少し前の話ですスター

  朝、起きたいのに起きられない

 
お盆休みのドライブ旅から帰ってきた次の日から
 
息子の起床時間が段々とずれ込み始めました。
 
 
最近は昼の2時l頃に起きてくるようになり
 
本人が「明日こそ、朝起きる。」
 
と毎日言うのですが、結局起きられません。
 
 
そこで、ちょっと声をかけてみました。

ひらめき「何で起きようと思っているのに起きられないんだろうね?」
 
爆笑「根本原因は寝る時間が遅いからだよね。」
 
 
ひらめき「中々寝付けないのかな?」
 
爆笑「いや、ベッドに入ったらすぐに眠れる。僕も疲れてて、早く寝たいのに寝れないんだよね。っていうかパソコンから離れられない。パソコンから一歩も動けない。」
 
ひらめき「ほー。気持ちは寝たいのに、身体が動かないって感じ?」
 
爆笑「そうそう、ベッドに寝て早く休みたいのに、身体がパソコン机から離れられないんだよね。」
 
ひらめき「パソコンとベッドがすんごい離れているのなら、めんどくさい気持ちもわかるんだけど、息子の場合はすぐ隣にあるもんね。ゴロンと横に倒れたらすぐベッドなのに、それができないのか~。休みたいのに休めない。それはすっごく疲れるだろうね。」
 
 
爆笑「そうなんだよ。すごく疲れるんだよ。口内炎も2個できているし。だから毎日早く寝て早く起きようって思うんだけど、それができないんだよね。」



  ​気持ちと裏腹の行動をしてしまう



なるほど。

以前の昼夜逆転していた時と違って最近の息子は、生活習慣を整えることを大切にしている。

でもそれが実現できない。

ならば、ちょっと荒療治が必要か?

と思い、更に突っ込んでみました。

 
ひらめき「パソコンに心がひっついちゃってるのかもね。だから体は休みたいけど、それができない。それって依存症っぽいよね。」
 
爆笑「依存症?そうなのかな?でもさ、ただのゲーム好きの場合もあるよね。好きな事にハマっている状態と、依存症の違いって何?どこからが依存?」
 

ひらめき「確かに。趣味に没頭していることが依存症じゃないよね。日常生活に支障をきたし始めて困り事が出てきた時に『やめたいと思っているのにやめられない』っていう状態になったら依存症らしいよ。」
 

爆笑「ふーん。なるほど。じゃあ、僕はゲーム依存症かも。」
 

ひらめき「うん。そうかもね。でも、もしそうだとしても多分ごく軽度だと思うよ。何でかと言うと、例えば、アルコール依存症ってあるでしょ?あれね、別名『否認の病(やまい)』って言われててね。

本人が「オレは病気じゃない!」って言って、認めないから治療がすごく難しいんだって。でも、息子は『確かに、状況からすると依存症かもしれない。』って思ったわけでしょ。だから、認めることができるのなら、いざとなったら病院に連れて行くことも可能だし治療もできるからね。だから、まだ軽度なんじゃないかな?って思ったんだよね。」

 
爆笑「ふーん。確かにね。さっき『依存症じゃない?』ってお母さんに言われた時、感情を置いといて事実から考えたんだよね。
そしたら、事実・状況からしたら自分はそうなのかもしれないなって思った。」

 
ひらめき「へー。随分と冷静だね。感情を置いておいて事実で考えるってことを咄嗟にできたんだね。ザ・男性脳って感じ?知らんけど(笑)」
 

爆笑「感情を先にすると自分の都合の良いように事実をねじ曲げる可能性があるからね。」

 
ひらめき「うん。ありがちだよね。困った時にそういう風に【事実ベース】で物事を考えられる習慣があったら、冷静に対処できそうだよね。」
 

爆笑「うん、そうだね。で、依存を断ち切るにはどうしたらいいの?」
 

ひらめき「依存っていうか、やめたいのにやめられない時の対処として、お母さんが通っているアドラー心理学の先生が言うには、『気づきと覚悟』だって言ってたよ。

まずは、自分の状況を理解して、何が問題になっているのかに気づく。気づいたら、それをやめる!って覚悟する。人に宣言するのもいいんだって。「私はやめます!」ってね。それで、後は行動するだけ。そうやって人は変わっていけるらしい。」
 

