中1秋から不登校になり、現在17才になる息子は高校に行っていません。
私はうつ病回復途中です。
家族関係を徹底的に見直し、自分、夫、息子の育て直しを同時進行で進めています。
欲張りかっ（笑）
モラハラ、アダルトチルドレン 、毒親関連に不本意ながらも(?)詳しくなってしまいました
これからは、そういった負を解消するために使っていたエネルギーを、自分のために使っていきたいのです。
現在、アドラー心理学を勉強中です
※ブログ再開してからの記事が増えてきたので、カテゴリー分けをボチボチ始めました。
その際、記事の再投稿という形になると思うので、もし私のブログの投稿通知を受け取る設定にしているフォロワーさんがいらっしゃったら、一日に何度も通知してしまう可能性があります。
そういった場合は、通知をオフにしてください。
よろしくお願いします
実家に帰らない。その選択の末に起こったこと。
私は実家に帰ると体調を崩すので
ここ1年半ほど帰っていません。
１か月に1度ほど母から電話がかかってくるので
実家の状況は把握しています。
で、面白いのが
私が実家に帰らない内に
今まで頓挫していたことが
なぜか進展しているのです
頓挫していた問題が動き出す。
例えば、母の相続問題。
親への恨みが強く、
相続したくない母がごねにごねて早10数年
その間、私は親身に相談に乗り
情報提供してきました。
しかし、どんなに時間を割いて相談に乗っても
結論は出ず
出てくるのは両親（私からしたら祖父母）への不満
のオンパレード。
もう、毎回祖父母の悪口を聞くのも
しんどくなってしまって
「私は手を引く。そんなに嫌なら相続放棄したらいいよ。」
と一昨年に母に伝えると
なぜか母は奮起し、
自分に有利になるように相続を進めるため
ＹｏｕＴｕｂｅを見て猛勉強を始めた
それまでの母は、全身の痛みや不眠など
様々な心身の不調に悩まされていたから
そんな元気はもうないと思っていたけど。
私が見放してから
父と二人で自力で調べて行動したのだ。
その間、何度も母から電話がかかってきたけど
私は何もアドバイスしなかった。
自分の希望が何かわからず主張できなかった母が
相手方の弁護士ともやり合い
自分の希望を通したのだから本当に驚いた。
まだ不動産は売れていないから
相続は完了していないけど
何もかも放置したまま母は病んで死ぬんだろうな
と思っていたので私は本当にびっくりして。
どこにそんな力が残っていたんだろう。
ひきこもりに終止符か。
また、ひきこもり兄にも進展アリ。
まず、エアコン問題が知らぬ間に解決していた。
エアコン問題とは・・・
兄の部屋にエアコンがないため、
いつもリビングに陣取っていて
見たいテレビ番組が見れない、くつろげない
と両親がぼやくので
「お兄ちゃんの部屋にエアコンをつけようよ。
快適になるよ。」
と兄を何度も説得するも
毎度撃沈していた私。
ところが、昨年、さくっと兄の部屋にエアコンをつけて
今年の夏は快適に過ごしているらしい。
なんやそれ。
私の時間と労力を返してくれ～
そして、なんと、兄は今
就労継続支援施設A型に通っているらしい。
これも、数年前に兄と一緒に見学に何件か行ったけど
兄が以前通った施設の悪い記憶が蘇り頓挫。
私が実家に帰ると兄も母も
我先にとばかりに愚痴を吐き出していた。
私はそれが自分の役目だと思い込んでいて
すごく苦痛だったけど
頑張って何時間も話を聞いていた。
それを続けていたら
実家に帰ると3日ほど寝込むようになってしまった。
【私が家族の話を聞いてあげないといけない】
という思い込み
あれは何だったんだろう？と今になって思う。
どんなに親身になって話を聞いても
物事が進展することはなかった。
なんで？
人は辛い気持ちを吐き出したら
楽になって前に進める
って言うやん？
なんで？
なんで母と兄はそうならないの？
こんなに母と兄の辛い気持ちを実家にいる頃から
何十年もずっと聞いてきたのに
自分を犠牲にして聞いてきたのに
なんで、ひとつもうまく進展しないの？
それが、私が話を聞かなくなってからの方が進展しているってどういうことよ？
むしろ私が邪魔してた？
私がいることで逆にダメだった？
そんな風に一瞬思ったけど
実はなぜそうなったのかは
既に私はわかっていた。
私がいるからダメだった
というのも実は当たっているのだ。
自覚なきダメ人間製造機と化す。
私がいると
兄と母の依存が加速するので
何も物事が進展するはずもなく
むしろ悪化していったのだった。
私は実は
ダメ人間製造機
だったのだ。
依存は依存させてくれる人がいないと成り立たない。
共依存の恐ろしさを知らない人が多いけど
アルコール依存症や摂食障害などと同様に
家庭や本人を壊す本当に恐ろしい依存症なのだ。
私が善意でやっていた行為は
依存症用語でいうところの
イネイブリングだったから
どんなに頑張っても事態は悪化していったのだった。
イネイブリングとは、「支え手」「可能にする人」の意。
（※以下『』内は上記サイトより引用させていただきました）
『イネイブラー（enabler）とは、嗜癖（しへき）その他の問題行動を陰で助長している身近な人のことをいいます。「世話焼き人」などと訳されることもあります。
子どものひきこもりで悩む母が、子どもをひきこもりから出そうとして奮闘することにより、じつは「よい母をやっている」自分の評価を高めるだけで、ひいては子どもの人生を悪化させている場合などに使われます。
こうした人々は、自分の人生に向かい合うことを恐れ、その分を他人（夫、子どもなど）の世話を焼くことに逃げているために、このような行動をとるわけです。イネイブラーと問題行動の当事者（妻と夫、母と子など）の関係は共依存という人間関係嗜癖の状態におちいっています。』
そして、なぜ私がイネイブラーになったのかは
父がアルコール依存であり
母が共依存者だったからから。
その時の体験が純正イネイブラーの私を作り出したのだ。
そして、自分でも知らない内にダメ人間製造機に成長していった。
ダメ人間製造機に育てられたら・・・
そして、今、私が本当に気をつけなければならないことは
イネイブラーである私に育てられた息子のこと。
兄や母と同じように接していたら
息子が自立することはないだろう。
ひきこもり息子と
それを助長させる共依存母の典型になるでしょう。
それを本当の本当に肝に命じること。
夫が私に対するモラハラを強化していったのも
私がイネイブラーだったから。
これはモラハラ被害から抜け出した人の多くが
こっそり言うのだけど
実は自分がモラハラを助長させていた、のだ。
火のない所に煙は截たない。
共依存は1人ではできない。
必ず相手がいる。
私はいつもその相手役をやってしまうようだ。
だから、沈みゆく泥船の実家を必死に助けようと
私が自己犠牲して頑張っているうちは
何も好転しなかった。
母や兄の自律心を削ぎ
自分の力を発揮する機会を
私が奪っていた。
むしろ、話を聞かず実家に行かず支援せず。
とことん自分の人生の責任を自分で取ってもらったら
事態が動きだした、ということ。
私が実家に対してイネイブリングをやめたのは
ほとほと疲れ果てて
実家に対する拒絶反応が
心身に出始めたからだったけど
そこまで行く前にやめられたらよかったな。
では、イネイブリングをしないようにするには・・・・
次の記事に続きます。
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