バンコク WFTO-Asiaサミット 報告  | 高津玉枝のフェアトレードから見える希望の未来

高津玉枝のフェアトレードから見える希望の未来

流通業界で長年仕事をしてきました。自分たちの買い物が世界につなりさまざまな影響を与えているのだと実感。持続可能な社会にむけて行動する人を増やすために、フェアトレード商品が気軽に購入できるようにと活動中です。

報告が遅れていますが (^^ゞ
10月19日からバンコクで行われた、
WFTO-Asiaの国際サミットに参加してきました。
 
世界各国 29か国から 200名以上のフェアトレード関係者が集りました。
なかなか アグレッシブなサミットでしたよ。

 

 

 

サミットでは、朝からぎっしりとセッションが詰まっています。
基調講演としてお話ししてくくださったのはミャンマーの政府担当経済アドバイザー  Aung Tun氏です。

2015年9月25日の「持続可能な開発サミット」で、国連加盟国は「持続可能な開発のための2030アジェンダ」を採択された、持続可能な開発目標(SDGs)をもとに、お話をされました。
もはや、以前のMDG'S(ミレニアム開発目標)が、途上国の開発目標であったのに対して、SDG'sは先進国もとりくまなければいけない。重要性を理解し、みんなで力を合わせましょうという呼びかけでした。

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二日目は Rudi Dalai氏。

WFTO-Globalの代表です。彼はフェアトレードの世界における役割と、そして、今ではフェアトレードでサポートするのは途上国ばかりではなく、イタリアのローカルにもフェアトレードの考えが必要であると。フェアトレードの普及が大企業に広がっていることを歓迎する一方、小規模生産者が取り残されていくなど、危惧についてもお話しされました。

どのセッションも会場からは質問が飛び交い、時には会場が議論の場になることも。参加者の自分事として取り組んでいる様子が、伝わってきました。

 

 

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