投資とフェアトレード | 高津玉枝のフェアトレードから見える希望の未来

高津玉枝のフェアトレードから見える希望の未来

流通業界で長年仕事をしてきました。自分たちの買い物が世界につなりさまざまな影響を与えているのだと実感。持続可能な社会にむけて行動する人を増やすために、フェアトレード商品が気軽に購入できるようにと活動中です。

 

日経平均株価が4万円を超えて史上最高となりました。

新NISAもあり、投資への関心が高まっているようです。

 

さて、一見関係ないような投資とフェアトレード。

投資の定義をどうとらえるかによって、大きくつながっています。

 

 

 

 

 

著者の藤野さんの言葉

 

「投資とは お金や時間や情熱を使って 明るい未来を作る行為」

 

うんうんと、深くうなずいてしまいます。

 

実は、買い物って一番大きな投資なんですよね。

効率やコスパばかりに目が行きがちですが

 

どんな会社を未来に残したいのか

どんな商品を大切にしたいのか

 

そうしたことを考えて、買い物をすれば、

それは投資となって、明るい未来につながります。

 

フェアトレードはかわいそうな人を助けるとか、寄付に近い感覚の人が多いけど

虐げられている少数民族の人たちが作っているものとか

環境配慮した素材だけを使っているとか

障碍者の雇用を生み出しているとか

現金収入のための違法な森林伐採が止められるとか

 

それぞれの商品に背景があって、

その人たちの未来 にとどまらず

地球という同じ船に乗っている私たちの未来につながっているのだと思うのです。

 

なので、フェアトレードの商品を買うことは、より良い未来への投資につながっていると

私たちは思っています。

 

エシカル伝道師

高津 玉枝(タカツ タマエ)