近江鉄道ミュージアムの保存車両(前編)[閉館] | ななのこべや

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※注:2018/12に閉館。車両は一部を除き解体済。

 

近江鉄道から、彦根駅構内にある「近江鉄道ミュージアム」を12月8日(土)をもって閉館するとの発表がありました。
最終日には、感謝祭が開催されるそうです。

「近江鉄道ミュージアム」は、近江鉄道彦根駅の構内に開設されていて、近江鉄道で活躍していた、古い機関車や貨車等が保存展示されています。
ただ、保存するにも小さな会社なので費用もかけられず、ほぼ放置状態。
一部は解体されたそうです。



資料館 兼 グッズ売店
大正9年に変電所として建てられたもので、その後、事務所に転用。
ミュージアム開設にあたって、木造風に外壁を装飾し、資料館になりました。


近江鉄道のマスコットキャラクター「ガチャコン」
歩く姿がぴょこぴょこしてかわいい。


ED31形
元を辿れば、長野県にあった伊那電気鉄道のデキ1形で、戦時中に路線が国有化された際に鉄道省(⇒国鉄)に編入、その後、近江鉄道に譲渡されました。
3号機


4号機


ロコ1100形1101号機
元は関西にあった阪和電気鉄道のロコ1100形で、製造はこの1両のみでした。


220形226号車
いろんなパーツを寄せ集めて製造された、両運転台の電車です。
226号車は、営業運転からは引退しましたが、工臨けん引用として残されています。

 

 


チ10形チ11・チ12
レール運搬用の貨車で、名目上は500系電車の改造車です。
そのためか、電車用の空気ばね台車「FS40」を履いています。

 


〔訪問日:2018/05/05〕
続きます~(-ω-)/