婦人病と20年 絶対知るべき女の憂鬱 -2ページ目

婦人病と20年 絶対知るべき女の憂鬱

ハタチで受けた卵巣嚢腫摘出手術。
それから20年。
3回目の手術で巨大卵巣嚢腫と共に子宮も卵巣も全部摘出し、これで終わったことを切に願う。

男性の皆様、女って大変なんだぞ。
女性の皆様、どうぞ気を付けて。

これは他人事じゃない、誰もが知るべき事。

ある日、膣の入口にしこりを見つけてしまった私。

婦人科受診したところ、それはバルトリン腺嚢胞だろう、とのことでした。


でも医師の先生にそう言われたものの、正直あまり安心はできませんでしたよ。


ホントのホントに癌じゃない?

ただ愛液が溜まってるだけって、絶対間違いない⁉︎


だって、別に詳しい検査をするわけでもなく、先生が目視+ツンツンとつついて触診しただけですから。


でも『ほぼ間違いなく』バルトリン腺嚢胞だと、言い切る先生。


そう思う理由を伺うと、①位置的にバルトリン腺のある部分(時計で言うと、膣の少し後ろの5時と7時の位置)だから。②感触がブヨブヨして柔らかいから。と説明されました。




そして、今後どうしたらいいかという問いには、『放っておきなさい』と。


バルトリン腺嚢胞の治療はいろいろあり、切開して溜まっている膿などを出したり、針で穴を開けて吸引したりすることが多いそうです。


しかし、そうして一度出したところで、また再発してしまうことがよくあるそうで、あまり意味がないとのこと。


再発を防ぐために手術によって永久的な開口部を作ることもあるようですが、今回の私のケースはまだまだ極めて軽症であるため、とりあえず様子見で良く、悪化してきたら考えよう、とのことでした。




軽症の場合、これは放っておいても勝手に治るかもしれないものだそうです。


あとは、毎日何度もお湯に浸かる坐浴で自力で治せたり。


ただ、40歳台の出産経験のある人はなりやすいらしいですよ!


そして、40歳以上の人はあまり放置せず、しっかり治療することが必要になることが多いようです。

(私は40歳以上なんですけどね…)




こんな病気があること自体初めて知った私。


治ったとしても再発する厄介さもあるし、また新たな悩みができてしまったと、深くため息をついたのでした…。




次回、バルトリン腺嚢胞持ちのセックスについて語りましょう。