これは、更年期とか全摘出手術とかはおそらくあまり関係のない話なのですが、誰もがなるかもしれない女性特有の病気なので、せっかくだから書いておきましょう。
ある日のことです。
カンジダ治療でお薬を使った時に、陰部に触れていて気付いてしまいました。
『あれ?ナニコレしこりができてる!』
それは膣の入口あたり、少し中に指を入れた所にあり、1.5㎝程の大きさのしこりでした。
別に触っても押しても痛くはありません。
そこまで硬くはなく、ちょっと柔らかめ。
1.5㎝なんてそこそこ大きいですが、いつからあったのやら全く思い当たらない。
焦りましたよ。
なんせ“しこり”って、嫌な響きじゃないですか。
『まさか腫瘍⁉︎ガン⁉︎』
と不安になり、すぐに婦人科を受診しました。
内診の結果。
“バルトリン腺嚢胞”だろうと。
知ってます?この名前。この病気。
私は知りませんでした。
簡単に言うと、俗に言う“愛液”、性行為で“濡れる”時に分泌される液体(バルトリン腺液)が出てくる穴が詰まってしまって、出て来れずに溜まってしまっている状態なんだそうです。
私の場合、ただ溜まってしまっているだけだったため痛みもなにもありませんでしたが、これにより炎症が起きてしまうと、膿が溜まって、酷い時にはゴルフボール大ほどに腫れ上がり、歩けなくなるほどの痛みが出るそうで。
怖っ!!!
分泌の穴を傷付けてしまったり、菌などに感染したりするとこうなることがあるらしいですが、今回のきっかけがなんだったのかわかりません。
あくまで推測ですが、私の場合カンジダになったことがきっかけで、こんなことになったのではないかな、と勝手に思っています。
それか、しばらくその液体をほとんど分泌してなかったせいとか……。
万が一そんな理由があるとしたら、なんだか悲しい(苦笑)
…まだ長くなるのでその後のお話は次回にします。