ブックスタンドより


ぼくは津波に『バカヤロウ』と言いたい。何もかもうばっていった津波」(翔 12歳)

 「長い夜、長い一日がすぎ、原発が、ばく発し、家族で山形にひなんし、人のあたたかさが、かんじられました。大人になって、またこのようなことがあったら、次は、私が助けてあげたいです」(眞奈 10歳)

 「ぼくの家は、つなみで、二かいだてだったのに一かいがどこかにながされて、二かいだけになってしまって、とても悲しかったです。いつかまた、つなみにあった家をとりもどしてそこに住みたいです」(道生 9歳)

 「それから毎日毎日、ふだんの生活じゃありませんでした。家族にも、めいわくかけたくなかったから、言いたい事も、がんばってがまんしました」
(真耶 10歳)

 「新しい学校では、なかなか、お友だちが作れなくて、早くもとの学校に帰りたいと思いました。でも、だんだんとお友達ができました。彩夏ちゃんは、どうしてたの、ちがう学校に通っていると聞いたけど、お友達は、たくさんできましたか」(妃那 11歳)

 「しかし! 私達は、元気です。もし、世界のどこかで、大きな災害が起きたら(本当は起きてほしく無いです)、私達が、おん返しをする番です」(美結 9歳)

 「地震の前までは、しょうらいのゆめは自分の楽しいことだったけど、今は、みんなのためになることを考えたりしているよ。みーんなが安心できるようになったかな」(響子 9歳)

 「友達を亡くした悲しみを背負い、たくさんの人の役に立てるようがんばっていこうと思っています」(星奈 13歳)

 「福島は、おいしい果物や、野菜がたくさん採れます。豊かな自然にめぐまれた、とても美しいところです。今はまだ、よい状況とはいえないけれど、少しずつ、復興に向けて、努力しています。みなさん、いつか、福島へ遊びに来て下さい」(佳奈 12歳)


 辛い状況にあっても、子どもたちの言葉からは、自分のことよりも、友達や家族や生まれ育った土地を気遣う様子がうかがわれます。その強い心は、岩手県宮古市の鍬ヶ崎小学校学習発表会で6年生たちが語った「輝こう鍬ヶ崎」の次のような一節に現れています。

 「宝物とは『物』のことじゃない。本当の宝物とは『人』のことなんだ」


*東北の子どもたちの作文は、NHK東日本大震災プロジェクトの海外向けサイトで世界に発信中。世界から温かいメッセージも寄せられています。
http://www.nhk.or.jp/japan311/voices-letter.html  



だけど、くじけない―子どもたちからの元気便/長倉洋海と東北の子どもたち
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くださいと下さい (J-castニュースより)


日本広報協会より


「クダ」の部分を漢字にするか仮名書きにするかは、意味や用法によって使い分ける必要があります。

  1. 漢字を使う場合
    「飲み物をクダさい」といった実質動詞(「くれ」の尊敬・丁寧表現)の場合は、「下さい」と漢字書きにします。
  2. 仮名書きにする場合
    「お飲みクダさい」といった補助動詞(何かをお願いするときや、敬意を表す尊敬・丁寧表現)の場合は、「ください」と仮名書きにします。


知らなかった・・。



マイナビより

銀行では、支店単位で残高を管理

銀行の営業時間については、銀行法施行規則で「銀行の営業時間は、午前九時から午後三時までとする」としているのが、3時閉店の根拠の1つ。そして、閉店後はその日あったお金の出入りを確認する作業をしています。

銀行では、支店単位で残高を管理しています。


3時に支店を閉めたあと、現金を抜いて集め、金庫に入れる、という流れ。


窓口でお金を出し入れする際には、顧客や窓口の職員が書く伝票を使うため、閉店後、実際にある現金と伝票の内容が合っているかどうかを照合する必要があります。照合して計算が合ったら、伝票を箱に詰めて保管します。