爆笑「ふうん。シンプルでいいね。まずは分析・理解。問題点がわかったら、覚悟して行動する。じゃあさ、僕は今日早く寝て朝早く起きることを宣言するよ。」
 

ひらめき「うんうん。いいね!寝つきが良くなるドリンクがあるから、それを飲んで寝てみたらいいよ。」
 
 
 
そして、息子は宣言通り、早めに寝て次の日の朝は8時に起きてきました。
 
そして一言。
 
爆笑「やっぱ、覚悟だわ。」
 
 
 
それからはちゃんと朝に起床するサイクルに戻りました。
 
 

  ​息子がパソコンから離れられない本当の理由

 
 
この話、依存症かもよ?っていうテイで息子と話し合っていますが、私の真意はちょっと違っていて。
 
息子の場合はアディクション(嗜癖)とは違うものだと思っています。
 
 
 
アディクション(=依存症・嗜癖(しへき))とは、依存症用語で、
 
ある習慣に「不健康にのめりこんだ・はまった・とらわれた」状態のことです。
 
ゲーム依存症、アルコール依存症、摂食障害、共依存もアディクションです。
 
アディクションについては過去に本を読みまくって勉強し基礎は理解したので、自己責任の素人判断ですが、息子はこの状態ではないなあ・・・。って思っていました。
 
だから、あえて話のネタとして『依存症なんじゃない?』と持ち出したのです。
 
 
 
たぶん、このパソコンから離れられないっていうのは、発達障害の過集中だと私は思っています。
これが、切り替えがうまくいかない、という特性にも繋がります。
 
 

↓【発達障害サバイバルガイド】の著者、借金玉さんの実例はめちゃくちゃわかりやすいです。

大人になっても、過集中のコントロールは難しいようですが、自分の特性を理解して対処法を編み出していらっしゃるので、とても参考になります。

 

 

 

 

このリタリコの記事では対処法として

 

 

    

集中していると時計を見なくるという場合には、時計やスマートフォンのアラーム機能を活用する方法があります。

 

例えば30分経過ごとにアラームを鳴らして休憩をとる、寝る時間になったら鳴るようにするといった設定をしていきます。

 

このときに大切なのは、子ども自身がアラーム設定をする、自分で決めるということです。 

 

 

 

このように書かれています。

 
でね、よくよく聞くと、息子は対処策をちゃんとやっているのです。
 
自分が集中すると、時間を忘れてのめりこんでしまうことを知っているので、息子はそれを阻止するために、【夜の12時になったらパソコンを自動的にシャットダウンする設定】にしていました。
 
それを聞いて私は
 
ひらめき「???パソコンが自動的に切れるのに、パソコンから離れられないの?」
 
と意味が分かりませんでした。
 
すると。息子が
 
爆笑「ああ、パソコンが自動的に切れる設定はしてるんだけど。それを無効化するプログラムを作って入れてるからね。」
 
 
ああん?滝汗
 
なんですと?ゲロー
 
 
ちょ、ちょい待てパー
 
せっかく自動シャットダウンの設定をしているのに、それをわざわざ無効化するプログラムを作るってどういうこと!?
 
マジで意味不明タラー
 
理解に苦しむ。
 
なんでやねん!案件である笑い泣き
 
そんな二度手間、普通はしない。
 
ああ、息子はフツーでないから、そういうこともあり得るのか。
 
 
 
 
だからパソコン使いたい放題。
 
何やってんだ。
 
面白過ぎるでしょ。息子よ。
 
コレ聞いて、絶対ブログのネタにしてやるって思った(笑)
 
さらには
 
爆笑「今度は、【パソコン自動シャットダウンを無効化するプログラム】を更に無効化するプログラムを作ろうかな?いや、そのプログラムの保存先を神出鬼没にして自分でも見つけられないようにするプログラムを作ろうかな?」
 
とか意味不明なことを言って
 
爆笑「それってただのウイルスやん!」って自分でつっこんで爆笑していました。
 
なんや、ようわからんけどそのスキルと情熱を、他のものに使える日がくるといいのう・・・
 
頼むからフツーに寝てくれ・・・(笑)
 
と遠い目をしたオカンでありましたぼけー
 
 
 

今回、息子の過集中に「気づきと覚悟」が効き改善できたのは、たまたまだったのかもしれません。

 
 
おそらく、身体はしんどくても精神が非常に落ち着いているから、できたこと。
 
色んな方法で自分の特性とうまくつきあうのを開拓していけばいいんじゃないかな~って思いました。
 
 
 
 
 

もうね、こういうの投入して良いと思うんだよね魂が抜ける

 

 
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