないこと。
息子の機嫌が悪い理由は
息子にしかわからないから。
単純に本当の気持ちを感じるのが嫌すぎて
思考で遊んでいるだけ。
自責も他責も同じく無駄な思考の遊び。
じゃあ、私の本当の感情って何だろうか?
と掘り下げる。
奥に押し込んでいる感情
私の本当の気持ちは
息子と楽しいコミュニケーションが取れなくて悲しいなあ。
かな?
その悲しみをちゃんと感じてみる。
ああ、いつもみたいに笑顔で挨拶できなくて悲しかったなあ。
私は悲しいから息子の不機嫌な態度が
すごく嫌なのかな?
そう書いているうちにその奥にある感情に気づいた。
いや、違う。
確かに明るく穏やかなやり取りができないのは残念だけれど。
ただそれだけだ。
悲しみの奥にあるもの。
それは、
恐怖だ。
少し意外な気もしたけれど
身体に目を向けてみれば
確かにそれが正解だということがわかった。
私が息子の不機嫌を感じて
身体に起こった反応は・・・
- 胸が締め付けられて心臓が苦しい感じがする。
- 呼吸が浅くなる。
- 五感が鋭くなり、息子の一挙手一投足に敏感になる。
- 背中から肩に力が入り上半身が固まっている。
これ、フツーに恐怖反応やないかーい!
恐怖に直面した人間が陥る緊張状態だ。
でもね、これ、息子は何にも悪くない。
私の中のトラウマが「息子の不機嫌」に過剰反応しているだけなのだ。
トラウマ解放にはちゃんと感情を感じることが必要。
私は家族の男性が不機嫌なのがすごく苦手だった。
すごく怖くて身体が一気に緊張状態になる。
瞳孔が開く感じ。
子どもの頃から、瞬間湯沸かし器の父と
地雷持ちの兄が暴れないように
いつも気を張り巡らせてビクビクと暮らしていたからだ。
あ~。そうか。
息子に感じたモヤモヤ、イライラなどの怒りは
恐怖の代理感情だったのだ。
人が一番感じたくない感情は何か。
そりゃ~、恐怖だ。
恐怖を感じないために
怒りや悲しみで蓋をしてごまかしていたってわけ。
最初は、息子が不機嫌をまき散らしてモヤモヤする!
から始まったけど
トラウマの再演をしていただけか。
↑これを書いている間の数分間
さらさらと涙が流れた。
あ~、過去のトラウマにアクセスできたんだな
と思ってホッとする。
ほんっと毒親育ちはトラウマをいっぱい持っているから
こうやって
モヤモヤとかイライラした時に
深堀りして
インナーチャイルドにアクセスして
解放していく必要がある。
すんごい地道な作業だけど
やればやるほど
心が軽くなって楽になるから
やめられないんだよね。
実際に今、
息子へのイライラ・モヤモヤはなくなったし
自分のせいかも?という自責思考もどっかにいった。
どうやら軽く消化できたらしい。
さて、トラウマ持ちがトラウマを解消したら
相手が変わるというオマケもついてくるらしいけど
どうだろうか。
それは息子の反応を観察してみることにしよう。
★お買い物マラソン走ってるよ~
①息子の好きな骨取りサバをリピート。
②ダイエットにロウカット玄米を投入するぞ~!