支店の規模にもよりますが、伝票は毎日何百枚もあるので、この作業にはある程度時間がかかります。よく「1円でも合わないと帰れない」と言われますが、これは大げさではなく事実。ただ実際には、1円というより、例えば伝票1枚といったレベルだそうですが。


珠恵も金融機関勤務のお気楽OLでした。



お金の出し入れのときって、なんであんなになにもしゃべらずにもくもくと作業するのかなっていつも思ってました。数えながらやっているからなんですね。しゃべりかけたら、返答はかえってこず、いち、に、さん、し~とか、お金数えてますって態度で答えるひとがいてたわ。

金庫にあるお金って、ちょっと積み上げたら、5~8億円くらい。サラリーマンの生涯稼ぎは1億といわれているから、その何倍にもなるんだね。

「これで5~8億円か。高さや幅は大したことないなっ」てそのときは思っていました。自分のお金じゃないし。でも、そのお金で泣き笑いをする人のなんと多いことかと。


お金に縛られない生き方をしたいと新卒のころから思っていましたね。


入職してはじめて、銀行の広報誌をぱらぱらとめくったときに、先輩職員の体験談みたいなのが、載っていました。

蔵の財よりも身の財、身の財よりも心の財が大事っていうことを書いている人がいて、なるほど、と思った珠恵です。心根のよさをつちかっていくことは、財産にましてとても大事なこと。



伝票が一円でも合わないと必死になって探しました。もう一回、二回と再度計算したり。

自分が原因だったっていうことがわかると、赤面。上司とつれだっていろんな部署にあやまりに行きます。珠恵は働いているときに一度だけやっちゃいましたね。本当のイージーミスなんだけど、上司も再度のチェックも通りぬけてしまっていたので、ふたりの連帯責任になるんですよね。


珠恵なんてその後、異動になって、そんな作業はしない部署になりました。

OLってお気楽だったけど、長いこと働く職場でもないと思いました。だからキャリア転換したわけだけど。


とにかく、銀行って3時に閉まるけど、それからが勝負なのよね。定時に帰ったことなんてなかった。

出入りのお金が多ければ多いほど、伝票もたくさんになるわけだから、その分作業も増える。月末は11時になったこともあるわ。本当にずーっと伝票見て計算するだけだから、とっても疲れたのは今でも覚えているわ。

その後、専門職になったとき、報告書作成で11時とか自分で残業すると決めて残るのとはわけがちがう。

1円が合うまで、エンドレス、の世界は怖いですね。



週刊女性セブンより

現在、急性リンパ性白血病で抗癌剤治療を行なっている大塚範一キャスター(63才)が、18年にわたってレギュラーを務めてきた『めざましテレビ』(フジテレビ系)を降板することが発表された。


めざましテレビの降板だけでなく、めざましテレビ自体が他の番組に代わるらしいですね。珠恵はローカル「おはよう朝日です」派なので、めざましテレビはあまり見ないのですが、めざましテレビの顔といえば、大塚範一キャスター。いつもにこにこしているイメージがありました。 

 あまりにも急な白血病という闘病を余儀なくされたこと、無念の思いでいっぱいでしょう。心中をお察しすると何とも言えない気持ちになります。



抗がん剤の激しい副作用に苦しんでいるという大塚さんをさらなる苦しみが襲った。2月初旬、最愛の母(享年94)が亡くなったのだ。

 母の死を知ったとき、大塚さんは無菌室のベッドの上にいた。頭にはビニールの帽子をかぶり、面会も限られた時間しか許されない状況のなかでの訃報に、大塚さんはむせび泣きするしかなかった。大塚さんのいちばん上の姉が、そのときの様子をこう振り返った。

「母のことを伝えると、声もなく泣いていました。親ですからね。自分の病気のこともあるし、情けなかったんでしょう」

 息子として何もできぬ自分を責める悔恨の涙。体調はかなり悪く、通夜・葬儀の出席も叶わなかった。


お母様のご冥福をお祈りし、ご自身のご快復をお祈りいたします。