動悸とホットフラッシュ、そして睡眠障害。
これらは更年期症状を代表するもので、なんとなくイメージはしていたのですが、それが実際に日々の生活にどう大きく影響するか、体験するまで私はいまいち理解できていなかったように思います。
ずっと大人しく座っていても、動悸のせいで心臓が踊り続けると、それだけで夕方にはなんだか疲れ果てているんですよ。
そして少し動くだけで、なんだかひどく息も切れます。
もちろん手術による体力の低下というのもあるのでしょうが、ここまで急激にガクンと疲れやすくなったというのは、ホルモンバランスの影響がかなり強い気がしました。
以前のブログで記載をしていることですが、私は退院後、約1ヶ月で仕事復帰をしています。
仕事は事務職で、あまり動かないで済む内容。
それでも辛くて、1ヶ月しか休みをとらなかったことを本当に後悔したのですが、その辛さの3分の1程度は、この更年期症状に由来するものだったかもしれません。
もちろん個人差はあるものですが、卵巣を全摘出するという方も、そうではない普通の更年期障害の方も、生活全般に関わるこの疲れやすさというのはあまり舐めない方が良い気がします。
私は有難いことに、不安感やイライラは出ませんでしたが、そんなメンタル面での不調も出やすいという更年期症状。
周囲の方にも、是非理解をして頂きたいものですね。