頼りの夫に、いろいろ聞きたいことがあったのですが、
出発前夜は東京出張から遅く帰る予定。
機内持ち込み手荷物を詰める前に眠くなってしまい、
翌朝思い切り早く起きて、夫のことも起こして、
いろいろ質問しようと、この晩は早く寝ました。
ところが、起きてみると夫が家にいません。
あ、あれ〜?
「前日の東京での仕事が長引いてそっちに泊まり、
今、直接職場に向かっております。
元気で行って来てNE」
というようなメッセージが届いています。
心配性の私は、いちいち夫に確認する癖があるので、
これには参りました。
いちいち大丈夫と請け合ってもらいたいという、
甘えがあるのです。
これを機に、そんなことは卒業しようと思いました。
機内持ち込み荷物を詰めながら、
それでも新幹線で移動中の夫に、メールで確認をします。
「何を忘れても、eチケットと荷物の受け取り票があれば、
とりあえず、飛行機には乗れるんだよね?」
とメッセージを送ったところ、返事が来ました。
「あとは、パスポートですね」
そうでした。💧
とっくにまとめてあるパスポートと、
荷物の受け取り票と、モバイルWiFiの受け取り表を確認します。
次女が、
おかん、生きて帰って来てねー
と言いながら登校したあと、長女が起きて来ました。
なんと、セントレアまで送ってくれるそうです。
ありがたくて、拝みたくなりました。
出発までに、野菜に追肥と水をやり、
トマトの芽かきを長女に教えていると、
実家の母から、母の日の花の礼の電話がありました。
実は、子供を置いて海外と言うと、
いろいろ物言いがつきそうなので、老親には言っていません。
直前に話せたのも、なにかありがたい気持ちになりました。
空港で荷物を受け取って、チェックインして身軽になります。
モバイルWiFiを受け取り、両替をし、お茶を飲み、お昼を食べました。
「送ってくれてありがとね。でもなんで?」
と長女に訊いてみたら、
「だって不安でしょ?」
よく見られていました。
ああ、一回でいいから、旗を持ったツアコンの人について、
何も考えないで海外旅行をしてみたいものです。🐒
じゃーおかん、楽しんで来てね。
長女は帰って行きました。
よく、
「tamadoさんは英語ができるから
別に全然いいじゃないですか」
と言っていただけるのですが、
そもそも空港は、英語を話さなくても、初めての一人旅でも、子供でも、
なんとか正しい飛行機に乗れるようになっています。
私でも猿でも、行けるはずなのです。
英語を話さなくても、正しい飛行機にのる人のほうが、
英語を話すけど、間違ったターミナルでじーっと待っていそうな私より、
どちらかというと偉いと思います。
ANAの飛行機は、新品のぴかぴかでした。
さらに、乗ってみますと、すごいことがわかりました。
自分の席が、ビジネスクラスの後ろ、
トイレとギャレーと、CAの人が座る席に近い、
目の前が2メートルぐらい空いている席だったのです。
これなら通路側でなくても楽勝、
しかも、荷物はいちいちCAの I.佐藤さんが
高い棚や、特別の隅っこに、入れたり出したりしてくださいます。
こんな幸運は、カンタス航空が、
妊娠中だからと、ビジネスクラスにしてくれたとき以来。
もう、今年の運は使い果たしたかもしれません。
夕食と朝食が出て、映画を2本半見て、
ちょっと寝たら、もうシアトルに着いてしまいました。
11時間半飛行に慣れていますので、
シアトルまでの8時間半はあっという間でした。
迎えの生徒が、案内所で聞いた場所で待っていてくれたそうですが、
そこが、特別に大きな荷物を持って来た人ようのところだったため、
二人は別のところに待っており、30分ぐらい会えませんでした。
では、LINEかメールで連絡しなくちゃと思って、
頼みの綱のモバイルWiFiに電源を入れました。
このMobile WiFiですが、
セントレアでお茶をしながら長女が、
おかん、今ここで電源を入れちゃ駄目なんだよ?
現地で電源入れたら、ここに書いてあるのが出てくるから、
それ押して、このキーを入れるだけだから、大丈夫だからね?
噛んで含めるように、教えてくれました。
ところが、機械のそのWiFiの名前と、キーを印刷したシールが貼ってあるのに、
最初から、そのお名前がグローバルWiFiだと思っていたもので、
ないなぁ、ないなぁ、と悩みました。
空港のフリーWiFiも、繋がったかと思うとすぐ切れます。
連絡手段がなくてお迎えを待っていたこの30分は、結構地獄でした。
あと、この前アメリカに来た25年前に比べ、
セキュリティチェックがすごく厳しくて、
10本の指を、電子的に指紋チェックするのですが、
あなたの指は非常に乾いていて読み取れない。
ここの表面に全部の指をこすりつけて、やりなおすように。
と言われました。
厳粛な場なので、
「加齢による乾燥でしょうかね」
などと言っても、絶対スルーされると思ったので、
さすがに控えました。
やがて、キョロキョロしながら探しに来てくれた生徒に捕獲され、
針葉樹の多い緑のシアトルの街を走り抜けて、生徒のお家に連れて行ってもらいました。
去年帰国の時には彼女のお腹にいた赤ちゃんと、
レッスン中に画面の外で吠えていた犬たちにも、
初めて会うことができました。
いよいよ2週間弱のお休みの始まりです。

出発前日、しばらく食べられないかなと思って、
長女と二人回転寿司で思い切り食べました。

こんないい席初めてでした。