術後の痛み 1ヶ月後~2ヶ月後 | 婦人病と20年 絶対知るべき女の憂鬱

婦人病と20年 絶対知るべき女の憂鬱

ハタチで受けた卵巣嚢腫摘出手術。
それから20年。
3回目の手術で巨大卵巣嚢腫と共に子宮も卵巣も全部摘出し、これで終わったことを切に願う。

男性の皆様、女って大変なんだぞ。
女性の皆様、どうぞ気を付けて。

これは他人事じゃない、誰もが知るべき事。

 

 

 

私は退院の約1ヶ月後、仕事に復帰しました。

内容は事務職。

基本、座ってパソコンに向かって行う、動きの少ない仕事です。

 

復帰前も毎日散歩に出掛けて体を慣らしていたつもりでしたが、やはり仕事となると、たとえ事務職でも運動量が違います。

 

だって、通勤というものがありますから。

 

普通なら、徒歩と電車で片道約45分。

または、自転車で約20分。

 

復帰して10日ほどは無理をしたくなくて、贅沢にもタクシー通勤をしていました。

 

 

 

体を使う仕事に比べればデスクワークの負担なんて微々たるものですが、それでも意外と辛いものです。

 

普通に座っていると、もろに傷口のあたりに腹圧がかかってしまうから。

あまり圧がかからないようにふんぞり返って座ったら、それはそれでお尻や腰が痛い。

多分、入院と療養による筋力低下も原因になって、ただ長時間座ることがかなり辛かったですね。

 

そして通勤だけでなくやはり多少の動きはありますから、毎日毎日、帰宅する頃には歩く度にお腹の中の傷がジンジンと痛みます。

夜のうちにおとなしくしておくことでなんとか回復させて、翌日朝は痛みなし。

そしてまた帰宅する頃には痛い。

 

そんな日々が続きました。

 

 

 

さらに、退院後1ヶ月半以上経った頃のこと。

仕事中の午後、突如強めの腹痛が。

 

内部の、刺すような痛みです。

強い痛みはすぐに治ったため、緊急受診は考えず、様子見としたのですが、その後あきらかにおかしくなりました。

 

前々から時折走るチクチクやズキっとした痛みが頻回になり、歩けばすぐに傷に障っている感覚。少し気分も悪い。

 

また、タクシー通勤に逆戻りです。

 

 

 

この痛みが結局なんだったのかは分からずじまいでしたが、待ちに待った次の受診の際には、念のため血液検査と尿検査をお願いし、大丈夫そうだということを確認しました。

 

この検査も自分からお願いしないことには、きっとやってもらうことはできませんでした。

先生の表情と口ぶりは、「今もう治まってるなら、そんなのやらなくても…」な感じ。

内診もしてもらえなかったですし。

 

とにかく血液検査で炎症反応が出ていなかったからOK、ということで、自分を安心させた私でした。

 

 

 

腰とお尻が辛すぎて頼ったのがこれ  ↓↓↓