「ねえ、来年の、いい日記帳をもらっちゃったんだけど、何を書こうかしら」

情報通で、面白いことを見つけるのが得意な私の師匠(ずっと年下だけど)が、
そんなことを言ってきました。
私が今年からなんとなく凝り始めたノート作り、そのきっかけになってくれた人です。

私は知らなかったのですが、いろいろなタイプやサイズのノート
中にはノートの中の逸品としてよく取り上げられるものなどがあり、
そこにマスキングテープその他を使って楽しく飾りながら
ノートを取っていく人がいるのだとも、彼女から教わりました。

教えてもらったYoutubeのガンブみで、ノート名人のアイデアをガイド楽しく見ていたら、
この友人から、スマホの写真を印刷できるミニプリンタをプレゼントされました。
誕生日でもなんでもないのに。
ありがとう!





スマホとBluetoothで接続した手のひらサイズのプリンター。

そこからジコジコ大慌てで出てくる写真は、粒子の洗い白黒で、
裏紙を剥がすとステッカーになっていて、すぐに貼れます。
いろいろなトーンを選ぶことができて、楽しいです。
これを貼りながら、いろいろノートに書いていくのは楽しそう。

二人で

私はこのノートのドット罫を使っているの
私はドットだと行が曲がるので横線にしたよ

などやり取りの挙句、ようやく辿り着いたのが、このノートです。



めちゃくちゃ書きやすくて可愛いです。

私はこのノートを、今年の10月から「いいことだけを書くノート」にして、書き始めました。







1日目は、1年4ヶ月ぶりに日本に帰ってきた長女と家族の、1週間足らずの短い記録です。
玄関に靴がひっくり返っているのさえ嬉しかった。
この間食べてものの写真も入れました。
オムライス、ラーメン。
和食もたくさん作ったなぁ。
娘たちが食べるから、好きだからといつも買っていた食材を
夫婦二人になってからは買わなくなって早や1年半。

家族のために料理をし、
「おかわりある?」「あれ作って」「美味しかった」
と言われるのが、長年の蜜の味でしたが、
そこはもう諦めるものと思っていましたが、いや〜、この1週間楽しかったです。



その次に少し時間を置いて、帰省もしました。
次女と一緒に出発し、長女の住むところも訪ねた3週間の毎日を書いてみました。




コロナを挟んで何年も会えなかった友人や親戚に会うこともでき、
この先もこんなことはなかなかない機会だと思えて、
写真をつけて書き綴れることのしあわせを感じました。



今までやってみた日記としては、グリッド・ダイヤリーというアプリがありまして、
綺麗なカラー写真と一緒に、少しのサブスクチャージで自由にいくらでも書けるのですが、
私は自分が去るときは、デジタル記録は消してもらうことになっています。
だからこれはいいかなもう、と。

ずっと書いてきた家計簿や日記も、私以外の人には本当に無用のもの。
これももうすぐ処分すると思います。

そう、日記というのは、書いている人間が、書いている間に楽しむものなのですよね。




で、今は3年メモというのをつけています。



去年の10月に買ったので、1ページ目が10月に始まるので良いのですが、
日記は1月1日に始まってほしいと思い込んでいるので、
GoogleCalendarを見ながら、1月から10月までやったことを書き写しました。
我ながらご苦労さんです。

3年メモは、できるだけ続けます。
変わっていく気候や、世界の戦争や、自分が年をとりながらやめていくこと、
続けていっているもの、でもやがてやっぱり、やめたもの・・の記録として書きます。

そして、この3年メモと、「いいことだけノート」は、どこかに残していきたいなぁと思っています。


私は

「おかんの骨は、お金を残しとくから人造ダイヤにして、
表札にでもくっつけておくのはどお?」

と娘らに言って

き〜もっ!

と言わたことがあります。

ちょっと分厚くて邪魔かと思うけど、この2冊は持っておいてもらいたいな〜と、
密かに希望しているのですけれども、子供からしたらこれも重いかな。
重いですよね。


でもま、3年メモも いいことノートも、とりあえず、楽しく書いています。


そうそう、最近始めたのが、体メンテメモです。
ジムに行った日と、歩数と、禁酒できたかどうかを、
無印の100円のマンスリーノートに書き始めました。
運動は好きではないですが、禁酒できたかどうかメモは、結構うまく行っています。





この全ても、まあもう、要らないや、と思う日がきっと来るのでしょうね。

書いている時に楽しければいい、ってことで・・・。