こってこてにお化粧をしていたときは、
顔を落とす、
あ、顔を落とすなんて普通言わないのか、
うちだけ?
メークを落とすっていうのかな。
それはまあ、ちゃんとクレンジングしていましたが、
どうも、肌の調子はよくなかったです。


聞くところによると、顔の肌ほど、
人間が手で触れるところはなく、
肌は、手で触れれば触れるほど、よろしくないそうです。


  ええ~、そんなぁ・・。


それが何より証拠には。


「手の触れない身体の皮膚、特に胸やお尻は、
おばあさんでさえ、綺麗です」


「顔を洗うのが一番良くなく、
耳のすぐ前の、顔を落とす洗う時さえあまり手に触れないところは、
ほーら、触ってごらんなさい、
綺麗でしょう?」


という、なんか 深くうなずきそうになること、

聞くことがありますよね。


まあ、もともと敏感肌というよりは、
出来のよくはない肌だったのでしょう、
常に調子はイマイチでした。


若かったから、まあこんなもんで。

見られなくはない、ぐらいの中途半端な状態のお肌でした。



肌荒れも、いつも決まったところにぽつぽつができて、
2~3日お化粧をしないで休ませる、ということがよくありました。


平たい顔族代表の私は、
ビフォーとアフターの違いが
ほとんどない、という自覚はありました。


お化粧をし始めたころ、学生同士でスキーに行き、

お風呂上りや寝起きが、別の人のよう、

ということがあるのを 初めて知りました。


私は、基本的にいつも、

ごみを出しに行くときも、気の張るパーティに行くときも、

何をしても、見違えるようになることは絶対にありません。



「し甲斐のないつくりの顔」であるため、
お化粧をしていない日に


「おお、何かあるの?

ばっちりお化粧なんかしちゃって」


と言われることがあり、

喜んでいいのかよくないのか、複雑な気持ちになることもありました。


やっぱり、腫れぼったい瞼って、

絶対に損ですよね。

何しても全然変わりがないんですから。



やがて、会社員になるとお化粧はどんどん手抜きになり、

していないというわけではない、

というようなレベルの顔で出かけるようになりました。


さらに、日本語教師になってから、

ほとんどしなくなりました。


それは、生徒からの影響をもろに受けたのでした。



イギリス系、アメリカ系の企業の女性の会社員で、
ほとんどお化粧をしていない人、


に、出会うことが多くなったためです。


日本に来て日の浅い彼女らから、よく、


・なぜ、日本の女性は、お決まりのようにロングヘアなのですか?
 

何か宗教的な理由があるのですか?
☝
(んなわけないだろう)


(当時は、ストレートロングや、カーリーロングの人がすごく多かった)



・なぜ、日本のように亜熱帯の国で、
 暑いパンティホーズ(パンストのことだそうです)を履いているの?
 暑くないの?
   ☝
 (いや、普通に暑いです)



と並び、


・日本人の女性はばっちりフルメークの人が多いですね。


と言われました。



で、そういう人は、薄化粧か、ナチュラルメーク
またはすっぴんの人が多かったのです。


もともとお化粧が楽しくなく(変身できなかったから)、
すぐ人につられる私は、


  じゃ、私もいいかな?


と、すぐにやらなくなっちゃったんですね。



私と同い年ぐらいで、パワースーツを着て、
すっぴんでも美しく、高給取りの人に会い、
ちょっとそこだけ、真似したかったのかもしれません。



そのあと、結婚した相手というのが、
稀に見るお化粧嫌い。


  女性はそばかすが美しい、


と常に言っている変わった人でした。


それにのっかり、本当にお化粧をやめました。


お化粧は自分のためじゃない、

自分が会う相手への礼儀。


ということをよく聞きます。


そういう意味で、礼を欠いた状態の顔で

外に出て行くのは、少し心苦しいです。


見苦しいなあとも思われているでしょうが、

そのお化粧による綺麗さがどうの、

という段階を、最近どんどん過ぎてきてしまい、

そういう問題でもなくなってきたのも本当です。


そうそう、お化粧をしなくなったころ、


なんでメークをしないの?

そういう主義?


と聞かれて答えていたのは、


「このごろ、お化粧しても綺麗にならないのに、
お化粧を取ると、それはそれで、

がっくりと汚い顔になるの。
だからやめた!」


でした。


これ、実感でした(泣)。



そうそう、
お化粧をやめた私をバックアップ?していたのが、
人から勧められた、「れんげ化粧水」という、
なんだかとても変わった化粧品でした。



それは、シンプルなビニールっぽいボトルで、とても安くて、
当時は有楽町駅前の交通会館の地下

ぐらいでしか売っていなくて、
使い方がものすごい変わっているんです。


売っている人も、買いに来る人も、

すごく入れ込んでいる感じの化粧水です。


売っている人の顔がいつも、濡れています。


常に対面販売で、実演しているからですね。


ご存知の方って、いらっしゃいますか。


つけるのは、このれんげ化粧水だけ。
そして、つけることが洗顔だ、っていうんです。


たっぷり、バシャバシャと、

顔の肌にのせるようにつけて、しばらくおいて、
ぬるま湯で洗い落とし、

ガーゼでこすらずに水分をおさえ、またつける。


そして、一日に5~6回、重ね付けをするのです

。

これだけなんですね。


お化粧もしてはいけないし、

顔も石鹸で洗わないんです。


だから、お化粧をする人や、
日焼け止めをつける人には、

ちょっと使いにくい製品だと言えるでしょう。



勧めてくれた人が美肌だったため、


 最初はしみる
 顔が、てかる
 外に働きに行っている人は、

 一日に数回重ね付をするのが結構大変
 お化粧ができない


などのいくつかのハードルをクリアし、
何年か使い続けてみました。


毎日、持ち歩いていたんですよ。


私、きれいになりましたっけ?

えー・・・・覚えていません。


その後の記憶もありませんので、
いつのまにかやめたのでしょうが、
れんげの方に非があったのではないと思います。


れんげもなにも、すべてやめた!
というのが、実感です。


稀に見る面倒臭がり、と言ってもよいでしょう。


今でもれんげ化粧水に対しては、
紹介されて、すごくいい人で、

つきあい始めたけど、深くはならなかった彼氏、
みたいな ほのかな思いを感じます。



そうそう、熱烈に勧めてくれた人ですが、
今はどうしているんでしょう、
お肌は今もってあのツルツルなのか。



カタツムリのパックを使い続けようかな、
と思っている今の私ですが、
居職になってわりと暇なのと、
顔をお見せして喜ばれる立場でもないので、
顔がてかるのなどは我慢できるから、

ちょっとまた、やってみようかという気もあります。



ネットで調べたら、すごい情報量です。
口コミも、さくらかそうでないか、わかりませんが、
使ってみての率直な意見、というのもたくさんあり、面白いです。
すっぴんを好む人って、世の中には意外と多いんですね。


れんげ化粧水


で、死ぬほどたくさん情報がヒットするので、

お閑な方は検索してみてください。


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