術後起きた更年期症状 ④息切れ・疲れやすさ | 婦人病と20年 絶対知るべき女の憂鬱

婦人病と20年 絶対知るべき女の憂鬱

ハタチで受けた卵巣嚢腫摘出手術。
それから20年。
3回目の手術で巨大卵巣嚢腫と共に子宮も卵巣も全部摘出し、これで終わったことを切に願う。

男性の皆様、女って大変なんだぞ。
女性の皆様、どうぞ気を付けて。

これは他人事じゃない、誰もが知るべき事。

動悸とホットフラッシュ、そして睡眠障害。

 

これらは更年期症状を代表するもので、なんとなくイメージはしていたのですが、それが実際に日々の生活にどう大きく影響するか、体験するまで私はいまいち理解できていなかったように思います。

 

 

 

ずっと大人しく座っていても、動悸のせいで心臓が踊り続けると、それだけで夕方にはなんだか疲れ果てているんですよ。

 

そして少し動くだけで、なんだかひどく息も切れます。

 

もちろん手術による体力の低下というのもあるのでしょうが、ここまで急激にガクンと疲れやすくなったというのは、ホルモンバランスの影響がかなり強い気がしました。

 

 

 

以前のブログで記載をしていることですが、私は退院後、約1ヶ月で仕事復帰をしています。

 

仕事は事務職で、あまり動かないで済む内容。

 

それでも辛くて、1ヶ月しか休みをとらなかったことを本当に後悔したのですが、その辛さの3分の1程度は、この更年期症状に由来するものだったかもしれません。

 

もちろん個人差はあるものですが、卵巣を全摘出するという方も、そうではない普通の更年期障害の方も、生活全般に関わるこの疲れやすさというのはあまり舐めない方が良い気がします。

 

私は有難いことに、不安感やイライラは出ませんでしたが、そんなメンタル面での不調も出やすいという更年期症状。

 

周囲の方にも、是非理解をして頂きたいものですね。