最終ぴぴん | 玉置千砂子のふふふの風

玉置千砂子のふふふの風

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いつもとちがう気分で地方に出発
静岡は清水で最終公演を迎える

清水が初めてならば
ピピンが終わってしまうのも感慨深い

こだまにのって、いつもとちがうような景色をみながら
トコトコ向かっております

「ピピン」は
故吉川さんに教わった作品

フォッシースタイルを
講義として教えるため英語の教本を翻訳することからはじめた

朱里先生に長年教わっていた事が
はっきりとスタイルとして認識できた

マジックトゥドゥ
コーナーオブザスカイ
エクストラオーディナリー
を使い、大学生とワークショップした

そして、まさかの本家本元に演助についての仕事

ゆうくん、くりちゃん、みえさんはじめなんだかもぅ
すごいメンバーで
アンサンブルもカッチリしてるし
アクロバットチームはほんとにこれが体育会系だし
スタッフもまあ凄いわけです

日本のミュージカル制作の穴も見えたわけですが
効率の良さは、日本人の技なんだと認識しました

ただ、ブロックランスルーした後に
舞台上ではじまる自由すぎるノーツは
それはそれで お互いの認識を共通にするための優しい時間なのかもと
思うようになりました

時間通りに カッチリ進める
しかない現場で育ってますので
切り捨てる冷たさを感じざるをえません

全公演をみて
口うるさくあーじゃこーじゃダメ出しして
それでもこの作品
何度見ても飽きません

次のシーンがわかっていても
歌詞が歌えても
結果を知っていても
楽しい

ラストに備えての場当たりスケジュールも
かなり精密につくりました
気がかりもいくつかあります

きっちり場当たりを終えて
日本のピピンの有終の美を飾る